ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

若大将のフィナーレ 【24時間テレビエンディング】

2022-08-31 11:09:06 | 雑感

 

先週末は日本テレビ系の24時間テレビのエンディングを視聴。最後はやはりこれ! サライの熱唱が最終を飾る。

 

今年はとくに加山雄三さんと谷村新司さんのコンビ熱唱に注目が集まった。加山雄三さんは3年前軽い脳梗塞を患い、それ以来、2022年の年内をもってコンサート活動はしないと宣言していた。24時間テレビで見られる若大将の姿と歌は、今回が最後なのかなと思えば万感迫る思いがあった。谷村さんとのふたり一緒の舞台姿が若大将としてのフィナーレだった。

ひときわ加山さんの熱唱ぶりが画面にアップされた。感極まる表情や最後を飾る必死さが美しくも見えた。

 

 

※お詫びと訂正
加山雄三さんのコンサートはしないというニュアンスの表現をしていましたが、正しくは2022年内まで開催されます。9月9日は東京国際フォーラム・ホールAで行われ、そして12月の豪華客船「飛鳥2」での船上ライブが最後のコンサートになります。

 

リポート&写真/ 渡邉雄二 写真は、日本テレビ系「24時間テレビ」を複写転載

 

尾道・文化紀行 https://asulight0911.com/hiroshima_onomichi/

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光明寺本堂に安置される法然上人の「張子の御影」

2022-08-29 12:26:30 | 文化想造塾「神社仏閣」

 

本堂に上がった時はすでに蝋燭の灯が落ちていた。本堂内では僧侶の方たちが片付けを済ませ堂内を立ち去ろうとしていたところだった。

法然上人が自ら造られたといわれている「張子の御影」を一目見たいと思い参上したが、残念ながら須弥壇の奥に安置されている御影は肉眼では見えなかった。

 

この張子の御影は、建永2年2月(1207)法然上人が75歳の時に造られた尊像で、弟子の罪により四国へ流罪された時に船の中で、同行した湛空が後の世の形見に何か形あるものを残して欲しいと申し出たことにより、母君秦氏からの手紙をもとに法然上人自ら造られたもの。身丈は一尺五寸(約45cm)の尊像である。

 

青々としげるモミジやカエデが境内を包み込んでいた。紅葉シーズンは紅黄色に染まり、見事な景観が楽しめる。

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二

 

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絵を通じて “生きる執念” を伝える 【画業60年の歩み<伊藤弘之>】

2022-08-28 14:58:26 | 絵画

85歳にして活動の領域を広げている方がいる。西宮市在住の洋画家・伊藤弘之先生。伊藤先生は独立美術協会会員で、天高く翔けるメリーゴーランドやカルーセル(回転木馬)をモチーフに、幻想的な空間を描く画家として知られている。

自宅をアトリエに精力的に制作活動しながら長年芸大で後進の指導にあたってこられた。また、自らが運営する西宮現代美術研究会で指導、絵画の楽しさや豊かな芸術文化の発展に貢献されてきた。

 

その長年の功績が認められ、最近では令和元年度の西宮市民文化賞を受賞された。それ以来、さらに画家としての領域がひろがり意欲的に活動を続けておられる。市民文化賞の受賞記念として、昨春、「カルーセルを主体とする、画業60年の歩み」と題して大作を含む90点が年代別に展示された展覧会が開催された。

また、昨年には世界遺産登録を目指す「鳴門の渦潮」の機運を高める、鳴門の渦潮に翔ける渾身のカルーセル3点(一枚は横2.59m、縦1.93m)が県民局(洲本総合庁舎内)に寄贈され話題を呼んだ。

 

 西宮市民文化賞を受賞記念の展覧会

 

寄贈された鳴門の渦潮に翔ける渾身のカルーセル3点

 

今年に入り、いままでの活動の功績が称えられ「紺綬褒章」を受賞された。また、兵庫県の芸術文化の振興に寄与したということで知事より感謝状が贈られた。画業60年の長きにわたる活動は止まらない。これからも命が続く限り「カルーセル」を描き続けるという。絵に対する深い執念が伝わってくる。

 

今月末から西宮現代美術研究会展が8月30日から9月4日まで西宮市立北口ギャラリー第3展示室で行われる。そのあと私の視点シリーズが続く。研究会展と同じく西宮市立北口ギャラリー第3展示室で「私の視点5」が9月13日から18日まで開催される。

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二

 

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空と地上のコントラスト 【「あの一枚」展】

2022-08-26 15:01:58 | 雑感

青く耀く空、

白雲から覗く青く煌めく空、

白雲と雨雲が混ざりあう空、

そして雨雲に覆われる空。

 

気象状況でさまざまな変化をもたらす雲によって空の表情が違う。

それぞれの時、空に向けてシャッターを切ると、

面白い、楽しい、そして美しい画像が写る。

 

今回の、「あの一枚」展は、

いろんな表情をもつ空と地上のコントラストの違いを楽しむ一枚となった。

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二

 

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生活スタイルにあわせ 【土御門仏所Ⅱ】

2022-08-25 15:51:24 | 日本の伝統技術

仏師、三浦耀山氏の工房を訪ねた際に、壁にこのような可愛らしい仏像彫刻作品が飾られていた。飾り物としてのものかと思いきや、壁に沿って下には、お輪にりん棒とお線香皿が台上に置かれていた。すべてを取っ払った仏壇ということのようだ。台上に写真を飾れば、毎日お参りができる。

 

仏像としては、家に伝わる信仰宗派の本尊、亡き人の信仰本尊、好きだった仏像などを飾れば毎日の祈りの対象になる。

今ではいろんな生活スタイルがあるのと同じで、こういう形もあってもおかしくない。

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二

 

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