ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

一隅に耀く

2022-03-31 11:13:56 | 雑感

今日は残念ながら阪神間は雨模様。桜見学も中入り。

この週末くらいが満開で、いたるところで繚乱たる姿を楽しませてくれだろう。

 

昨日、川沿いに咲く姿を撮った。

桜木も美しいが、枝先に咲く姿が清々しく見える。

まさに一隅で耀いている。これも、また美しい。

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二 

 

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比類なき仏画曼陀羅、底知れぬエネルギーに感動!

2022-03-29 11:42:59 | 文化想造塾「曼荼羅」

前々回の制作課題が胎蔵曼陀羅の中心部になる「中台八葉院」を描くことだった。提示したものの生徒さんには不評だった。60㎝正方の中に9体の仏画を描く。通常よりは大きいが細かすぎるという。やる気を削いでしまった。この課題でどんな工夫や想像力が発揮されているのかを楽しみにしていたが、思うようにはできてないようだ。

 

そんな中で、先日の神戸教室の生徒さんの二人が途中経過を披ろうしてくれた。大変な作業を理解する仲間の方たちは絶賛。中央の絵(仏画)の周りの8体がシルバーのボールペンで描かれていた。そして、中央の絵のお腹周りの中に(円形)にゴールドで大日如来が描かれてあった。

 

 

もう一方は、大日如来を中心に8体を描き、空間に般若心経をゴールド(顔彩)で書いている。眺めていて楽しくなるような胎蔵曼陀羅である。

 

 

感動を与えてくれる作品に仕上がっている。本人はもとより周りの方たちへの励みにもなる。仏画曼陀羅の世界の、どこにも存在しない作品になっている。

ちなみに、曼陀羅の中に般若心経を書きこんでいる方は、85歳。人の生み出せるエネルギーの底知れぬ力を感じさせてくれる。

 

胎蔵曼陀羅の中台八葉院に描かれている仏画は、中心に大日如来、その周りの8体は如来4体と菩薩4体である。

如来は、宝幢如来 (ほうとうにょらい)・開敷華王如来 (かいふけおうにょらい)・無量寿如来 (むりょうじゅにょらい)・天鼓雷音如来 (てんくらいおんにょらい)

菩薩は、普賢菩薩 (ふげんぼさつ)・文殊師利菩薩 (もんじゅしりぼさつ)・観自在菩薩 (かんじざいぼさつ)・弥勒菩薩 (みろくぼさつ)

 

リポート&写真/ 渡邉雄二 作品/ 仏画曼陀羅アート神戸教室

 

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西宮オリジナルサクラ、「今津紅寒桜」に続き、「西宮権現平桜」と「夙川舞桜」を紹介

2022-03-28 15:01:46 | 地域発展

 

兵庫県西宮市の市花は「さくら」。阪神間のサクラの名所としてよく知られている夙川公園は「日本さくらの名所100選」に選ばれ、「さくら」は西宮市の象徴となっている。

 

どこの市町村にもあるのだろうが、西宮市も植物バイオテクノロジーを活用し、西宮市における特色ある緑化を推進するためのサポート機関「西宮市植物生産研究センター」というのが存在する。

そのセンターが「さくら」の研究に取り組んでいる。先日紹介した「今津紅寒桜」と、「西宮権現平桜」と「夙川舞桜」の3種が西宮市オリジナル「さくら」として限られた場所で育成されている。今津紅寒桜は、名前通りに今津町の大東公園の一角で、早咲きのサクラとして一足早く満開を迎えている。

そして、西宮権現平桜と夙川舞桜は、市役所の南側の六湛寺南公園と、夙川の羽衣橋南東の一角で見ることができる。この2種類は並んでいるので比較しながら楽しめる。

 

トップの写真/ 市役所をバックに「西宮権化平桜」 写真上/ 西宮市役所前の公園に「西宮権現平桜」と「夙川舞桜」が重なり合っている

 

西宮権現平桜は、水上勉氏の小説「桜守」のモデルにもなった桜博士・故笹部新太郎氏が樹形、花のよさ、成長の早さなど日本一と称えたヤマザクラ「権現平桜」の実生苗をセンターが植物バイオ技術を使って増殖した品種である。

ヤマザクラ系で、花は4月上旬に咲き白色で一重、成長が早く、潮風にも強い品種といわれている。

 

市役所南側の南六湛寺公園に並ぶ「西宮権現平桜」

 

一方、夙川舞桜は平成11年に市内雲井町で確認されたもので、夙川周辺のサクラから自然交配によってできた西宮生まれ。センターは平成14年より増殖に取り組み、平成17年に市民の投票で「夙川舞桜」と名付けられた。

花は八重咲きで、はじめは淡紅色でだんだんと白色に変化する。成長は権現平桜と同じように成長は早く、苗木を植えてから開花まで2~3年と期間が短い。

 

上の写真/   阪急夙川駅前の羽衣橋南東に並んで植えられている「西宮権現平桜」と「夙川舞桜」

 

この2種類のサクラはまだ蕾を膨らませている状態 (3月27日現在) なのでもうすぐ開花する。日本テレビ系の朝の情報番組「スッキリ」で阿部リポーターが行っている「開花宣言」ではなく、真似ギャグで「満開宣言」をしてみようと思う。その際は、今津紅寒桜の写真と合わせ西宮オリジナルサクラの三桜そろい組の写真を紹介するのでお楽しみに!

 

リポート&写真/ 渡邉雄二

 

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三者三様のオリジナリティーあふれる作品に !!

2022-03-27 13:28:17 | 仏画曼荼羅アート教室

昨日は、仏画曼陀羅アートの神戸教室だった。神戸教室の皆さんには毎回驚かされている。

個性派の方々ばかりなので、いまでは教室で制作する姿を見ることはない。ほとんどが自宅で制作し、教室は作品を披ろうする場になっている。それぞれの想いやオリジナリティーを優先した作品づくりにチャレンジしている。

 

前回の課題である、タテ63㎝、ヨコ32㎝の実寸大(掛軸)の和紙に「大日如来」と「般若心経」を組み合わせ仕上げるというのが共通のテーマ。実にシンプルな課題である。

さて、どんな作品を持参されるのかを楽しみにしていた。

ご覧のとおり、ほんとよく考えられたオリジナリティーあふれる三者三様の作品に仕上がっていた。お見事というしかない。皆さんに拍手を贈った。

 

薄橙色の大日如来に篆書体の般若心経

 

明朝体の般若心経にオレンジの大日如来

 

墨の大日如来に墨(黒+ゴールド)の般若心経

 

鉛筆の大日如来の墨(黒と濃緑)の般若心経

 

シャーペンシルの大日如来に墨の般若心経

 

リポート&写真/ 渡邉雄二 作品/ 仏画曼陀羅アート神戸教室の皆さん

 

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端麗な「乙女椿」が耀く

2022-03-26 22:05:11 | 雑感

高速道路の側道と歩道の間の、土をもった小さな花壇に、こんなきれいな椿が咲いていた。


一木の中にいくつもの花弁が重なり合った「乙女椿」。

 

雑踏のなかで、陽射し浴び耀く姿を堪能させてもらった。

 

 

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