仏画曼荼羅アートでは、仏画に関心をもつ方々の体験者が少しずつではあるが増えている。昨日、泉佐野教室に生徒さんの友人である方が体験に来られた。
どの教室でも講座の始まりには皆さんの、いま進行中の作品を披露する。仕上がっているもの、途中のものなど一同に掲出しそれぞれが制作過程など説明することにしている。
泉佐野教室は開講し6年が経つ。開講当初から続けている方が多いのでレベルも上がっている。体験に来られた方は、その作品を観ての第一印象が “ムリムリ、私にはムリ” という言葉だった。
後で聞くと、霊場巡りを楽しみ、仏像にも仏画にも関心があるが自分ではこんな絵は描けないというファーストインプレッションが強かったようだ。
誰しも最初から描けるわけではない。その方は、絵を描くのは子どもの時以来ということだったのでなおのことである。皆さんの作品の説明が終わり、その方と向き合いながら初心者としての心構えのようなことを丁寧に伝えた。
体験者の方には「干支本尊お守り」作りが課題なので、それを細かく説明するとこれなら、と気力だけは伝わったようだ。
仏画曼荼羅アートは、 “楽しみながら仏画や仏像を通し仏教に向き合いながらアート作品をつくること” を目的としている。初心者を迎えることによって、迎える側も “初心” にもどれる。
文/ 渡邉雄二
作品/ 仏画曼荼羅アート泉佐野教室の皆さん
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