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ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

巡礼者に刺激と学びを享受

2025-06-14 14:32:23 | 雑感

巡礼を楽しんでいる人が実に多い。とくに関西・四国・中国地域の人たちが多いようだ。仏画曼荼羅アートに通っている人の中にも巡礼進行中という人もいる。

 

巡礼は世界各国、各宗教ともに通常に行われている宗教行事のひとつである。ただ日本は、非日常を楽しむ旅行のひとつとして、お礼参り、祈願参りを聖地・聖域である寺院を巡り楽しんでいる。“心の旅” としてとくに四国巡礼を行う人が目立つ。その他にも、関西では西国観音巡礼(三十三箇所)や新西国巡礼(近畿4県・三十三箇所)などがある。

 

空海ゆかりの地である四国八十八箇所巡りは、その中でも人気の巡礼地である。関西からでは旅行会社の企画で1泊、2泊で第一番所から順次行われている。

四国巡礼は、空海の入定後に修行僧や修験者らが空海の足跡を辿って遍歴の旅を始めたことが今に続いている。時代が経つにつれ、四国全体を「修行の場」とみなすようになっていった。室町時代にこれが庶民にも広がったと云われている。

 

先日、西宮の神呪寺を訪ねた際に、石段を上がっている途中で読経が聞こえてきた。僧侶たちの日常のお務めかと思いつつ石段を登り切り、本堂に目を向けると一人の男性が本尊の須弥壇に安置されている如意輪観音(秘仏)に向かっての読経である。かれこれ半時間は経つが見てのとおり(写真)、背に長い袋のようなものを掛けてただただ読経が続いた。一般の参拝者のように見えるが、思いを遂げる祈願の祈りが読経から伝わってきた。

 

読経が終わり、その方は受付で御朱印をいただいておられた。見ると大きな掛け軸の中は各寺院の御朱印で埋め尽くされていた。真ん中に観音菩薩像が描かれその周りが、西国と新西国巡礼の証の御朱印だった。

 

それが終わり、その方と話す機会があった。

「関西エリアなので要所要所は電車で行きますが、できるだけ歩いて巡っています。まだまだ残っていますので、仕事の合間にできるだけ。なにせ元気なうちに廻りたいと思っています」と。

 

非日常を求めてではない。修行の一環だろうか。そのようにも見えないが、ただただ感謝と祈願の巡礼なのだろう。真剣に取り組まないとなせる業ではない。人と出会うたびに刺激をいただき教えていただくことばかりである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

※写真に登場していただいている男性ならびに神呪寺の和尚には了解を得て掲載しています。

 

#神呪寺 #巡礼 #四国八十八箇所 #西国三十三箇所 #新西国三十三箇所 #観音巡礼 #御朱印で埋め尽くされたお軸 #学ぶことが多い

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人生引退に送る言葉 “われらの長嶋茂雄は永久に不滅です”

2025-06-04 12:58:35 | 雑感

昨日、長嶋茂雄さんが亡くなった。享年89歳。

ご冥福を心よりお祈りいたします。

 

筆者は、長嶋茂雄選手に憧れ野球が大好きになったひとり。子供のころ田舎では、テレビの野球中継といえばジャイアンツ戦だった。そこにいつも登場する長嶋茂雄選手はわれわれのヒーローだった。そのせいか、野球はジャイアンツ一筋に。(余談だが、誕生日が同じ日というのもファンになった理由としては大きい)

 

そのヒーローが人生の幕を下ろし旅立った。生前、一度憧れのヒーローをまじかで観ることがあった。1995年の11月11日。阪神甲子園球場のグランドだった。

「第七回阪神・巨人OB戦」の始まる前のウォーミングアップのとき、打撃ネットの後ろから数人で談笑しながら王貞治さんのバッティングを観ていた。その姿が脳裏に焼き付いている。

 

このような機会を得たのは、そのOB戦のポスターや中吊り広告、チラシ等の制作を請け負ったことがご縁だった。

阪神・巨人戦といえば、当時、筆者もよくテレビのニュースや何かにつけよく紹介されたのが、1959年の天覧試合。4対4で迎えた9回の裏、ピッチャー村山、バッター長嶋の対戦である。神様が演出したのか、天皇皇后陛下がご覧になる中、村山は長嶋を2―2で追い込んでいた。その5球目は内角の直球だった。長嶋のバットから放たれたボールはぐいぐい伸び左翼席上段に突き刺さった。サヨナラ本塁打だ。

 

OB戦ポスターの絵を作る際に、なにをビジュアルにするかを練っているときに浮かんだのがやはり村山vs長嶋。阪神タイガース球団創立60周年記念のOB戦にふさわしいのは、この絵しかない。ある画家に頼んだのがこれだった。

 

長嶋茂雄が選手引退セレモニーで “我が巨人軍は永久に不滅です” と語った。

あれからも長嶋茂雄の野球人生は続いた。

帰らぬ人となったが、改めて人生引退に送る言葉は “我ら長嶋茂雄は永久に不滅です” 。

 

 

 

1995年に阪神甲子園球場で開催された「第七回阪神・巨人OB戦」ポスター原画

 

 

 

電車内の中吊り広告

 

 

 

1995年の阪神・巨人OB戦記事

 

 

 

文/ 渡邉雄二

 

#長嶋茂雄 #長嶋茂雄逝去 #プロ野球のヒーロー #読売ジャイアンツ #阪神タイガース #長嶋茂雄は永久に不滅です #阪神巨人OB戦 #プロ野球の至宝 #プロ野球のヒーロー

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日に日に来場者が増える [大阪・関西万博]

2025-06-01 19:47:54 | 雑感

先日、大阪・関西万博に行ってきた。

入場は、夕方5時入場チケットであるが4時から入場できるという情報で3時半には東ゲートに到着。

 

大阪メトロ「夢洲駅」には夕方入場の来場者でごった返していた。地上に上がるエスカレーターに乗る来場者の中にアラブ衣装の男性団体客がいたので目立っていた。

日常でアラブの方々の正装姿の見ることがないので、万博会場に来た臨場感が湧いてきた。

 

駅改札から歩いて数分で東ゲート前の広場に到着。周りを見渡すと日本人ばかり、海外からの人は見当たらない。日本人には受けているようだが、インバウンドの海外観光客にはイマイチなのか。

 

万博協会では、万博開場当初、総来場者数を約2820万人、うち国内2470万人、海外からは350万人を想定しているようだ。

開幕当初から来場者は日に日に多くなり関心の高さを示している。昨日までが461万人で、さらに夏休みや終盤になっての駆け込み来場が増えることを予想すると予定総数をオーバーすることになる。

 

筆者は、夕方入場で行っただけだが、もう一度機会があれば行ってみたいと思っている。もしリピート客が増えるなら、大成功の万博になる。多くの人たちの賜物のおかげなのだろう。

そう感じさせる万博である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

#大阪関西万博 #夕方入場 #夢洲駅 #来場者が増える #想定上回る来場者数 #リピート客 #多くの人が関わる

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おくだなるみさんの絵本第二弾「アリくんのバスツアー」もハラハラドキドキ  横浜で原画展開催中

2025-05-22 15:00:36 | 雑感

おくだなるみさんの絵本「アリくんバスにのる」の第二弾「アリくんのバスツアー」の原画展が横浜のCafé doudou(カフェ ドゥドゥ/神奈川区白楽100-11)で行われている。

 

初本の「アリくんバスにのる」は、子供のリュックに紛れ込んでバスに乗ってちょっとドキドキ体験をしながら無事生還するまでのストーリー。可愛らしいアリくんに惹かれ子供たちの “アリくん” 人気が急上昇した。

 

同氏が通勤で利用するバスの中での体験なのか、閃めきなのかはわからないが、定年(契約継続)してから新たな仲間ができた。帰宅後にアリくんとの時間が増え、アリくんへの思いが強くなっていったようだ。

 

初本出版から一年が経ち、新たな “アリくん” が誕生した。それは、「アリくんのバスツアー」。今回は、出版社に頼らず、制作はもちろんだが印刷会社へ自ら持ち込み限られた冊数に絞り込んだ。そして希望に応じて増刷する予定である。

 

今回は、お友達の “ありちゃん” が一緒に登場している。子供たちの遠足「いちご狩りツアー」に迷い込んで同行するストーリーのようだ。初本と同じように、ドキドキハラハラの出来事がいっぱい。大好きないちごに囲まれ、夢中になっていると置き去りにされそうに。それでも何とか帰りのバスに乗りこむことができた。

 

読み手もドキドキしてくる。聞き手の子どもたちにすれば臨場感あふれ間違いなく楽しんでくれそうである。聞き手の心模様が想像できる絵本になっている。絵本作家としての至上の喜びであろう。

 

だが、それを生み出す作家は並大抵ではないはずだ。画力以外に想像力に加え創造力が必要である。子どもたちの潜在想像力を引き出し膨らませる能力が必要不可欠だ。絵本はまさに子どもたちのワンダーランドになる。また一方、凝り固まった大人の感情脳に刺激を与えるツールにもなるような気もする。

 

原画展の作品を観ると絵本とまた違って見えてくる。作者の姿勢がなんとなく伝わってくる。絵や文字への強い思い入れが見えてくる。

おくだなるみさんの写真も許可を得て掲載したが、絵と本人の雰囲気がかぶさってくるから不思議だ。

 

 

 

原画の前に座る作者 おくだなるみさん

 

 

 

 原画展会場の横浜神奈川区白楽のCafe doudou

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文/ 渡邉雄二

絵・写真/ おくだなるみ

 

#絵本 #アリくんシリーズ #第二弾 #アリくんのバスツアー #いちご狩り #原画展 #カフェドゥドゥ #横浜 #想像力を豊かにさせる #おくだなるみ

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夜の京都 観光スポットはほぼ外国人観光客

2025-05-16 10:20:54 | 雑感

京都の夜景を見るのは何年ぶりだろうか。

ワクワクしながら平安神宮から疏水沿いに四条河原またまで歩いた。

 

デイタイムも外国人、ナイトタイムも外国人。

 

四条通りや祇園、八坂神社、花見小路などなど

主要観光スポットはほぼ外国人。

目立つのは欧米からの観光客だ。

 

こんな光景は見たことない。

外国の地にいるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#京都の夜

#観光スポット

#ほぼ外国人

#外国にいるよう

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