伸びた羽根、戻らず。

母さん夏休み、今日で終了。

結膜炎のせいで何も出来なかったが、それでもあっという間の数日。

「包丁握らんDAY」を貫き通したラスト2日間。
いやはや、怠けすぎた。
罪悪感と開放感が紙一重。

明日はメガネでお迎えだ。

視界ぼんやり状態で電車に乗るのも不安だし、
何ともなかった右目の痒みと異物感もかなり不安。
むぅ…普通の生活に戻れるだろうか

ようこそ、秋。

暦の上では…と言われても、俄には信じ難い暑さ。
そもそも「秋初日」に「今夏初の猛暑日」ってのもヘンな話だ。

と、そんな事を考えながら、ぐずぐずと起きているメガネっ子。
このあと何があるわけでもなく、誰も帰ってきやしないのだが。

そういえば、夕方ふと。
「あぁ…今日は誰も帰ってこないんだなぁ…。ちょっと寂しいかも」
と思った瞬間に、娘から「さみしい～？」とメールが来たのには驚いた。

よくあるのだ。
ぼんやりと考えていた、その時には全く関係のない話を娘が口に出し、
そのビンゴっぷりに驚かされる事が。

そんな時、なんだか血のつながりを感じたり、
実はまだへその緒が切れてないんじゃね？と思ったり

夫ともそういう事って、ある。

ただの偶然と言ってしまえばそれで終わりだが、人と人とのつながりって、
時間を重ねるほどに強くなっているのかな…と思ったりもする、
ちょっとセンチな秋の夜。