誕生日以上に、春は加齢を感じる季節だ。
今年も桜が華やかに咲く。
あぁ、もう1年経ってしまったのか。早いなぁ…と思う。
子供の学年が変わるのも大きな理由だ。
そして、自分の年齢を感じると同時に、親の年齢も思う。
結婚を機に郷里を離れて16年。
できれば会いたくない、喋りたくない、来てほしくもない。
そう思ってきたが、さすがにこの歳になると『先』を考えてしまう。
そろそろこちらも大人になるべきだろうか。
(という裏には自分が後悔しない為…という計算もあるのかもしれない)
昨日、ちょっとした用があり電話をした際、時節柄、桜の話題に。
ご近所にある立派な桜の木の開花状況を伝えると、「困るでしょう?」と母。
へ?なぜ?
彼女の言い分は、散った花びらで汚されるのが迷惑でしょう?ということらしい。
どうして咲いた花をきれいと思えないのだろう。
悲しくて顔が歪んだ。
どうしていいのか返答に困ってしまった。
きっと私はこれから毎年、その桜を見る度に、何とも言えない
複雑な気持ちになるだろう。
そう。人の傷つく琴線は、人それぞれなのだ。
それでもやはり、子として。
顔を歪めてでも、声を届ける機会を増やさなくてはいけないのかなぁ…。
そんなことを思う、入籍記念日の夜。
今年も桜が華やかに咲く。
あぁ、もう1年経ってしまったのか。早いなぁ…と思う。
子供の学年が変わるのも大きな理由だ。
そして、自分の年齢を感じると同時に、親の年齢も思う。
結婚を機に郷里を離れて16年。
できれば会いたくない、喋りたくない、来てほしくもない。
そう思ってきたが、さすがにこの歳になると『先』を考えてしまう。
そろそろこちらも大人になるべきだろうか。
(という裏には自分が後悔しない為…という計算もあるのかもしれない)
昨日、ちょっとした用があり電話をした際、時節柄、桜の話題に。
ご近所にある立派な桜の木の開花状況を伝えると、「困るでしょう?」と母。
へ?なぜ?
彼女の言い分は、散った花びらで汚されるのが迷惑でしょう?ということらしい。
どうして咲いた花をきれいと思えないのだろう。
悲しくて顔が歪んだ。
どうしていいのか返答に困ってしまった。
きっと私はこれから毎年、その桜を見る度に、何とも言えない
複雑な気持ちになるだろう。
そう。人の傷つく琴線は、人それぞれなのだ。
それでもやはり、子として。
顔を歪めてでも、声を届ける機会を増やさなくてはいけないのかなぁ…。
そんなことを思う、入籍記念日の夜。