◆井上陽水と私◆2005年1月1日から2011年12月まで

マルチクリエイター。井上陽水と私。 独身氷河期世代。当時、ペンネームは夏風アザミルク。

連載小説5

2005-07-01 21:27:13 | Weblog
「どこかできいた未来」第五話
星新一を読んで

⑥リハビリ
医師の指示により、記憶喪失薬と催眠療法を受け、エヌ氏は元の平凡な一般市民にもどった。ただ、保護観察期間なので、新しい日課にクリニックへ定期的に通う必要があった。医師は
「食事宅配センターには私が連絡しておきました。他には浄水器も新型のものに取り替えておきました。」
「エヌさん、あなたにとって一番、幸せな生き方は
何も考えないことです。これを忘れないでください。」


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