岡田武史新監督(51)就任後初の日本代表候補合宿が18日にスタートし、33選手が千葉県内のホテルに集合した。FW高原直泰(28=フランクフルト)、MF稲本潤一(28=フランクフルト)、MF中田浩二(28=バーゼル)の欧州組もチームに合流。10年W杯南アフリカ大会アジア予選が始まる来年は過密日程を強いられることになるが、岡田ジャパンの軸としてフル回転を誓った。
力強い言葉に中心選手としての自覚が表れた。異なる航空機で成田空港に降り立った高原と稲本だが、岡田ジャパンの一員としてW杯予選に懸ける思いは同じだった。高原が「代表に呼ばれれば喜んでプレーする。100%のプレーができるように調整するだけ」と言えば、稲本も「代表のために全力を注ぐ。強行日程?ジーコの時もやっていたので難しいことではない」と言い切った。
時差や長距離移動などを考慮し、日程に余裕がない場合は招集を見送ったオシム前監督とは異なり、岡田新監督は欧州組をフル活用する可能性が高い。来年2月6日から始まるW杯アジア3次予選は国際Aマッチデーに開催されるため、欧州組の招集に支障はない。2月6日のタイ戦、3月26日のバーレーン戦は欧州がシーズン中のため、試合直前に帰国して直後に渡欧する強行軍を余儀なくされるが、欧州組を軸にチームが編成されたジーコ監督時代も同様の経験をしており、両選手ともに「問題なし」を強調した。
高原、稲本ともに岡田監督の指導を受けるのは98年以来、約9年ぶり。W杯フランス大会後、00年シドニー五輪に向けて行われたU―21日本代表候補合宿で顔を合わせた。ともに代表での日本人監督は初めて。稲本は「じかにコミュニケーションが取れるのはいい。岡田監督と詳しくサッカーの話をしたことがないので、考え方などを聞きたい」と目を輝かせた。
中田を含めた欧州組3選手は、19日の大学生との練習試合には出場せず、試合前のミーティングのみに出席予定。本格合流は来年までお預けとなるが、欧州組がフル回転を歓迎したことは新生岡田ジャパンにとって何よりの追い風となる。
[スポニチ]
岡田武史新監督率いるサッカー日本代表が19日、2010年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会へ向けて始動した。同日、岡田監督の下で日本代表候補が千葉県習志野市内で初の合宿を行った。
代表候補はこの日午前、招集されていない高原直泰、稲本潤一(ともにフランクフルト)、中田浩二(バーゼル)も交えて宿舎でミーティング。その後、グラウンドで体を動かした。1998年6月のワールドカップ(W杯)フランス大会ジャマイカ戦以来、初めて日本代表の練習着を身にまとった岡田監督は鋭い視線で選手の動きを見守った。午前11時半からは筑波大と練習試合を行った。
[時事通信]
サッカー日本代表の岡田武史新監督が就任後初めて招集した代表候補が19日、千葉県習志野市内で筑波大、順大とそれぞれ前後半35分ずつの練習試合を行い、3-0、3-0で連勝した。
岡田新体制最初のメニューとなった筑波大戦は前半に播戸(G大阪)が連続ゴールを奪い、後半に巻(千葉)が加点。順大戦は後半、矢野(新潟)が2点、大久保嘉(神戸)が1点を挙げた。岡田監督は試合後、「パーフェクトだとは思わないが、最初としてはこれくらいできればいい」と選手の動きに及第点を与えた。
練習試合には招集された33選手のうち、けがの闘莉王(浦和)らを除く29選手が出場した。合宿はこの日で終了。来年1月15日から再び合宿を行い、2月6日に開幕するワールドカップ(W杯)アジア3次予選に備える。
[時事通信]
力強い言葉に中心選手としての自覚が表れた。異なる航空機で成田空港に降り立った高原と稲本だが、岡田ジャパンの一員としてW杯予選に懸ける思いは同じだった。高原が「代表に呼ばれれば喜んでプレーする。100%のプレーができるように調整するだけ」と言えば、稲本も「代表のために全力を注ぐ。強行日程?ジーコの時もやっていたので難しいことではない」と言い切った。
時差や長距離移動などを考慮し、日程に余裕がない場合は招集を見送ったオシム前監督とは異なり、岡田新監督は欧州組をフル活用する可能性が高い。来年2月6日から始まるW杯アジア3次予選は国際Aマッチデーに開催されるため、欧州組の招集に支障はない。2月6日のタイ戦、3月26日のバーレーン戦は欧州がシーズン中のため、試合直前に帰国して直後に渡欧する強行軍を余儀なくされるが、欧州組を軸にチームが編成されたジーコ監督時代も同様の経験をしており、両選手ともに「問題なし」を強調した。
高原、稲本ともに岡田監督の指導を受けるのは98年以来、約9年ぶり。W杯フランス大会後、00年シドニー五輪に向けて行われたU―21日本代表候補合宿で顔を合わせた。ともに代表での日本人監督は初めて。稲本は「じかにコミュニケーションが取れるのはいい。岡田監督と詳しくサッカーの話をしたことがないので、考え方などを聞きたい」と目を輝かせた。
中田を含めた欧州組3選手は、19日の大学生との練習試合には出場せず、試合前のミーティングのみに出席予定。本格合流は来年までお預けとなるが、欧州組がフル回転を歓迎したことは新生岡田ジャパンにとって何よりの追い風となる。
[スポニチ]
岡田武史新監督率いるサッカー日本代表が19日、2010年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会へ向けて始動した。同日、岡田監督の下で日本代表候補が千葉県習志野市内で初の合宿を行った。
代表候補はこの日午前、招集されていない高原直泰、稲本潤一(ともにフランクフルト)、中田浩二(バーゼル)も交えて宿舎でミーティング。その後、グラウンドで体を動かした。1998年6月のワールドカップ(W杯)フランス大会ジャマイカ戦以来、初めて日本代表の練習着を身にまとった岡田監督は鋭い視線で選手の動きを見守った。午前11時半からは筑波大と練習試合を行った。
[時事通信]
サッカー日本代表の岡田武史新監督が就任後初めて招集した代表候補が19日、千葉県習志野市内で筑波大、順大とそれぞれ前後半35分ずつの練習試合を行い、3-0、3-0で連勝した。
岡田新体制最初のメニューとなった筑波大戦は前半に播戸(G大阪)が連続ゴールを奪い、後半に巻(千葉)が加点。順大戦は後半、矢野(新潟)が2点、大久保嘉(神戸)が1点を挙げた。岡田監督は試合後、「パーフェクトだとは思わないが、最初としてはこれくらいできればいい」と選手の動きに及第点を与えた。
練習試合には招集された33選手のうち、けがの闘莉王(浦和)らを除く29選手が出場した。合宿はこの日で終了。来年1月15日から再び合宿を行い、2月6日に開幕するワールドカップ(W杯)アジア3次予選に備える。
[時事通信]