映画 ☆ 子どもたちが泣いている

ホテル・ルワンダ ☆ 2004年。南アフリカ・イギリス・イタリア

1994年、100日で100万人が虐殺されたルワンダの民族間抗争。
「愛する家族を守りたい。」ただ１つの思いが、1200人の命を救った。（キャッチコピー）

「動」の残忍さは耐え難い。それ以上に「静」は悲しい。
戦争映画は、そのリアルな描写が苦手なのであまり見ない。
これは見て良かったと思う。このくらいの中途半端さがいい。
社会的メッセージが少し組み込まれていて、ドキッとする。

「(虐殺の)映像を流せば世界が助けてくれる」ホテルマンの言葉に、
「怖いね、と言うだけでディナーを続けるのさ・・」外国人記者の答えが辛い。

エンディングsongもココロに残る。♪・・子供たちが泣いている・・

 監督テリー・ジョージ。1952年生まれ。省吾と同じ年だね。
　　同世代が作った作品を、省吾はどう観たんかな （←観た、と、勝手に決めつけ）