市民意見広告運動事務局だより

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2013年 安倍首相 全国戦没者追悼式式辞

2013年08月16日 07時02分28秒 | 事務局より
 天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、戦没者の御遺族、各界代表多数の御列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行致します。

 祖国を思い、家族を案じつつ、戦場に倒れられた御霊、戦禍に遭われ、あるいは戦後、遠い異郷に亡くなられた御霊の御前に、政府を代表し、式辞を申し述べます。

 いとしい我が子や妻を思い、残していく父、母に幸多かれ、ふるさとの山河よ、緑なせと念じつつ、貴い命を捧げられた、あなた方の犠牲の上に、いま、私たちが享受する平和と、繁栄があります。そのことを、片時たりとも忘れません。

 御霊を悼んで平安を祈り、感謝を捧げるに、言葉は無力なれば、いまは来し方を思い、しばし瞑目し、静かに頭を垂れたいと思います。

 戦後わが国は、自由、民主主義を尊び、ひたすらに平和の道を邁進してまいりました。

 今日よりも明日、世界をより良い場に変えるため、戦後間もない頃から、各国・各地域に、支援の手を差し伸べてまいりました。

 内にあっては、経済社会の変化、天変地異がもたらした危機を、幾たびか、互いに助け合い、乗り越えて、今日に至りました。

 私たちは、歴史に対して謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻みつつ、希望に満ちた、国の未来を切り拓いてまいります。世界の恒久平和に、能うる限り貢献し、万人が、心豊かに暮らせる世を実現するよう、全力を尽くしてまいります。

 終わりにいま一度、戦没者の御霊に平安を、ご遺族の皆様には、ご健勝をお祈りし、式辞といたします。

平成二十五年八月十五日
内閣総理大臣 安倍晋三



事務局より

1993年の細川首相以来踏襲されてきたアジア諸国への加害責任について触れていません。
また、「不戦の誓い」という文言も使いませんでした。
歴代首相の式辞は首相官邸のHPでみることができます。

そのほかに新聞(我が家の朝日新聞しかチエックしていませんが)では取り上げていませんが、
「御霊」という言葉が4回登場しています。
また
 
御霊を悼んで平安を祈り、感謝を捧げるに、言葉は無力なれば、いまは来し方を思い、しばし瞑目し、静かに頭を垂れたいと思います。

の下りがとても気になる。
第一に、式辞とは言葉を使って表現するもの、政治家は言葉を使って自分の考えを表すべきものだと思うのですが、その人が自分から 「言葉は無力なれど」とは? 
第二 後半は、「今日、靖国神社にいきたかった」の言い換えかもしれないが、式辞としてはふわふわした印象。

この追悼式は 戦争で亡くなった方々へ、二度としません。と誓い、だからなんであのようなことになったのかをいつも考えますと、毎年決心しなおすためにあるのでは?
どうなの? 晋三さん。



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