市民意見広告運動事務局だより

9条の精神に立ちかえり、核のない社会を実現しよう!
5月3日の新聞に意見広告を載せよう! 

細川氏出馬へ国政に一石 金曜デモ「脱原発」歓迎

2014年01月12日 11時26分28秒 | 新聞から
細川氏出馬へ国政に一石 金曜デモ「脱原発」歓迎

2014年1月11日 朝刊




 「国の政治を変えるきっかけに」-。「脱原発」を掲げる細川護熙元首相(75)が東京都知事選への出馬の意向を固めたことに、首相官邸前で原発抗議活動をしている人々からは十日、歓迎の声が上がった。電力の最大消費地である首都の顔選びで、原発をどう位置付けるのか。一人ひとりの一票が、国の針路に一石を投じる選挙にもなりそうだ。 
 冷え込み厳しい中、この日も官邸前には分厚いコートを着込んだ人らが集まり「原発ゼロを撤回するな」などの声を上げた。
 三鷹市の大村みどりさん(70)は「日本の人口の十分の一が住む東京の都知事選をきっかけに国民の声を国政に届けたい」と話す。今の政権は特定秘密保護法や原発で、国民の声に耳を傾けないという危機感を抱く。生活保護の削減など、弱者に厳しい政策に苦しむ友人も少なくない。
 「本来は国政で問うべき問題だが、まずは東京都を都民の声を聞く都政にし、それが国政を変える動きにつながれば」
 中野区の公務員大岡薫さん(61)も、都知事選を国政を変えるきっかけにしたいと考える。ただ細川氏の立候補で、脱原発を掲げる候補者が二人になり、票が割れることに懸念もある。
 「原発はもちろんだが、他の政策もみて誰に投票するか決めたい。知名度に流されず、政策で都知事が決まるような選挙になってほしい」と話した。
 「国民の声を聞かずに突き進む自民党政権を支持していないぞ、ということを示したい」と話すのは世田谷区の派遣社員女性(33)。脱原発の候補者が二人に増え、原発が大きな争点になることを期待する。「道徳を強化するなど教育の問題も心配。原発以外の問題も見ていきたい」と厳しい表情で語った。
 あきる野市の松本勝利さん(62)は脱原発とともに、都営住宅や保育所を増やすなど若者が暮らしやすい都政を願う。「東京都が解消すべきさまざまな問題を問う選挙になれば」と言う。
 目黒区の高校三年生塔嶌(とうじま)麦太さん(18)は、事故が起きなくても、人が被ばくをしなければ動かない原発はやめるべきだと考え、デモに参加してきた。「東京は影響力が大きい。まだ選挙権がないのが残念。選ぶ人にも責任があるということを真剣に考えて投票してほしい」と大人たちに願いを託した。


個人的な意見ですが、私も細川さんが出馬するのを歓迎したいと思います。
自民党は原発を争点にならないなんてとぼけたこといっていたけど、これで、有権者は原発についての自分の意志を選挙であらわしやすくなりました。
宇都宮さんも反原発を打ち出しているけれど、政党が前面にですぎちゃった感がありますよね。
市民運動は特定の候補を応援しないのがこれまでのスタンスだったけど、これからは、問題点ごとに、政治家(候補者)と、政策協議して私たちの意見を政策に活かしてもらう候補者を支援することも必要なのかもしれません。


最新の画像もっと見る