ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ

2006年9月より、米国のハーバード大学ケネディスクールに留学中の筆者が、日々の思いや経験を綴っていきます。

独裁者と石油と民主主義

2006年12月31日 | 日々の思い
   今年最後のニューヨークタイムズ紙は1面からめくれどめくれどSaddamの文字ばかり。昨日の午前6:00、1979年から24年間にわたりイラクを恐怖で支配し、近隣諸国との戦争に国富を費やしてきたサダム・フセイン元大統領が、彼自身が秘密警察を使って多数の人々を処刑してきたイスティハバラット(Istikhbarat) で絞首刑に処せられました。  紙面では刑場での彼の様子や死刑執行官 . . . 本文を読む