ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ

2006年9月より、米国のハーバード大学ケネディスクールに留学中の筆者が、日々の思いや経験を綴っていきます。

金子堅太郎と武士道

2006年12月07日 | 日々の思い
   今日は夕方6時より、Harvard松下村塾の政治班のグループ勉強会に参加してきました。メンバーは全員で8名。留学に至る前のそれぞれのキャリアが、ジャーナリスト、中学校教師、自治体職員、教育関係NGO職員、銀行員、中央官庁職員と多様であるため、各自の得意分野や視点が多様である一方で、勉強会のテーマである「日本のソフトパワー」についての強い問題意識は共通している面白いチームです。今日 . . . 本文を読む

小さな政府 豊かな公

2006年11月26日 | 日々の思い
   5日間のThanks Giving休暇も今日が最終日。大学の図書館も昼ごろから再オープンし、つかの間のバカンスを終えた(やや憂鬱な表情の)学生たちで、自習スペースはいっぱいになっています。せっかくの穏かな初冬の昼、図書館に引き篭もってばかりなのも何だな・・・と、外出を思い立ち、羽織ったジャケットのポケットをふと見ると、一枚のパンフレットが顔を出していました。  広げて見ると、先週末に訪れ . . . 本文を読む

ハリケーンの爪あと

2006年11月21日 | 日々の思い
   アメリカに来て初めてその政治的・経済的・精神的なショックの大きさを認識しました。そして、それは決して過去の惨事ではなく、現在進行中の悲劇だと言うことも。  昨年の8月にルイジアナ州やフロリダ州を襲い、2,000名近い死者を出した史上最大規模のハリケーン・カトリーナ。今日のNew York Timesの一面にまた気になる記事を見つけました。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ . . . 本文を読む