ピークをめざして ROAD TO PEAKS

山が好き。自然が好き。初心者トレッカーのひとり言

真幸くあらば MASAKIKUARABA<公開中>

2010年02月08日 21時36分22秒 | 映画レビュー

[考えさせられる映画でした]


映画「真幸くあらば(マサキクアラバ)」を見てきました。



遊ぶ金欲しさに空き巣に入った家で、居合わせたカップルを殺害した南木野淳。
一審で死刑を宣告され、控訴を取り下げ死刑囚となった彼のもとを、クリスチャンの川原薫が訪れる。
薫は淳が殺した男性の婚約者だった。
薫は婚約者の不実を暴きそれを裁いた淳に惹かれ、一方、愛を知らずに育った淳も薫によって生きる喜びを知る。
互いに求め合う二人は、薫が差し入れる聖書に小さな文字で書き込み、思いを伝える秘密の通信を始める。

殺人を犯し、その罪を受け入れることを決めた死刑囚と、被害者の婚約者だった女が刑務所の面会室のアクリル板越しに出会い、互いに求め合う姿を描く純愛映画。
『殯の森』や『クライマーズ・ハイ』などで存在感を発揮している尾野真千子と、モデル出身で映画初主演となった久保田将至の静かな熱演が見どころだ。
北野武、竹中直人、行定勲ら、これまで多くの才能を見いだしてきたプロデューサー奥山和由が製作を担当。
彼の抜擢により、詩人の御徒町凧が初監督を務めた。御徒町といえば、歌手・森山直太朗のほとんどの楽曲の歌詞を共作してきたことで知られており、森山の盟友的存在といえる。
今作で音楽監督を務めた森山が提供したテーマ曲やエンディング曲にも注目だ。
(goo映画)




この映画を観ようと思ったキッカケは、その突飛な設定と、読みにくい題名でした。(笑)

謀反の罪で捕らえられ刑死を間近に控えた有馬皇子が、祈りのように詠んだと伝えられる歌「磐代の 浜松が枝を 引き結び 真幸くあらば また還り見む」から着想を得た純愛映画・・・。

ただ、映画を観ると、これが本当に「純愛」なのか?という思いが湧いてきました。

「純愛」っていったい何?・・・考えさせられる映画でした。

なお、この映画は現在も公開中ですが、上映館がとっても少ないようです。


★今日のひと言:原作(ノベライズ本?)も出ているようなので、読んでみようかな・・・。


※写真は、goo映画・フォトギャラリーから<(C)2009 「真幸くあらば」製作委員会>




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