茨城から発信します

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茨城から発信します 絹に遊ぶ 草木染・手織りの技

2012-02-23 07:00:00 | 茨城紹介

常陽史料館へ立ち寄りました。

「機織体験教室」の授業中でした。

妨げにならぬように  そ~っと撮らせて貰いました。

“ 蚕と 繭の 思いで ”

子供の頃お祖母さんが繭から糸を紡いでいたのを思い出しました。

家の土間には蚕の棚が沢山あり、竹で編んだ平たい円盤が載っています。

小さな蚕が桑の葉を食べていました。

お手伝いさんが毎朝桑の葉を摘んできて蚕に与えていました。

蚕すくすくと育ち やがて塒へ入り繭を作ります。

Oh!  お祖母さんは繭を熱湯で茹でた繭から生糸を紡ぎます。

生糸を束ねて出来上がりです。

博多織の原糸になりお祖母さんのお小遣いが出来ました。

間もなく太平洋戦争が始まって桑畑は田圃になりました。

蚕から繭、生糸を紡ぎ染色し機織機で布を作るまで大変な労働がいりますね。

「機織体験教室」を見て昔のことを思い出しました。

結城紬は平成22年11月19日にユネスコの

無形文化遺産に登録されました。

「絹に遊ぶ草木染め・手織りの技」を見て、昔々を思い出しました。