「小公女セーラ」 あらすじまとめ その3

その2から

今日の小公女セーラ「屋根裏にきた怪物」。クリスフォード家に医者が毎日尋ねてくるのでセーラは心配する。ベッキーが早めに学院へ戻ってくる。屋根裏部屋で奇妙な叫び声に驚いて台所へ戻るベッキー。叫び声の正体はお隣の「猿(スーリャ)」であった。スーリャは大暴れをし「ラムダス」に捕まえられる

今日の小公女セーラ「壁の向う側の秘密」。お隣のクリスフォード氏はインドで大鉱山を所有しているという。弁護士のカーマイケル氏と息子ドナルドはクリスフォード氏を見舞う。氏の病気は心因性だという。氏は親友ラルフの子(つまりセーラ)を探していた。その事が氏を精神的に苦しめるのであった。

今日の小公女セーラ「新学期のいじわる」。夏休みが終わり生徒達が戻ってくる。ラビニアは石版の掃除云々(実はベッキーがこっそり使っていた)でセーラをぶとうとするが、セーラは石版を払いのけ、部屋のガラスを割ってしまう。そしてガラス屋の代金はセーラが以前、めぐんでもらったお金で捻出する。

今日の小公女セーラ「嵐の中のつぐない」。セーラは嵐の中、石炭運びをする。セーラはラビニアの部屋で眠ってしまい、シーザー(猫)が暴れだしラビニアの服を汚してしまう。洋服屋の主人はセーラを覚えていて服を無料で直してくれた。嵐の中では市場で買い物が出来ず、セーラは熱病にかかってしまう。

今日の小公女セーラ「消えそうないのち」。セーラは熱病で倒れてしまう。ミンチン院長は学院の体裁を気にしてセーラを医者に診せる。見立てでは「恐ろしい伝染病」らしく部屋の消毒をする。アーメンガードはセーラの容態を重く見て、ベッキーに「イライザおばさんの薬」を届けさせる。

今日の小公女セーラ「魔法のはじまり」。クリスフォード氏はラムダスに命じてセーラの様子を見る。ベッキーはピーターと共に祈りをささげる。セーラの熱は大分下がった。クリスフォード氏はセーラを案じて、ラムダスに屋根裏部屋を暖め、ご馳走を与える。セーラとベッキーは魔法がかかったと信じる。

今日の小公女セーラ「屋根裏は大混乱」。屋根裏での魔法で元気になったセーラに仮病の嫌疑が掛かる。セーラの部屋をミンチン院長は調べるが魔法は消えていたのだった。セーラのことが心配でピーターは煙突掃除をする。セーラの元気そうな顔を見てピーターははしゃぐ。そして今夜も魔法は掛かるのだった

今日の小公女セーラ「こわされた魔法」。セーラとベッキーの顔色の良さが気に入らないミンチン院長。モーリーに買出し中のセーラをつけさせ、ピーターの存在を知る。屋根裏部屋の魔法が今日もかかるが、ミンチン院長に見つかってしまう。院長はセーラを馬小屋に住まわせることにした。

今日の小公女セーラ「馬小屋の寒い夜」。馬小屋で生活するようになったセーラ。ミンチン院長にも仕置きされ邪険にされる。買出しはベッキーが担当することになった。ピーターはセーラの待遇に不満爆発しセーラを引き取ろうとする。アーメンガードはラビニアにセーラに対してのいじめの理由を聞く。

今日の小公女セーラ「アメリア先生の涙」。アメリア先生(ミンチン院長の妹)は子供達を公園に遊ばせる。アメリア先生は子犬に追い立てられ池に落ち、腰を強く打つ。医者を呼び軽い打撲だと診断される。アメリア先生は、ミンチン院長の「セーラに対して辛くあたる事」に詫びを入れる。

今日の小公女セーラ「妖精たちのパーティ」。クリスフォード氏はセーラのことを気にかけており、仕立て屋にこっそり服を注文する。学院では「ハロウィンのパーティー」が開催される。セーラやベッキーもパーティーに参加する。ロッティが馬小屋に行くがランタンを落としてしまい、火事を起こしてしまう

今日の小公女セーラ「雪の日の追放」。ミンチン院長は「セーラが馬小屋に火をつけた」と頑なに信じる。セーラは学院を出て行った。院長は「見せしめの為に追い出しただけ」と言い、アメリア先生にセーラを探させる。セーラはピーターの家に厄介になることになる。そしてマッチ売りをすることになった。

今日の小公女セーラ「幸せの素敵な小包」。ドナルドはセーラの為にマッチを買う。アメリア先生はセーラを引き取りにやってくる。セーラ宛に小包が届いていると言う。小包の中身は上等な服等であった。金の匂いを感じたミンチン院長は態度を豹変させる。「屋根裏部屋の魔法使い」に手紙を書いて就寝する

今日の小公女セーラ「おお この子だ!」。クリスフォード氏はセーラの手紙を読んでクルー(セーラの父)の娘がセーラのようだったらどんなに良いかと苦悩する。セーラは逃げ出したサルを届けにやってくる。セーラはインドの言葉が話せること、名前がセーラ・クルーと知り、探していた子だと確信する。

今日の小公女セーラ「ミンチン院長の後悔」。セーラが学院からいなくなったので大騒ぎとなる。ミンチン院長がセーラを引き取りにやってくるが「気高いセーラのオーラ」を見て意気消沈する。アメリア先生は院長に対し今までの不満を爆発。「屋根裏の魔法」がかかり、ベッキーはセーラに思いをはせる。

今日の小公女セーラ「また逢う日まで」(終)。クリスフォード氏はセーラたっての希望で学院に10万ポンドを寄付する。苦楽を共にしたベッキーはセーラが引き取ることになった。ピーターも再び御者に復帰。パン屋の女将はアンヌを住み込みにさせていた。セーラは両親の墓参りのためインドへ旅立った。