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アイデアリズム idealism daydream

idealism=理想主義 daydream=白昼夢
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声優の演技には「お約束パターン」があるのです

2022年02月06日 | 歌や演技の練習イロイロ
 Twitterのフォローさせてもらっている方の素朴な疑問があったので私なりの回答です(長いのでTwitterの返信ではなく、ここで)。

<一部引用>アニメの声優さん、恐らく台本には「…」と、何も台詞が書かれていなさそうな箇所で、絶妙な息遣いで素晴らしい感情表現をしてみせるが、その手法にもパターンがあると最近気付いた。

 私はCHK声優センターに通っていて(今は休学中)、たまに「演技のレッスン」があったりするのですが、その中で

・高いところから落ちる演技

 みんなが「わー」とか「ギャー」とか言ってる中で、私は「…」と何も言いませんでした。

「ん?! どうした〇〇(私の名前)」
「あの、先生…」
「なに?」

「私、高いところから何回も落ちそうになったり、バイクに乗っていて車にひかれて宙を舞ったりした事があったんです。
 その時のことを思い出してみたら、

"一瞬、何が起こったのか分からなくて思考が止まる"

 から、何も言えないのです…。(自分に)何が起こったのかが分かるのは"落ちた後"なんです…」

「良いねぇ、〇〇!! リアルだねぇ…。
 ただね、君は声優になるのだから、

"演技を全部声にしないと見ている人に伝わらない"よ!!

 〇〇は納得がいかないかもしれないけれど、ほんの少しだけ"嘘を入れる"というか…リアルな部分を少しだけ置いておいて、何か声とか息遣いなどを"加えて"演技して欲しいなぁ」
 と、先生からご指南頂いたので、

・定番と言うかお約束の「わー」とか「ギャー」とか言ってみる(先生の言う通り納得感が無くなってしまうのだけれど)
 上記の事をTwitterの方がキレイにまとめてくださったのでご紹介。
「リアルな反応」と「伝わる演技」は違う、ということですね。現実には無い反応を(ちょっと嘘を入れて)声に出す方法は無数にあるのかも知れないけれど、そこはオリジナリティを出すのではなく、一般的なお約束のパターンを模倣したほうが、視聴者には「伝わりやすい」のかも知れませんね。


カラオケサークルの歌会初参加 歌を勉強中 その16

2004年05月23日 | 歌や演技の練習イロイロ
 今日はカラオケサークルの歌会(オフ会)に初めて参加した。

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 AM9:00、目覚ましがけたたましく鳴り響く。今日はまえまえから約束していたオフ会に参加する。ただ、昨日は今日の事であまりにも興奮していたためかなりの寝不足でコンディションは最悪だ。
 AM10:00、高速道路を突き進む。いつもより多めに「突き進む」。約束の時間はAM11:50。場所はお隣の県、岡山県倉敷市。私の住んでいる広島市から微妙にって言うかかなり遠いのだが(感覚的には大阪~岡山と言った感じだろうか)、約束の時間に間に合うのだろうか。私はコンディションが悪くなったり緊張するとおなかを壊してしまうので、途中で何度もPA(パーキングエリア)のトイレへと駆け込む。
 AM11:40、倉敷ICを出る。あー、間に合わないよ~。
 PM12:10頃、会場のカラオケ屋の横にある、おパチンコ屋に車を停める。ま、またおなかが痛くなってきたのでトイレに駆け込む。主催者のかたから電話がかかってきた。「すみません、パチンコ屋さんにトイレを借りている最中です」。あー、何言っているんだろう、だめポな私。
 PM12:20頃、ようやくメンバーと合流して歌会の始まりだ。遅れてすまぬ・・・。
 PM6:00頃、一次会終了。私は二次会のボーリングには参加せず、帰る事にした。
 PM9:00頃、帰宅。行きと違って帰りは休憩しながらだったので、少し時間がかかってしまった。

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 他の人の歌い方を聴いてみたいという些細な好奇心から、今回カラオケサークルというのに参加してみた。

 別に仕事等ではなく趣味の集まりであるから、論理的にはなんと言う事も無いはずなのだが、初めて会う人たちの前で歌うという事でやはり緊張してしまう。私は普段立って歌うのだが、今日は膝から下がガクガク震えていた。小心者だからねぇ~。
 出来るだけ頭の中を空っぽにして、曲や歌詞に込められた雰囲気を伝えられるように集中して歌ったのだが、果たしてうまく出来たのかどうか・・・。

 幹事の方は慣れているらしく、テキパキと会を進めていかれたので、何事も無くスムーズに進む。このスムーズというのが結構大事だ。私も少しは見習う必要があるかも知れない。

 会は6時間と結構な長丁場なためか、私と同じ初参加の人は途中でダウン気味になってしまった。歌うという行為は結構体力を使うのでペース配分を考えたい。私自身は「楽に歌える曲」「元気に歌う曲」を織り交ぜていたので、そのあたりは楽々クリア。
 疲れにくい歌い方というのもあったりする。何曲か歌うと声がガラガラになってしまうというのは疲れやすい歌い方。疲れにくい歌い方は「あくびのような声で」という例えの通りだ。呼吸も「声を出そうとするように吐く」のではなく「息を吸った後、体の圧力で自然と息がもれていく」という感覚でゆっくりとする。息を吸う時は素早く、吐く時はゆっくりが基本。

 曲の選び方。ほかのメンバーの皆さんはロックやポップスなど一般の曲がほとんどだった。私は「世界名作劇場」のオープニングやらエンディング、その他アニメーションの曲をチョイスしていったので、周りと比べるとちょいと異色というか「かなり空気(雰囲気)が違う」感じがした。なによりも他の人とバッティングしなくて良いかなと。

 全体的な印象としては、皆さんは「ビジュアル系ロックバンド」に代表されるような”ウェット”な歌い方をされる方が多いかなという感じだ。私は松任谷由実さんや松山千春さんのような”クリア”もしくは”ドライ”なはっきりとした発声の仕方や歌い方。
 全体的に見ると皆さんと私のコントラストが強く出ていて端から見ると面白いかもしれなぁとも思った。

 機材の調整がおかしいのか分からないのだが、ここではあまり声が通らない環境だった。結構苦戦だったが、時間が経つにつれて慣れていった。

 「声が高いですねぇ。ミックスボイスですか?」と言われた。一応「はい」と答えたが、果たしてそうなのか私自身は厳密にはよく分からない。私自身が歌の先生に習ったわけではなく、独学だからだ。
 音楽用語自体が曖昧という言う事もある。ミックスボイスという言葉自体が「1.地声と裏声の切り替えをスムーズにする事(行為)」と「2.そのスムーズになった時の境目の声そのもの(音質)」、「3.スムーズにした結果、その人が出せる全ての音域(状態)」「4.声がよく通るほうのファルセットの声(芯のあるファルセットと言われたりする:音質)」・・・などなど人によって解釈が微妙に違う。
 どれが正しくてどれが間違いと言うわけではないと私は思うので、その人の話に合わせて私は当てはめて答えるようにしている。
 私は1=ミックスボイス、2=ミックスボイス(ちょっと?がつきながら)、3=その人の出せる声域、4=ヘッドボイス、という言葉を使っている。
 私自身の自分の出せるの地声(チェスト・ミドルボイス)の声域は普通の人と比べてかなり狭く、歌える曲はこのままだと限定されてしまう。だからこそファルセットやヘッドボイスの存在に気がついて練習する事が出来た。もし、もともと地声の声域に恵まれていたらそんなことに気づく事も無かったかも知れない。
 話は戻って私の声域は「アルト」から「テノール」の範囲なので、特別声が高いわけではない(ソプラノではないから)。こどもの歌(アルトくらいのメロディーラインが主な事が多い)を数多くチョイスしていたのと、クリアーな歌い方の相乗効果でそんな風に皆さんは感じたのかも知れない。

 それにしても、倉敷や岡山の人は穏やかな人が多いなという印象。車の運転も静かで礼儀正しく、カラオケサークルの皆さんもオトナだ。あー、少しは見習わなくてはいけないなと反省するばかりだ。

 そんなこんなであっという間に時間が過ぎ、解散の運びとなってしまった。
 懐と時間に余裕が無いため次はいつになるのか見当もつかないが、またこういう機会があったら良いなと思いつつ。
Re: カラオケサークルの歌会初参加 歌を勉強中 その16 管理人 - 2004/05/23(Sun) 15:48:46

今日は、ではなくて、昨日(2004年5月22日)でした。
Re: カラオケサークルの歌会初参加 歌を勉強中 その16 RDF - 2004/05/24(Mon) 00:36:55

で、岡山の制覇という最終目的は達成できましたか?
次は大阪制覇あたりかな?
Re: カラオケサークルの歌会初参加 歌を勉強中 その16 管理人 - 2004/05/25(Tue) 00:04:38

 い、いや~、制覇って・・・。

 今回はいろいろと勉強になったなぁという感じです。世の中は広いと言うかそんな感じ。
 私が言うのもなんですが、お互いよい刺激になったかなと思ってみたり。

よ~く考えよぅ~ 歌を勉強中 その15

2004年05月08日 | 歌や演技の練習イロイロ
 「FA-101で取り込むと音が小さいんじゃ、コラ」という前の問題の続きである。ちなみに、FA-101というのはパソコンに楽器の音や歌等を取り込むための機械である。

 ROLAND(以下、ローランド)の人は「電話では分かりかねますので宜しければ録音したモノをメールで送っていただけませんか」とのことなので、録音する事にした。
 と、言っても私は楽器が弾けるわけじゃないし、もともと自分の声を録るために買ったので、歌を歌う事にした。

 何の曲が良かろうか?!

 色々考えたあげく、AFLACのCMソングを歌って送った。音があまりにも小さいため声を張り上げたのがたたってか、なかなか切実そうな歌声になってしまった。
 今思えば、やっぱ歌じゃなくても良かったっていうか、別に「マイクのテスト」としゃべっても良かったような・・・。これぞ、イッツ・ア・後の祭りであるが。

よーく考えようー お金は大事だよー

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 次の日、ローランドの人から電話を頂いた。

「お世話になっております。こちらの方でも同じような事が確認出来ました。開発担当の者が申し上げますには、”ギター等の大きな音のする楽器でもマイクから正しく録れるよう、ゲインは少々低めにチューニングさせていただいております”とのことです」

 な、なんと・・・これは仕様だったのだ・・・。どうりでいくら調節したところで大きくならない筈だ。っていうか、そんなん聞いてないよ~。

 詳しくお話を聞くと、人間の声量に合わせてチューニングをしてしまうと、楽器を録った時には音が大きすぎて割れてしまったり機械そのものが壊れてしまったりするそうな。
 また、私と同じマイク(シュアー:SM57LCE)が入手出来なかったため未確認ですがと付け加えた上で、

「SM57LCEはFA-101のINPUT1&2の感度よりも高性能のため、音自体が削られている可能性があります。特に低音域の部分で。お客様はXLRの線をお使いだそうですのでまだ良いのですが、TRS(ヘッドホン端子みたいなの)の線ですともっと差が開いてしまうかも知れません・・・」

 なんとまぁ・・・である。マイクの方が高性能過ぎて駄目なんてあるのだろうか。でも、確かにこの間マイクを買ったところでテストさせてもらった限りは、お店の安いテストマイクの方が音をよく拾っていたので一瞬買いたくなっていたよなぁ~と思いつつ。

 それにしても線によっても変わってくるとは驚きである。私は「なんかちゃんと差した気になる」という理由だけでXLR(一応TRSの線も持っているが)を使っていただけだが、このような事になろうとは。

 それにしても、音の世界というのは色々と深いなぁ・・・。

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 だが、うんちくはどうでも良いのである。私自身あんまり音の善し悪しにこだわりがあるわけじゃないのである(FA-101は44.1kHz以下は取り込めないと言う機械ではあるが)。音量である、音量。元気良くいきたいのである。

「回避策は・・・うーん、FA-101で調節するのが難しい現状ですので、ソフトウェアの方で(音を加工して)ノーマライズして頂くか、ミキサーもしくはアンプを使って頂くという事になると思います」

 ノーマライズ(音が割れない程度まで音量を上げる加工の事)かぁ・・・GarageBandでそういう機能があったっけ?!と思いつつ。っつーか、あんまり後から加工で音量を上げたくない・・・だって、そのままやってしまうと雑音まで音量アップすることになってしまうから(まぁ、SM57LCEを信じるとすれば雑音は極力入らない構造になっている筈だが)。
 ミキサー(もしくはアンプ)かぁ・・・なんか段々大掛かりになって「パソコンでお手軽録音」じゃ無くなってしまうなぁ、と思いつつ。

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 と、以上が今回の現状である。
 私自身は「マイク=>ボーカル」のイメージだったのだが、世の中の大半は「マイク=>楽器」らしいとカルチャーショックを受けつつ。
 取りあえず、ミキサーは置いておいてノーマライズに精を出していくか~、とほほ~。

音程がずれてるし・・・ 歌を勉強中 その14

2004年05月03日 | 歌や演技の練習イロイロ
 音量が微妙に小さいながらも調整をしていって、録音した音声をなんとか聞こえる音量にした。
 だが、今度は違う問題が発生。

「音程が微妙にずれてるし・・・」

 そうなのである。私の声は微妙に低かったり高かったりしてメロディラインからずれていたのだった。これは私にとって驚愕の事実である。

「ハッキリ言って音痴です」

 これは根本的な録音以前の問題である。
 ずれていると言っても半音や全音のはっきりとしているズレではなくて、半音の半音?くらいずれているからたちが悪い。どのように直せば良いのか検討中だ。
 少々ずれているからと言っても全体として聞くとその差は歴然。録音した声を聞いて初めて分かった事だが、本当に今のうちに分かったのが良かったと思う。

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 また、レコーディングというのはこんなに時間がかかるものなのか、とも思った。
 歌っては録り直し、歌っては録り直し、録って加工してまたまた録り直し・・・と3時間かかってもなんか気に食わなくて終わらない。今日は結局満足のいく音が録れなかった。

 プロのレコーディングは6時間で1曲とか2曲くらいと言われているそうだが、自分でやってみて初めて納得したよ。とほほ。

マイクスタンド買っちゃったよ~ 歌を勉強中 その13

2004年05月03日 | 歌や演技の練習イロイロ
 今日は休みという事もあって、楽器屋さんへマイクスタンドを買いに出かけた。こういうのはおそらく家電屋にはあんまり置いてないだろう。っつーか、無い事を確認してた。
 別に無くても良いものであるが、あった方が遥かに便利である。でも、単なる金属の棒切れに何千円とかけるのもアレなので、予算は5000円以内である。

 広島には楽器店がいくつかあるが、とりわけ大きなお店をチョイス。YAMAHAに行こうかと思ったが、YAMAHAはどちらかというと音楽教室に力を入れているためか品揃えに多少の不安があるため、島村楽器のほうにした。

http://www.yamaha.co.jp/
http://www.shimamura.co.jp/

 いやぁ、さすがは楽器店である。いろいろなマイクスタンドがあり、1980円から1万円強までさまざまだ。卓上なのとそうでないもの以外に何の違いがあるのかさっぱり分からないが、とにかく10種類くらいあった。

 そのまま買って帰るだけでは面白くないので、”FA-101奮闘記”で書いたような事を店員さんに質問してみた。

「ROLANDの人にはインピーダンスが違うんじゃないかって言われたんですけれど」
「え~っ。そうなんですか? っていうか、お客さんのマイク=SM57LCEとかSM58って、マイクの中じゃ定番中の定番ですよ~。EDIROL(ROLAND)の言ってる事(シュアーのマイクを想定していない事)はハッキリ言ってフツーあり得んなぁと、私は思うんですけれどねぇ。」

 なんか、楽器屋さんの店員ってやけにフレンドリーなシャベリだなぁと思いつつ。

「お客さん、もう一度ソフトを良く見回して、ゲインを調節出来るようであれば調節してみてくださいよ~。他のソフトを使ってみるというのも一つの手だし。」

 うーぬー、この店員さんの言っている事も一理あるなぁと。正直、私はGarageBandについてまだまだ分からない設定とかが多いし・・・。