山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第14回)
そこが知りたい 古くて新しい最先端のがん免疫治療薬『丸山ワクチン』
色々言われてる 『丸山ワクチン』副作用がナイと言われてます
効かないとも 単体では無理でも組み合わせで大きな可能性がある。
https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4885
薬とワクチンの違い
「ワクチン」は今、何かと話題になっていますからね。
私たちの身体には免疫システムがあり、身体の防疫システムを高めています。
その結果、たとえばがんという病気で考えてみると、
がん細胞を抑えるのがワクチン。
がん細胞をやっつけるのが抗がん剤です。
コロナウイルスで考えたら、薬というのは、ウイルスに直接作用するもの。
ワクチンはヒトが持っている
「免疫(めんえき)」という仕組みを使って、ウイルスを抑えるものと考えられます。
私たちの身体の中には1日5000個以上のがん細胞が発生していますが、
自然免疫の力でがん細胞を退治しているため、がんになりません。
でも免疫細胞の攻撃から逃れて、
がん細胞が生き残ってしまう場合はがんに罹ってしまうわけです。
がんを攻撃するのは通常はキラーT細胞です。
そしてこの細胞に指令を出しているのが樹状細胞です。
樹状細胞とは
自然免疫システムの司令塔の役割を果たしている細胞です。
カナダの免疫学、細胞生物学者であるラルフ・スタインマン博士が
2011年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
その受賞理由が「樹状細胞と獲得免疫におけるその役割の発見」でした。
がん細胞によって「免疫抑制型」に変質された樹状細胞を「免疫活性型」に変換し、
がん細胞を攻撃する能力を獲得した
キラーT細胞を体内で次々と誘導することでがん細胞を死滅させるということです。
有効成分のミコール酸とLAMと呼ばれる糖脂質が樹状細胞を「免疫活性型」に変換させる
樹状細胞の働きが重要なんですね。
ところが、がん細胞がある種のファクターを出すことで
樹状細胞が「免疫抑制型」に変質してしまうことがわかりました。
CD 1という分子が樹状細胞にあり、その分子を抑えられると、
がんと闘う力を落としてしまうのです。
こうなるとT細胞を活性化させることができなくなってしまうわけです。
ダメージを受けた樹状細胞がもう一度やる気を出すファクターはどういうものかと研究した結果、
それは油でした。
脂質です。丸山ワクチンを投与することで、
その有効成分である結核菌由来のミコール酸と呼ばれる糖脂質と
リボアラビノマンナン(LAM)と呼ばれる糖脂質が、
がん患者さんの中で機能抑制されていた樹状細胞を
免疫活性型に変換させることができることがわかりました。
丸山ワクチンというのは樹状細胞活性化剤ということだったわけです。
そこで2020年3月に抗がん剤のオプジーボ(少量)との併用療法の動物実験の結果を免疫専門誌”Immunobiology”に発表しました。
抗がん剤ではなく免疫チェックポイント阻害薬。
オプジーボは眠っているキラーT細胞を活性化させます。
T細胞のPD–1と結合することにより、
免疫の働きにブレーキがかからないようにする
「免疫チェックポイント阻害薬」といわれます。
そこで少量のオプジーボと丸山ワクチンとの併用療法の試験も行いました。
仮説としては、副作用を大幅に抑えられ理想的ながん縮小効果が得られることです。
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