ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2022-90 6か月ぶりの窓越し面会

2022年08月06日 | 日記
大谷投手二桁勝利まで3度も足止め。なかなか届きません。
それでも昨日23号、24号のホームラン連発。ようやくすっきりしましたが
どうしてもチームが勝てませんね。・・

ところで101歳になる母親が今の施設にお世話になって2か月過ぎて
面会が2月からオンライン形式になってしまった。

それから週に1回、ラインでつないで会っていたのだが
話している実感が今一つわかなかった。

というには母親にとってテレビ電話というのが不慣れで何処を注視していいのか
分からないのだった。なかなか正面を向いてくれない。
しまいにはタブレットから画面につい手で触ってしまい
画面が変わってしまったり、何を言っても、返事が「あー」とか「うー」など。
会話が成立していなかったのだった。
ただ画面を通して元気でいることが分かっただけ有難いと思うしかなかったのだ。

7月末、窓越し面会が復活されたという連絡が入った。
半年ぶりの面会だった。
母親は実に嬉しそうな表情で迎えてくれた。きちんと認識できたのだ。
ラインの焦点のずれた表情に比べて、生気がみなぎっていた。
しかし、面会にきた名前はうまく言い出せずじまい。仕方がない。
なにせ半年も直接会っていないのだから。

今回は2回目の面会だった。
あって、誰かわかると、名前を聞いてみた。何か思い出しそうな表情をみせた。
「さっぱり訳がわからなくなった。忘れてしまったよ。」
以前より会話が成立してきた。そして昔の家の話などしはじめた。
はっきりした声を聞くのは久しぶりだった。

朝、畑から収穫した8キロのスイカを見せた。
大きなスイカに驚いた顔だった。
「皆さんで食べてね」と施設に渡して帰宅した。








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