keithについてはトリオやソロ以外はもう聴けないと思っていました。
デュオが出ると知ってから割とすぐに手元に届いたのでなんかまだ嘘みたいです。
Keith本人の解説はなんだか優しく、内容も優しそう。それが嬉しい、なぜだろう?
優しい音楽を演っている状態の音楽家は幸せだと思うからか。
音楽家が厳しい状態からたまには離れて優しい音楽をやる傾向、自分は結構好きです。大きなお世話でしょうが安心します。
雰囲気はKeithの新ジャンル(?)、「The Melody at Night, With You」みたいな感じですね。相手がCharlie Hadenだし結構予想通り。そして全然不満無いです。
引き合いに出すのはなんですが、For All We KnowとNo Moon At AllはBrad Mehldau鬼の名演が頭に焼き付いており、それをKeithがやっていて単純に嬉しい。Keithがあれを聴いたかは知りませんが(どこかのインタビューでMehldau批判はしていたので聴いてはいるんでしょう)バージョンが同じ傾向に感じます。まぁそれはどうでも良いんですが、ここでのKeithの演奏は改めてスーパーナチュラルに徹する意外の何者でもなく、ジャズのあり方を誠実に実践する姿であり、良くもなればならないこともあるだろう、みたいな潔い演奏です。その潔さから生まれる自然体の演奏は仙人のようでケチの付けようがないですね。いくら繰り返しかけていても全く飽きが来ない、うるさくならない、敵のない存在感。
改めてMehldauバージョンが聴きたくなって聴き返してますが、やっぱり凄い。毎回心を鷲掴みにされます。この演奏の評価は揺るがない。しかしその感情のままKeithを聴いてもこちらの印象も揺るがない。こういう聴き比べをすると大抵どっちかに偏るんですが、近いようで全く別の物かもしれません。心をグッとつかまれて放心してしまう歌と、何回でも聴きたい、常に流していたいような歌。どちらも選べる贅沢。曲が被らなければ考えなかったでしょうけど。
頑固一徹なイメージのKeithの会話の中に、闘いとか挑戦といった話題が出てこない日の記録という感じでこの作品はとても貴重な印象。今後ずっとこの路線でも良いと思ってしまうくらい僕はこの作品の登場を嬉しく思っています。
お好み度:●●●●● ●●●○○
Keith Jarrett・Charlie Haden/Jasmine
1. For All We Know
2. Where Can I Go Without You
3. No Moon At All
4. One Day I'll Fly Away
5. Intro - I'm Gonna Laugh You Right Out Of My Life
6. Body And Soul
7. Goodbye
8. Don't Ever Leave Me
Keith Jarrett-piano
Charlie Haden-bass
2010年作品(2007年録音)
デュオが出ると知ってから割とすぐに手元に届いたのでなんかまだ嘘みたいです。
Keith本人の解説はなんだか優しく、内容も優しそう。それが嬉しい、なぜだろう?
優しい音楽を演っている状態の音楽家は幸せだと思うからか。
音楽家が厳しい状態からたまには離れて優しい音楽をやる傾向、自分は結構好きです。大きなお世話でしょうが安心します。
雰囲気はKeithの新ジャンル(?)、「The Melody at Night, With You」みたいな感じですね。相手がCharlie Hadenだし結構予想通り。そして全然不満無いです。
引き合いに出すのはなんですが、For All We KnowとNo Moon At AllはBrad Mehldau鬼の名演が頭に焼き付いており、それをKeithがやっていて単純に嬉しい。Keithがあれを聴いたかは知りませんが(どこかのインタビューでMehldau批判はしていたので聴いてはいるんでしょう)バージョンが同じ傾向に感じます。まぁそれはどうでも良いんですが、ここでのKeithの演奏は改めてスーパーナチュラルに徹する意外の何者でもなく、ジャズのあり方を誠実に実践する姿であり、良くもなればならないこともあるだろう、みたいな潔い演奏です。その潔さから生まれる自然体の演奏は仙人のようでケチの付けようがないですね。いくら繰り返しかけていても全く飽きが来ない、うるさくならない、敵のない存在感。
改めてMehldauバージョンが聴きたくなって聴き返してますが、やっぱり凄い。毎回心を鷲掴みにされます。この演奏の評価は揺るがない。しかしその感情のままKeithを聴いてもこちらの印象も揺るがない。こういう聴き比べをすると大抵どっちかに偏るんですが、近いようで全く別の物かもしれません。心をグッとつかまれて放心してしまう歌と、何回でも聴きたい、常に流していたいような歌。どちらも選べる贅沢。曲が被らなければ考えなかったでしょうけど。
頑固一徹なイメージのKeithの会話の中に、闘いとか挑戦といった話題が出てこない日の記録という感じでこの作品はとても貴重な印象。今後ずっとこの路線でも良いと思ってしまうくらい僕はこの作品の登場を嬉しく思っています。
お好み度:●●●●● ●●●○○
Keith Jarrett・Charlie Haden/Jasmine
1. For All We Know
2. Where Can I Go Without You
3. No Moon At All
4. One Day I'll Fly Away
5. Intro - I'm Gonna Laugh You Right Out Of My Life
6. Body And Soul
7. Goodbye
8. Don't Ever Leave Me
Keith Jarrett-piano
Charlie Haden-bass
2010年作品(2007年録音)
現在,私は北京に出張で来ているのですが,私のブログにはなぜかこちらからアクセスができません。よって,当方ブログでのお返事は帰国後になってしまいますので,まずはこちらにコメントさせて頂きます。
私はBrad Mehldauはピアニストとしては少なからず,Keithをひな形にしていると思っているんですが,このアルバムのKeithの演奏とは随分違う世界に行ってしまっていると思いますが,これが年齢差ってやつかもしれません。
しかし,これはこれでやはり素晴らしい演奏集であり,私にとっては久々にKeithのアルバムでも何度も聞きたくなるアルバムとなりました。
ということでTBさせて頂きます。
いろんな受取り方があるということで、こちらからもTBさせていただきます。
よろしく。
実は、私のブログ仲間のすずっくさん(My Secret Room
http://plaza.rakuten.co.jp/mysecretroom/)が、Keithの記事の件で、意見も合うし、ぜひTBのやりとりをしたいとのことです。普段は積極的に自分から突撃していくタイプなんですが、ガラにもなく、ちょっと間を取り持ってほしいなんて言ってるもんで、お手数ながら一度連絡とってもらえますか。宜しくお願いいたします。
そして、トラバは成功しましたよ。
こちらも、ありがとうございます。
j worksさまが思われてる程、、猪突猛進でもないと思うのですが、、まぁ、お淑やかでもないです。
リンクもしたいとおもいますが、バタバタなので、、ちょっと待ってね。
おわかりのよーに、時代遅れの携帯から書き込みしてますので、コメント無精なんですが、ブックマークからのぞきにきますね。
さて、、このアルバム、わたしは何も考えないで、素直に受け止めちゃいました。
このアルバムでる、、って、知ったときから、、なんか、、こんなアルバムでないか、、って、気がしてまして、、違和感なかったです。だって、ジャスミンだもんねぇ。
これ、、本当なんです。
もちろん、試聴もしてませんけどね。
メルドーのそのアルバムも好きなのですが、、この時は、頭に浮かばなかったです。
時間ができたら、、きいてみますね。
ありがとうございました。
ブログ間でTBの相性が悪いってのは結構ありますねぇ。私の記事にこちらの記事のリンクを貼るということで,代替させて頂きます。何とかして欲しいですよねぇ。
TBしてみます.