弧考のハイパー哲学

史上最大の哲学  

大阪のおばちゃん vs 東京山の手セレブ 価値観対決

2014-05-19 08:25:08 | 日記
 ある品物を手に入れたり、サービスを受けたりしたときに、苦痛や不快の解消軽減または快感満足感(**インセンティブ**)を感じたら、それがその品物やサービスの価値であり、それを感じた人の価値観だ。
 従って、人それぞれ価値観が違うのは当然だ。
 大阪のおばちゃんは、まわりにいるおばちゃんなかまが見た目より安く手に入れた品物を自慢して喜んでいるのにしょっちゅう接しているから、自分もそうすることで、そうなりたいと思うし、東京の山の手のセレブは高額であればあるほど自慢でき、安物を持つことは不快と感じている者ばかりのなかで自分もそうならなければならないと思うようになってしまうというようなことである。

**インセンティブ**は他の人が**インセンティブ**を得ている情報で作られる

2014-05-16 17:34:47 | 日記
 **インセンティブ**は、誰かが、苦痛や不快の解消をしたり、快感・満足感を得ている状態の情報を得て、自分も同じことをすることで、それが得られるかもしれないという期待が生まれて形成される。
 したがって、情報として獲得できた範囲内の**インセンティブ**しか持てない。また、限られた範囲内の情報にしか接していない状態が続けばその範囲内の**インセンティブ**だけが増強され他の**インセンティブ**は衰退していくことになる。

全ての人間に共通する要素について

2014-05-14 15:27:20 | 日記
 獲得すれば苦痛・不快の解消、軽減、回避ができるか、または、喜び、快感、満足感を得られる と期待できる 物・者・もの・ことがら を **インセンティブ** とよぶことにしてみれば、全ての人は、常に**インセンティブ** を求めて意識的にあるいは無意識的に考えたり思ったりしているという共通点があるとわかります。
 ただし、ひとりひとりの**インセンティブ**は、それぞれの人が、そのときまで生きてきた過程で、経験したり、情報として獲得した事柄で全くちがいます。

鏡の像から自分について知るということについて

2014-05-12 14:44:29 | 日記
 自分が何らかの動きをしたときの、鏡に映った自分の像の動きについて、同じ動きの成分と異なった動きの成分を分けて考えることで、同じ成分が自分を形成している成分に含まれていると知ることができる。
 また、自分以外の人のさまざまな動きからも、自分と同じ成分を見つけ出すことができる。
 そして、あらゆる現象(事象)の変化からも自分にある変化と同じパターンを見つけ出せる。
 それを続けていけば、自分が、さまざまな変化パターンの重ね合わせ及び組み合わせで形成されていることに気づくことができる。


鏡像は左右逆だと思ってしまう理由について

2014-05-09 17:44:11 | 日記
 鏡に映った自分の像について上下は逆にならないのに左右は逆になっていると思ってしまうことがあるが、実際には上下も左右も逆にはなっていず、前後が逆になっている。
 ためしに、矢印を描いた紙を鏡の前に置いて、その向きをみれば、上に向ければ鏡にうつった矢印も上に、下では下に、左では左に、右では右に向いていることと、前後のときだけ逆になることでそれがわかる。
 しかし、通常は鏡にうつった像をみているわけではないので、鏡にうつった像の位置に自分が向かい合っている場合を仮定してしまうので(人は、ほぼ左右対称なのでそのように重ね合わせやすい)、鏡にうつっている左手を、向かい合っている自分の右手、うつっている右手を向かい合っている自分の左手と思ってしまう。それが、その理由である。