弧考のハイパー哲学

史上最大の哲学  

ついに、ハイパー哲学の予測した相対的優越の価値崩壊が到来したか ?

2020-03-13 12:18:30 | 日記
 コロナウイルスパンデミックは、相対的優越の価値を崩壊させる。
 個人という情報処理選択システムは、そのシステムにプラスのフィードバック変化が期待できる 物・刺激・サービス・ことがら他等を選択している。
 また、選択した結果のフィードバックにより選択回路・選択経路が変化していく。
 衣食住健康等生活に密接な環境に変化がない場合、システム回路・経路は、余裕があるので、他人と比較した優劣に関係した処理をすることで変化していく。
 トレーダーは、財産・スポーツ選手は成績・アーティスト並びに作家等の連中は稼ぎ名声が優位へ変化できる期待がある方への選択を常にしている。そのことにより、それに関する回路経路は増強し、他の回路経路は相対的に弱化していく。
 また、さまざまな情報にさらされて、観客やファンとなった個人の選択回路経路も同様の変化をしていく。
 個人に、いったん、あるものごとの優位を選択する回路経路ができると、それが破綻するまで増強循環する場合がある。バブル経済もその典型的なものである。
 経済は、需要と供給。  個人システムが快満足等が期待できる物サービスことがら等か、苦痛不快不満等の回避解消軽減が期待できる物サービスことがら等の交換の循環が組み合わされたものと考えればよい。
 そうすれば、衣食住健康に密接なことがらが脅かされたとき、相対的優劣がかかわることがらの価値は低下することがかんたんにわかる。
 コロナウイルスパンデミックにより、衣食住健康に密接なことがらの比重が増大し、そのレベルの維持にかかる費用を含むさまざまなことがらが増加していけば、それ以外は縮小せざるを得ない。
 芸能・芸術・文芸・音楽・スポーツ等の価値は低下していく。
 お笑い芸人も、ジャニーズもAKB48らも、スポーツ選手らも、評論家文化人らも衰退し淘汰の嵐にさらされるだろうというのがハイパー哲学の予測である。
 生者必滅・盛者必衰・会者定離・物理学領域に存在しているのはその領域で連続性をもつことがらだけだ。