弧考のハイパー哲学

史上最大の哲学  

科学的幸せの定義

2012-06-22 19:17:54 | 日記
 人間個人の意識・思考・思想・精神・魂  等についても情報処理ソフトウェアネットワークの重ね合わせであると考えることで、その変化について、推定予測ができます。

 最初にインセンティブという言葉の概念に含まれることがらを拡張します。それは、((苦痛又は不快の解消・軽減・回避  ならびに  喜び・快・満足等の獲得全体))をインセンティブという言葉で表すということです。

 そうしますと、人間個人は、その時点までに形成された情報処理ソフトウェアネットワークの範囲内で、最も多くのインセンティブを得ることを目的に考えて(情報処理して)それが期待できる行動を選択し、行動してその結果を受け入れて変化したソフトウェアで、また考える  ということを繰り返し続けるといえます。

 以上のことから幸せの定義は以下のようになります。

1 インセンティブ量が期待した量より多い状態が続けば幸せと感じる(情報処理する)。

2 期待した量より少ない状態が続けば不幸せと感じる。

3 全く期待できないとなればそれは、絶望状態です。

4 人間個人のソフトウェアは、常に変化しているので、増減が全くない状態は有りません。わずか増えていれば、ささやかな幸せと感じ、わずかな減少は少々の不幸せを感じさせます。

 幸不幸は考え方・気の持ちようで変わるなどと言う者がいますが、人間個人のソフトウェアは、その時まで長期間やすみなく情報処理して蓄積形成されたものですから簡単に変えることが適るようなものではありません。

 つづきは後日予定


科学物理学哲学による事象の予測

2012-06-17 10:14:50 | 日記
伝播する変化パターンを(情報という概念を拡張して)情報と仮定します。そうしますと、変化パターンのフィードバックにより形成されたネットワークは変化パターンという情報を発信・受信しながら変化していく情報処理システムと仮定できることになります。従って、存在とは、情報処理ソフトウェアネットワークシステムとなります。なお、変化パターンを発信・受信することでの変化を(情報処理の概念を拡張して)情報処理による変化としています。
さらに概念とは共通する変化要素が含まれている変化の集合を表す言語表現と仮定しています。
ネットワークの、ある部分とそれ以外の部分を分けてみます。それを、内部・外部とします。そうすると、情報も、ネットワーク内部間の情報、外部間の情報、外部から内部への情報、内部から外部への情報に分かれます。
従って、ネットワークの無限にある変化も、内部主体の変化、外部主体の変化、外部が発信することによる外部の変化、内部が受信することによる内部の変化、内部から発信することによる内部の変化、外部が受信することによる外部の変化に分かれます。
無限の内部変化のなかには、周期をもって一定期間持続する成分もあると仮定します。そのような変化は連続性を持っているとします。法則が有る変化はネットワーク内部で周期変化を生むと仮定します。従って、内部では、連続性を持ったさまざまな変化が重ね合わされていると仮定できます。以上の性質を持ったネットワーク内部をネットワーク領域という概念で表します。

すべての事象は無限にある情報処理ソフトウェアネットワーク領域の重ね合わせであると仮定することになります。事象の変化を推定・予測するためには、最初に、その事象を構成している無限の領域のなかから、(試行錯誤を繰り返すことで)変化に大きく関係するものとさほどでもないものを分けます。そうしておいて、大きく関係するとしたものについてその変化パターンを推定して(要するに要素への還元です)、その変化パターンを重ね合わせることで、もとの事象について推定・予測しようというのが私の考え方です。


科学・物理学からハイパー哲学へ

2012-06-13 14:33:32 | 日記
私が考えている哲学は、あらゆる事象についてなんらかの説明ができるスキルです。

既存の哲学は私自身がどこからきて、今どこにいるのか、どこへ向かえばいいのか、その答えを出すための役に立ちませんでした。

そのため、まず考えるとはどういうことか ?、私が考えることができるのはなぜか ?、について試行錯誤を繰り返しました。

その結果、なにかがある(存在する)とは((なにかが変化しているということ))だと仮定しました。  たとえば人がテーブルの上にリンゴが有ると知る場合を例にとると、リンゴに当たった光が反射して目に入り網膜の視細胞を刺激して電気信号を発生させ視神経を通って脳に伝わり脳細胞の状態が変化することでそれを知るというような変化の連鎖が有ります。

次に考えるとは、なんらかの事象について、どのように変化してきて、今の状態になったかを推定して、これからどのように変化していくかを予測することだと仮定しました。

次に、全ての変化は物理学的エネルギーの変化だと仮定しました。物理学はエネルギーの変化に法則があるとしています。法則はパターンともいえます。それは、今までに物理学で解明された精度の範囲で、起きるパターン起きないパターンがあるということです。

以上の仮定からすべての事象は、物理学的に起きるパターンの重ね合わせであると仮定できます。

物理学ではエネルギーの変化は伝播します。ある変化パターンを持つ場所から伝播した変化が別の場所の変化パターンを変化させ、  その場所からもとの場所へ伝播する変化パターンを  変化させる  ((フィードバック))  により変化はネットワーク構造となります。

以降は後日予定しています。