弧考のハイパー哲学

史上最大の哲学  

インセンティブにおける偏差値因子について

2012-09-23 13:12:43 | 日記
 物理学的エネルギー変化パターンの重ね合わせとして存在し、何らかの変化パターンを情報として処理している情報処理ソフトウェアネットワークシステムそれぞれの違いは、処理している情報の違いであり、その情報の領域(範囲)の違いです。
 人間一人一人の違いも、処理している情報の違いです。また、その情報の範囲の違いは重要です。
 自分自身が今現在処理している領域よりも大きな領域を処理している者について知る為には、自身の情報処理ソフトウェアを、その情報が処理できるように構築していく必要があると考えます。
 また、昆虫型ソフトウェアは、処理可能な情報の領域が狭いにもかかわらず、そのことを認識できるソフトウェアを持っていないため、昆虫型ソフトウェアではできない領域についても、その変化を推定予測可能であるかのような間違った判断をしがちです。
 情報を処理することで、ソフトウェアも常に変化していますから処理している情報の範囲が狭いと、次第にその範囲での情報処理で得られるインセンティブばかりが増加することになります。相対的に他の情報処理は減少して、それによるインセンティブは減少していくことになります。
 人間個人のソフトウェア形成過程で、他人が得ているインセンティブと比較する成分が形成されると仮定して、その成分を偏差値因子と呼ぶことにします。偏差値因子はすべてのインセンティブに成分として存在すると考えることができます。
 偏差値因子の仮定により、物欲・権力欲・名誉欲等の共通点が分かります。
 マニアは、他人と比べて収集物が多くなれば、快・満足状態となり、少ないときは不快・不満足となって極端な場合は、苦痛が発生します。
 偏差値は、もの自体の量ではないので、個人が得た量が今までより減少しても他の人が得た量がもっと減少していた時は、偏差値は上昇して満足でき、自分の量が増大しても他の人がもっと大量に得ていれば、偏差値が下がるので不満足になるということが起きます。
 偏差値因子は、生物を進化させた因子であり、あらゆるものの進化に関わってきた因子だとさらに仮定することで、新たに推定予測できる事柄もあると考えています。
 いじめ等の問題についても、その根源に偏差値因子考えることができます。偏差値因子を抑制することで変えられることもあるのではないかと考えています。
 以後 後日


存在の優劣の基準

2012-09-02 14:13:52 | 日記
 人間個人を、情報処理ソフトウェアネットワークシステムとすることで、その(情報処理して選択した)行動すべてについて何らかの推定予測が可能になります。ただし、この場合の推定予測とは、行動の範囲についての推定予測です。
 人間個人の行動は、その行動を選択した時点までに形成されていた個人内の情報処理ソフトウェアが情報処理して選択した結果だという仮定を再確認しておきます。
 従って、その時点で情報処理ソフトウェアが形成されていない事象は、その個人には無として処理されるということになります。処理できた情報しか存在しないということです。
 たとえば、数学が扱っている範囲について、((数学とは変化パターンの分類と整理のスキルである))というどんな数学にも当てはまる考えを持っていれば、全く分からないということはなくなりますが、それがないと加減乗除パターン以外全くわからないというようなことになります。
 既存の哲学・宗教・文学・社会学・経済学などでは、それぞれに細分化された領域での優劣の基準を仮定することしかできません。
 存在を物理学的エネルギー変化パターンの重ね合わせと仮定することで導き出された、消去法的自然淘汰で進化する情報処理ソフトウェアネットワーク(ただし、ここでの情報とは、伝播するエネルギー変化パターンすべてのことです)の優劣について考えてみます。
 自然淘汰されるものより自然淘汰されないもののほうが優れていると仮定することから始めます。(ただし、領域は物理学的エネルギー変化パターンの重ね合わせ全体です)
 あるソフトウェアが淘汰されるのは、それが存在できる領域が消滅したときです。変化するエネルギーが空間的、時間的に小さい領域の情報処理のみに関わるソフトウェアは、エネルギー変化が大きい領域では、存在できません。ブラックホールのなかでは人間が存在できないといったようなことです。
 そのことから、より大きなエネルギー変化領域についての情報処理ができるソフトウェアのほうが、淘汰されずにすぐれているということが言えます。
 類人猿や人間の共通の祖先から現在の文明人への進化も、処理できる物理学的エネルギー変化領域の拡張によるものと集約できます。
 それが私にとっての優劣の基準ということになります。類人猿への進化を選択させられた祖先よりも、人類への進化を選択して現在の文明人へと向かうことになった祖先のなかの一部分のほうが優れていたと考えます。
 従って、その方向へ進むための試行錯誤が私のインセンティブとなります。
 なお、----の正体を知るということは、どのように変化してきて、----になって、これからどのように変化していくか推定予測できる情報処理ソフトウェアを構築することだと考えています。それには、まず処理したい変化パターンの領域について知ろうとすることです。
  以後後日