弧考のハイパー哲学

史上最大の哲学  

科学物理学哲学による事象の予測

2012-06-17 10:14:50 | 日記
伝播する変化パターンを(情報という概念を拡張して)情報と仮定します。そうしますと、変化パターンのフィードバックにより形成されたネットワークは変化パターンという情報を発信・受信しながら変化していく情報処理システムと仮定できることになります。従って、存在とは、情報処理ソフトウェアネットワークシステムとなります。なお、変化パターンを発信・受信することでの変化を(情報処理の概念を拡張して)情報処理による変化としています。
さらに概念とは共通する変化要素が含まれている変化の集合を表す言語表現と仮定しています。
ネットワークの、ある部分とそれ以外の部分を分けてみます。それを、内部・外部とします。そうすると、情報も、ネットワーク内部間の情報、外部間の情報、外部から内部への情報、内部から外部への情報に分かれます。
従って、ネットワークの無限にある変化も、内部主体の変化、外部主体の変化、外部が発信することによる外部の変化、内部が受信することによる内部の変化、内部から発信することによる内部の変化、外部が受信することによる外部の変化に分かれます。
無限の内部変化のなかには、周期をもって一定期間持続する成分もあると仮定します。そのような変化は連続性を持っているとします。法則が有る変化はネットワーク内部で周期変化を生むと仮定します。従って、内部では、連続性を持ったさまざまな変化が重ね合わされていると仮定できます。以上の性質を持ったネットワーク内部をネットワーク領域という概念で表します。

すべての事象は無限にある情報処理ソフトウェアネットワーク領域の重ね合わせであると仮定することになります。事象の変化を推定・予測するためには、最初に、その事象を構成している無限の領域のなかから、(試行錯誤を繰り返すことで)変化に大きく関係するものとさほどでもないものを分けます。そうしておいて、大きく関係するとしたものについてその変化パターンを推定して(要するに要素への還元です)、その変化パターンを重ね合わせることで、もとの事象について推定・予測しようというのが私の考え方です。