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讃州菴

讃岐善通寺周辺のちょっと昔を探検してみよう。
善通寺・旧陸軍十一師団・琴平参宮電鉄など。

成竹を胸中に得(蘇軾『篔簹谷偃竹記』)

2016-03-07 | 人生訓・その他
得成竹于胸中。(蘇軾『篔簹谷偃竹記』)

成竹を胸中に得(蘇軾『篔簹谷偃竹記』)


竹を描くには、胸中に描かれた竹の姿がなければ、描くことはできない。

事、目標を成し遂げるには、その目標に達成できた後の自分の姿を頭に浮かばせる事ができなければ、完遂できない。目標に達成する為に予め準備するもの、必要な技量などを修得しなければならぬかもしれない。
ただ、漠然と行動するだけでは、進むものも遅々として進まない。





酒は百薬の長(『漢書』)
人心は譬えば、槃水の如し(『荀子』)





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人心は譬えば、槃水の如し(『荀子』)

2016-03-06 | 人生訓・その他
人心譬、如槃水。(『荀子』)

人心は譬えば、槃水の如し(『荀子』)


人の心とは、浅いたらいに入れた水のようなもの。
静かにしていれば水面は物をよく映すが、少しでも動かすとたちまち水面が揺れて何も映らなくなる。

自分の心が冷静ならば、物事が的確に判断できるが、心が揺れ乱れている時は、判断できない。
人間の心は、揺れ動くもの、いかに冷静にいられるか。





成竹を胸中に得(蘇軾『篔簹谷偃竹記』)
周は旧邦なりと雖も、其の命維れ新たなり(『詩経』)





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周は旧邦なりと雖も、其の命維れ新たなり(『詩経』)

2016-03-05 | 人生訓・その他
周雖旧邦、其命維新。(『詩経』)

周は旧邦なりと雖も、其の命維れ新たなり(『詩経』)


周は、歴史ある古い国ではあるが、今、天命を享けて新しい国家「周」が誕生した。

日本では天保元年、水戸学の大家である藤田東湖が藩政改革への決意を述べる際に、「周雖旧邦、其命維新」を引用して用いたのが最古とされる。


明治「維新」の語源。





人心は譬えば、槃水の如し(『荀子』)
可を見て進み、難を知っては退く(『呉子』)





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可を見て進み、難を知っては退く(『呉子』)

2016-03-04 | 人生訓・その他
見可而進、知難而退也。(『呉子』)

可を見て進み、難を知っては退く(『呉子』)


勝つ条件があれば進撃し、勝つのに困難な条件であれば退却する。
勝つ見込も立っていないのに進撃すべきではない。

ただ、やみくもに行動するのは、作戦ではなく無謀な行動だ。






周は旧邦なりと雖も、其の命維れ新たなり(『詩経』)
耳中常に耳に逆らうの言を聞く(『菜根譚』)





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耳中常に耳に逆らうの言を聞く(『菜根譚』)

2016-03-03 | 人生訓・その他
耳中常聞、逆耳之言。(『菜根譚』)

耳中常に耳に逆らうの言(ことば)を聞く(『菜根譚』)


常に耳に痛い話、言葉を聞く心がけを忘れないようにせよ。

誰しも上司に向かって苦言、諫言を申し上げたいとは思わないし、言うにあたりかなりの覚悟をもって言うものである。なぜ相手がそういう事を言う事になってしまったのか、理由が必ずあるハズである。

先日取り上げた言葉と同様、その言葉を聞き流すか、受け止めるかでその後の方向性が決まる。







可を見て進み、難を知っては退く(『呉子』)
聴言には則ち対え、誦言には酔うが如し(『詩経』)





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聴言には則ち対え、誦言には酔うが如し(『詩経』)

2016-03-01 | 人生訓・その他
聴言則対、誦言如酔。(『詩経』)

聴言には則ち対え、誦言には酔うが如し(『詩経』)


自分を持ち上げてくれる言葉に対しては、喜んで答えるが、正しい諫言に対しては、酒に酔うたかのごとく答えない。

人間誰しもある事であるが、いつまでも酔うたふりかの如く逃げおおせる訳がない。
諫言を聞かぬふりをしていると、都合のいい言葉、都合のいい部下しかいなくなり、本当のことが判らなくなる。








耳中常に耳に逆らうの言を聞く(『菜根譚』)
未だ至らざるを測ることなかれ(『小学』)





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未だ至らざるを測ることなかれ(『小学』)

2016-02-28 | 人生訓・その他
毋測未至。(『小学』)

未だ至らざるを測ることなかれ(『小学』)

まだ、起こってもいない問題をあれやこれやと悩んでいても事が解決する訳でもない。
そうならないかも知れないし、なるかも知れない。

「明日は明日の風が吹く」だ。
ど~んと構えて起こった問題に対してあたって行こう。








聴言には則ち対え、誦言には酔うが如し(『詩経』)
弓張って弛めざるがごとし(『墨子』)





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弓張って弛めざるがごとし(『墨子』)

2016-02-27 | 人生訓・その他
弓張而不弛。(『墨子』)

弓張って弛め((ゆるめ)ざるがごとし(『墨子』))

弓をゆるめずに張りっぱなしにしていたら、弓が使えなくなるように、人もずっと張りつめて仕事をやっていると逆に集中を欠き、ミスを起こしてしまう。

適度な休憩をとりつつ、やっていくことが肝要だ。







未だ至らざるを測ることなかれ(『小学』)
得意の時、便ち失意の悲しみを生ず(『菜根譚』)





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得意の時、便ち失意の悲しみを生ず(『菜根譚』)

2016-02-26 | 人生訓・その他
得意時、便生失意之悲。(『菜根譚』)

得意の時、便ち失意の悲しみを生ず(『菜根譚』)

得意満面、順風にはかどっている時こそ、失敗の根がほころびかけているのだ。
注意すべきは、うまくいかなくなってからではない。順風の時だ。


でもこの言葉、結果論ではないか。
順風の時は、スイスイと失敗していないから分からない。
行き詰った時に振り返れば、あの時こういう風にしたからそのしっぺ返しがきたのだと思う。
その気持ちを、言葉に表したのが、この言葉では。

しかし、一度失敗したら、今度は同じ二の舞を踏みたくないから、うまく行きつつも失敗の根を抜きつつ前へ進む。警戒、注意をしながら。少し慎重になってしまうけど。







弓張って弛めざるがごとし(『墨子』)
治世の能臣、乱世の姦雄なり(『十八史略』)』)





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治世の能臣、乱世の姦雄なり(『十八史略』)

2016-02-25 | 人生訓・その他
治世能臣、乱世姦雄。(『十八史略』)

治世の能臣、乱世の姦雄なり(『十八史略』)

平時に於いては優秀な官吏、有事に於いては世にこの人ありと言わしめる程の大人物だ。
若き日の曹操を語った有名な言葉。


今、この世、決して順風満帆ではない。
まさしく乱世というに相応しい今、文武両道に秀でた人物を待ち望んでいる。


曹操の生き方には賛否両論あるが、平時に於いても乱世に於いても的確に判断できる「治世の能臣、乱世の姦雄」たる指導者、その気概が伝わってくる。




得意の時、便ち失意の悲しみを生ず(『菜根譚』)
時務を識る者は俊傑に在り(『十八史略』)





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