へびのように賢く、はとのように素直であれ

いつの頃か、偽善が世の中に満ちている。偽善は見破らなければならない。へびのように賢く、はとのように素直でありたい。

不思議な少年!! その64の1

2009-11-19 17:50:44 | Weblog

先駆者ヨハネ、エリコに行く



 真理が説かれる時、魂を揺り動かさないと、すんなりとは入ってはいかない。その役割がヨハネには使命として与えられていたのであろう。所謂、『つかみ』である。


 当時、エルサレム近辺ではローマの侵攻とユダヤ本来の宗教勢力と軋轢から、人心は不安定の中にあったと想像される。教条主義と偽善が横行していたと思われる。その中で救世主の出現を宗教的信念で待ちわびる人々も多くいた。


 ある意味で、真理を求める風潮は高まっている状況にあった。


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<記事に無関係>


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<記事に無関係

 しかし、ヨハネは容赦はない。あくまでも悔い改めと贖罪を求めた。新たな酒は革袋が必要なように、真理に感応するには、魂を清めなければならない。魂を清めるというのは、今風に言うとパラダイムの転換である。


 その象徴(しるし)として、バプテスマ(洗礼)を施した。所謂、水の洗礼である。当時、ヨルダン川に全身を投げ入れて、ザブンと浸かることを言う。決して、ちょこっと水を額に掛ける程度のものではない。しかし、それでも象徴(しるし)である。


 日本の水垢離(みずごり)と基本的には同じ性質のものだろう。ところ変われば、呼び名が違う。コピー用紙に譬えれば、一度、コピーした紙に新たにコピーしても読めなくなる訳で、一度白紙にする事を必要とする。


 それが、言わば洗礼である。


先駆者ヨハネ、エリコに行く。ギルガルで民衆に逢う。自分の使命を語る。バプテスマの儀式を始める。多くの人々にバプテスマを施す。ベタニヤに帰って教える。ヨルダン川に帰る。


 ヨハネはエリコに下り、そこでアルパヨと一緒になった。人々はヨハネがそこに居ることを聞いて、大勢群をなしてつめかけ、その話を聞こうとした。


 彼は誰とも語らなかったが、時が来ると、ヨルダン川に下り、人々に言った。


 「改心して清き泉に来り、汝らの罪をすっかり洗いきよめるがよい。ヨルダン川の渡場に来て、この川の水で洗い清めるがよい。これは魂の内部を清める象徴(しるし)である。」


 すると、見よ、群衆がおりて来て、、ヨルダン川で洗われ、一同自分の罪を告白した。


 数ヶ月間、周囲の各地方で、ヨハネは純潔、正義を説き、それから幾日かの後再びベタニヤに行って教えた。初め正直な求道者だけしか来なかったが、やがて利己的で悪意を抱いた連中が改心もせずにやって来た。これはただ多数の人々が来たからやって来たのである。


 ヨハネは改心しないパリサイ人、サドカイ人を見て言った。


 「なんじら蝮(まむし)の子孫よ、待て、やがて来る御怒(みいか)りのしらせを聞いて心配しているのか。


 さあ、改心の実を示すがよい。


 なんじらがアブラハムの子孫だと一言うだけでそれでよいのか。わたしは否と言う。アブラハムの子孫は、神の前では、異邦人と同様に悪事をすれば、同様に悪い。


 斧を負るがよい。よい実を結ばぬ木は残らず根もとで切られて、火に投げ入れられる。」

 

 すると群衆は、「わたしたちはどうすればよいか」と聞いた。


 これに対してヨハネは答えた。


 「すべての人々を助ける働きをするがよい。自分の持ちものを利己的に使ってはならない。二枚のコートある者は一枚ももたない人にやるがよい。食べものある者は無い者に分けてやるがよい。」


  酒税人が、来て、「わたしは、どうすればよいか」と尋ねると、ヨハネは答えた、


 「正直な仕事をなし、集める税金を余分にとって、これを自分のものにしてはならない。応の命ずる以上に取ってはならぬ。」


 軍人が来て尋ねた、「わたしたちはどうすればよいか。」先駆者は答えた、


 「人をおどしたり、不正に強奪しないで、自分のもらう給与で満足するがよい。」


 ユダヤ人のなかには、キリストの来ることを待ち受け手いる者が多かったので、ヨハネをキリストと思っている者もあった。

                       

  しかし、彼らの問いに対して、ヨハネは答えた、「わたしは汝らを水で清める。これは魂を清めるしるしである。しかし、来るべき者が来れば、彼は聖気を以て清め、火で浄化するだろう。


 彼は手に箕(み)を携え、麦と籾殻(もみがら)をわけ、籾殻を捨て、麦は一粒も残さず倉に納めるであろう。これがキリストである。


 見よ、彼は来る。そして汝らと一緒に歩むだろうが、汝らは彼を知らぬだろう。彼は王である。わたしはその靴の紐(ひも)を解くにも足らない。」


 それからヨハネはベタニヤを去って、再びヨルダン川の渡場に行った。



【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】
 
            

  第十三部 先駆者ヨハネの奉仕 


第六十三章 先駆者ヨハネ、エリコに行く。ギルガルで民衆に逢う。自分の使命を語る。バプテスマの儀式を始める。多くの人々にバプテスマを施す。ベタニヤに帰って教える。ヨルダン川に帰る。


1)ヨハネはエリコに下り、そこでアルパヨと一緒になった。

→64の2に続く


不思議な少年!! その64の2

2009-11-19 17:50:04 | Weblog
→64の1より続き

2)人々はヨハネがそこに居ることを聞いて、大勢群をなしてつめかけ、その話を聞こうとした。


3)彼は誰とも語らなかったが、時が来ると、ヨルダン川に下り、人々に言った。


4)「改心して清き泉に来り、汝らの罪をすっかり洗いきよめるがよい。


5)ヨルダン川の渡場場に来て、この川の水で洗い清めるがよい。これは魂の内部を清める象徴(しるし)である。」


6)すると、見よ、群衆がおりて来て、、ヨルダン川で洗われ、一同自分の罪を告白した。


7)数ヶ月間、周囲の各地方で、ヨハネは純潔、正義を説き、それから幾日かの後再びベタニヤに行って教えた。


8)初め正直な求道者だけしか来なかったが、やがて利己的で悪意を抱いた連中が改心もせずにやって来た。これはただ多数の人々が来たからやって来たのである。


9)ヨハネは改心しないパリサイ人、サドカイ人を見て言った。


10)なんじら蝮(まむし)の子孫よ、待て、やがて来る御怒(みいか)りのしらせを聞いて心配しているのか。


11)さあ、改心の実を示すがよい。


12)なんじらがアブラハムの子孫だと一言うだけでそれでよいのか。わたしは否と言う。


13)アブラハムの子孫は、神の前では、異邦人と同様に悪事をすれば、同様に悪い。


14)斧を負るがよい。よい実を結ばぬ木は残らず根もとで切られて、火に投げ入れられる。」


15)すると群衆は、「わたしたちはどうすればよいか」と聞いた。


16)これに対してヨハネは答えた。「すべての人々を助ける働きをするがよい。自分の持ちものを利己的に使ってはならない。


17)二枚のコートある者は一枚ももたない人にやるがよい。食べものある者は無い者に分けてやるがよい。」


18)酒税人が、来て、「わたしは、どうすればよいか」と尋ねると、ヨハネは答えた、


19)「正直な仕事をなし、集める税金を余分にとって、これを自分のものにしてはならない。応の命ずる以上に取ってはならぬ。」


20)軍人が来て尋ねた、「わたしたちはどうすればよいか。」先駆者は答えた、


21)「人をおどしたり、不正に強奪しないで、自分のもらう給与で満足するがよい。」


22)ユダヤ人のなかには、キリストの来ることを待ち受け手いる者が多かったので、ヨハネをキリストと思っている者もあった。


23)しかし、彼らの問いに対して、ヨハネは答えた、「わたしは汝らを水で清める。これは魂を清めるしるしである。しかし、来るべき者が来れば、彼は聖気を以て清め、火で浄化するだろう。


24)彼は手に箕(み)を携え、麦と籾殻(もみがら)をわけ、籾殻を捨て、麦は一粒も残さず倉に納めるであろう。これがキリストである。


25)見よ、彼は来る。そして汝らと一緒に歩むだろうが、汝らは彼を知らぬだろう。


26)彼は王である。わたしはその靴の紐(ひも)を解くにも足らない。


27)それからヨハネはベタニヤを去って、再びヨルダン川の渡場に行った。



【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  


SECTION XIII

MEM

The Ministry of John the Harbinger


CHAPTER 63

John, the harbinger, visits

Jericho. Meets the people at
Gilgal. Announces his mission.

Introduces the rite of baptism. Baptizes
many people.

Returns to Bethany and teaches. Returns
to the Jordan.



AND John went down to Jericho; there he abode with Alpheus.

2) And when the people heard that he was there they came in throngs to hear him speak.

3) He spoke to none; but when the time was due he went down to the Jordan ford, and to the multitudes he said.

4) Reform and in the fount of purity wash all your sins away; the kingdom is at hand.

5) Come unto me and in the waters of this stream be washed, symbolic of the inner cleansing of the soul.

6) And, lo, the multitudes came down, and in the Jordan they were washed, and every man confessed his sins.

7) For many months, in all the regions round about, John pled for purity and righteousness, and after many days he went again to Bethany; and there he taught.


8) At first few but the honest seekers came; but, by and by, the selfish and
the vicious came with no contrition; came because the many came.

9) And when John saw the unrepentant Pharisees and Sadducees come unto him, he said,

10) You children of the vipers, stay; are you disturbed by news of coming wrath?

11) Go to, and do the things that prove repentance genuine.

12) Is it enough for you to say that you are heirs of Abraham? I tell you, no.

13) The heirs of Abraham are just as wicked in the sight of God when they do wrong as any heathen man.

14) Behold the axe! and every tree that bears not wholesome fruit is cut down at the roots and cast into the fire.


15) And then the people asked, What must we do?

16) And John replied,
Accept the ministry of helpfulness for all mankind; spend not upon your selfish selves all that you have.

17) Let him who has two coats give one to him who has no coat; give part of all the food you have to those in need.

18) And when the publicans came up and asked,
What must we do?

John answered them,

19) Be honest in your work; do not increase for selfish gain the tribute you collect; take nothing more than what your king demands.

20) And when the soldiers came and asked, What must we do?
The harbinger replied,

21) Do violence to none; exact no wrongful thing, and be contented with the wages you receive.

22) Among the Jews were many who had been waiting for the Christ to come, and they regarded John as Christ.

23) But to their questions John replied, In water I do cleanse, symbolic of the cleansing of the soul; but when he comes who is to come, lo, he will cleanse in Holy Breath and purify in fire.

24) His fan is in his hand, and he will separate the wheat and chaff; will
throw the chaff away, but garner every grain of wheat. This is the Christ.

25) Behold he comes! and he will walk with you, and you will know him not.

26) He is the king; the latchet of his shoes I am not worthy to unloose.

27) And John left Bethany and went again unto the Jordan ford.


【続く】


司法官僚裁判所支配に触れた佐宗那皇氏の急逝!!①

2009-11-19 17:24:37 | Weblog

驚きの事実である!!
真相は闇であるが.......
佐宗那皇氏の急逝には、多大の疑念を持っている一人である!!



 元日本航空社員であり、あの植草痴漢冤罪事件『品川事件』の東京地裁判事の大熊一之氏の同窓であり、その会話のエピソードが下記動画に披瀝されているという。


 ワールドフォーラム「御巣鷹山の真相について」佐宗邦皇代表WF200908例会における、氏の発言といい、余りに率直な真相の披瀝に驚いたからである。そもそもワールドブロガー協会設立に尽力したことは、隠したい情報を持つ輩からすれば、それこそ目の上のたんこぶ、何よりも先に除きたい人物であったのではなかろうか?


 真相は分からない。しかし状況は、極めて危険な状態にあったのではなかろうか?


 今や、暗殺に刀や銃器を必要とはしない。もっと巧妙な方法がいくつもある。一番安全且つ後の詮索を免れる方法は病死である。その手段は詳しく知る
手だてはないが、MKウルトラ計画などでは、電磁兵器が多用される。これは今に始まったことではなく、あのソビエト連邦華やかかりし頃からの完成兵器である。


 マイケル・ジャクソンもそれで殺されたと、ロシア情報局はメドべージェフ大統領に報告している。それで狙われた可能性を否定できない。


 下記転載ブログにもあるように、『あれほどお元気にされていた方が突然亡くなられて...云々』ということは、その可能性を否定できないでいる。嘗ての故小渕総理大臣も急死もすこぶる怪しい。


 確証がある訳ではないが、おかしいのはいくつも出てくる。橋本元総理の急死などは、その範疇に入るだろうし、大平元総理(当時総理)だって疑えばきりがないが、急死の経緯を再検証する必要が出てくるかも知れない。とにかく、事実は小説よりも、遙かに奇である。

 

植草一秀先生ご挨拶/ワールド・ブロガー協会第一回取材会HD
http://www.youtube.com/watch?v=LjQmG0e-B88


【転載開始】2009年11月13日 (金)

Photo


司法官僚裁判所支配に触れた佐宗那皇氏の急逝

本ブログ11月11日付記事に


新藤氏『司法官僚』が示す司法制度改革の原点」


を掲載した。


『司法官僚』


司法官僚―裁判所の権力者たち (岩波新書)Book司法官僚―裁判所の権力者たち (岩波新書)

著者:新藤 宗幸
販売元:岩波書店
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は、日本の司法制度改革を考察する際に、その原点を提示する基本書となるだろう。国民必読の書と言える。


「三権分立」を確保し、公正で適正な裁判を実現するためには、裁判官が


「良心に従い、独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される」


ことが不可欠である。


→②に続く



司法官僚裁判所支配に触れた佐宗那皇氏の急逝!!②

2009-11-19 17:23:42 | Weblog

→①より続き


日本国憲法は第76条第3項にこの規定を置いている。


この規定に沿った裁判官の行動が確保されて、初めて中立で公正な裁判が実現される。


ところが、日本国憲法第80条の条文が個々の裁判官による独立した職権の行使を妨げる可能性を生み出しかねない危険を内包している点に十分な留意が求められる。


 日本国憲法第80条には以下の定めが示されている。


「下級裁判所の裁判官は、最高裁判所の指名した者の名簿によつて、内閣でこれを任命する。その裁判官は、任期を10年とし、再任されることができる。但し、法律の定める年齢に達した時には退官する。」


 この規定に関して、新藤氏は上記著書に重大な事実を指摘している。


「最 高裁事務総局が裁判官人事に実質的に強大な権限をもっている法的根拠は、なによりも憲法八〇条一項の前段「下級裁判所の裁判官は、最高裁判所の指名した者 の名簿によつて、内閣でこれを任命する」にあるといってよい。そして、この憲法条文をうけた裁判所法は、第四二条において高裁長官ならびに裁判官の任命資 格を列挙するとともに、第四七条において「下級裁判所の裁判官の職は、最高裁判所がこれを補する」とし、裁判官の指名、人事異動や昇任などの権限を最高裁に与えている。


 これらの規定を「素朴に」解釈するならば、最高裁が裁判官人事のすべてを取り仕切ることになる。」(『司法官僚』197~198ページ)


新藤氏は最高裁の裁判官人事に関する権限を次のように総括する。


「判 事補・裁判官の任用と再任用、転勤、昇任、報酬、部総括指名、人事評価などは、実質的に最高裁事務総局の司法官僚の手ににぎられている。そしてまた、選任 の基準はまったく不明のままだが、判事補段階において司法官僚のエリート候補生の選別が、最高裁事務総局によっておこなわれている。」(同197ページ)


つまり、裁判官の人事上の命運は、ひとえに最高裁事務総局という、司法官僚のエリート組織に完全に握られているのが、日本の裁判所の実態なのである。


さ らに新藤氏は1974年9月に発生した台風16号による東京都狛江市の多摩川堤防決壊に伴う国家賠償法に基づく損害賠償訴訟についての重大な事例を紹介す る。この訴訟では東京地裁が79年1月に住民勝訴の判決を示したが、87年8月に東京高裁は住民逆転敗訴の判決を提示した。


新 藤氏はこの問題に関連して、1987年11月8日付朝日新聞が、83年12月2日に最高裁事務総局が全国の地裁・高裁の水害訴訟担当裁判官を集めて裁判官 協議会を開催していた事実を報道したことを紹介する。新藤氏はこの裁判官協議会がクローズアップされた理由が、84年1月26日の大東水害訴訟最高裁判決直前の協議会であったことを指摘する。


これらの事実関係を踏まえて新藤氏は次のように記述する。


「朝 日新聞のスクープ記事や多摩川水害訴訟の東京高裁判決を機として、最高裁事務総局がこれまでみてきた人事による裁判官コントロールにくわえて、法律の解釈 や判決内容についてもコントロールしているのではないか、そしてこの二つは相互に密接に関係しつつ、下級審や裁判官にたいする事務総局「支配」の基盤となっているのではないかとの問題関心が、在野の弁護士を中心にたかまっていった。」


私が巻き込まれた2004年4月の品川駅冤罪事件の不当有罪判決を示したのは東京地裁判事の大熊一之氏であった。


この不当判決について、ジャ-ナリストの高橋清隆氏から、重要な情報が提供された。ワールドフォーラムを主宰されてきた佐宗邦皇氏が、東大の同窓ということであろうかと推察するが大熊一之氏と面識があり、大熊氏と酒席を共にしたときに大熊氏が以下の内容を示したとのことだった。


「私は長崎の五島列島の簡易裁判所が初任地だった。東京地裁は夢のようなところで、当局の意向に逆らうわけにはいかない。」


私は本年4月21日に開催された「ワールド・ブロガー協会設立記念講演会」に出席し、挨拶をさせていただいた。その動画映像がYOU TUBE映像で公開されている。挨拶に先立ち、佐宗氏が私を紹介下さったが、そのなかでこのエピソードを紹介された。ぜひ動画をご高覧賜り、佐宗氏の発言をご確認いただきたい。


私 は本年8月から10月の身柄勾留期間に東京拘置所で、新藤氏の『司法官僚』を読んだ。この書によって最高裁事務総局による裁判官および裁判支配の核心を知 ることになった。そこに書かれていた事実は、佐宗氏が挨拶のなかで触れられた大熊一之氏の述懐とピタリと符合するものであった。


10月に身柄を解放されて、私はかねてより内諾をいただいていた佐宗氏との会談を楽しみにしていた。その私に驚愕の知らせがあった。佐宗邦皇氏が8月9日に急逝されたとの報に触れたのである。


佐宗氏はご講演の最中に具合を悪くされて、そのまま回復せずに翌朝に逝去されたとのことである。あれほどお元気にされていた方が突然亡くなられて、いまでも信じられない気持ちでいっぱいである。


佐 宗氏急逝の原因について確かなことを知ることができないが、記念講演会で極めて重大な発言をされた直後の急逝であるだけに、より詳細なお話を賜ることがで きなくなった現実には呆然とするしかない。詳細な内容をお伺いすることになっていただけに、口封じされてしまったとの疑念を拭い去ることができない。


 謹んで佐宗邦皇氏のご冥福をお祈りするとともに、心からのお悔やみを申し述べさせていただく。同時に、佐宗氏の提起された重大な事実を手がかりにして日本の司法制度の闇を明らかにし、その根本的な変革を実現することが私たちの重大な責務であると確信する。【転載終了】