いよいよサッカー・ワールドカップ・ドイツ大会の日本代表選手が決まりましたね。 2002年にもまして、今年のワールドカップは楽しみです。
ちなみに、日本サッカー協会のシンボルマークが、八咫烏(やたがらす)であるというのは周知だと思うのですが、少し紹介します。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
八咫烏(やたがらす、やたのからす)は日本神話で、神武東征の際、タカミムスビによって神武天皇の元に遣わされ、熊野から大和への道案内をしたとされる三本足の鴉。
熊野三山において烏はミサキ神(死霊が鎮められたもの。神使)として信仰されており、日本神話に登場する八咫烏はこの信仰に関連するものと考えられている。明治時代になる前に起請文として使われた熊野の牛玉宝印には烏が描かれている。
『新撰姓氏録』では、八咫烏はカミムスビの曾孫である鴨建角身命(かもたけつのみのみこと)の化身であり、その後鴨県主(かものあがたぬし)の祖となったとする。奈良県宇陀市榛原区の八咫烏神社は鴨建角身命を祭神としている。
咫(あた)は長さの単位で、親指と人差指を広げた長さ(約18センチメートル)のことであるが、ここでいう八咫は単に「大きい」という意味である。
熊野本宮大社では白、志摩市にある九鬼氏の宝物などでは金色、その他では黒で描かれていることが多い。
戦国時代には、紀伊国の雑賀を治めた鈴木家の旗ともなっている。
現代では、日本サッカー協会のシンボルマークにも用いられ、サッカー日本代表のマークとして認識されている。これは、日本に初めて近代サッカーを紹介した中村覚之助に敬意を表し、出身地・和歌山県那智勝浦町にある熊野大社の八咫烏をデザインした物である。
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