不用意にも出した河野談話が一人歩きしているような気がします。
今では色々な資料も出てきてその強制性は疑わしいものがあります。
証言だけでは無く、ちゃんと事実を明らかにすべきだと思います。
( ̄ω ̄)
従軍慰安婦問題:安倍首相「強制性裏付けなし」 河野談話巡り強調--参院予算委
07年度予算案の審議は参院に移り、同院予算委員会は5日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席して基本的質疑を行った。首相は従軍慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めた93年の河野洋平官房長官談話について、「基本的に継承する」としながらも「狭義の意味の(軍の)強制性は、それを裏付ける証言はなかった」と強調した。また、慰安婦問題に関し日本政府に謝罪を求める米下院の決議案について「事実誤認がある」と指摘、仮に採択されても謝罪する考えのないことを表明した。
小川敏夫氏(民主)への答弁。首相は慰安婦問題での「強制性」を広義と狭義に仕分けし、河野談話と自分の考えとの整合性を取ろうとしている。この日の答弁では、狭義の強制性を「官憲が家に押し入って、人さらいのごとく連れて行く」行為と定義し、「慰安婦狩りのような官憲による強制連行的なものがあったと証明する証言はない」と繰り返した。
河野談話は、慰安所の設置や慰安婦の移送に軍が直接、間接に関与したことを認め、慰安婦の募集は「軍の要請を受けた業者が主として当たった」としている。首相はこれを広義の強制性ととらえ、答弁でも「進んでそういう道(従軍慰安婦)に進もうと思った方はおそらくおられなかったと思う。間に入った業者が事実上強制していたケースもあった。広義の強制性はあった」と述べた。【谷川貴史】
毎日新聞 2007年3月5日 東京夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070305dde007010047000c.html