散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

金曜日に飛び出す(2)

2021-07-16 20:06:54 | 飲み歩き・琴似界隈
2軒目は先週断念した、蕎麦屋さん「K」へ。多少、先客がおり、店の人気の高さがうかがえる。

注文はセットにしてもらい、1杯目は高千代純米辛口無調整生原酒おりがらみである。1合無いらしいが、たっぷりあるように見える。うすにごりのひんやりしたのを一口飲むと、程よいあっさり味で、これはいいねえ。



つまみはニシンの棒煮。セットのつまみはこれ固定のようだが、美味いからいいか。本当は2~3品の中から選べるとありがたいけど。



2杯目(追加)は山陰東郷生酛純米原酒山田錦60%精米だ。こっちはあえて燗してもらったのだが、なかなか酸味の強い個性的な味だ。

 

そしてこれには親鳥のかえし醤油煮という力強いつまみを合わせる。



歯ごたえが強く、しっかり味のついた親鳥には、酸味の強い山陰東郷が良く合うのである。というところで、締めの蕎麦だ。



これを塩で食べたり、汁につけて食べたり、だんだん酒の酔いも回っていくのだった。

今日の外出は暑くなくて良かった。飲酒時間も1時間延長となると、それほど慌しくない。

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金曜日に飛び出す(1)

2021-07-16 18:48:30 | 飲み歩き・琴似界隈
今週はすべてテレワーク、その流れで、ゴミ出しを除いて5日間外に出なかった。

金曜日の会議が終わるや否や外へ。かなりの暑さを想像していたが、そうでもないな。ちょうど夏めいて、気持ちがいいくらいだ。そんな時の1軒目は、なんと4月以来となる居酒屋「F」へ。この時期は外の扉が開いているので、人の入り具合を確認してから入店である。



久しぶりに来ると、ついに飛沫防止用のアクリルパネルが導入されていた。カウンターが2~3名毎の6ブロックに分割されているため、1人で来た私は2名用のエリアへ。先客は3名だから、まだまだ余裕のある感じ。

久々にこの店の酎ハイをグイと飲み、通しはポテトサラダ。うん、いいんじゃない。



本日のメニューもやや削減気味の中、ブリ刺しを注文。



後はいつもの鳥串(塩)。



鳥軟骨(塩)。



このくらいにしておくか。幸いなことに後客は増えなかった。勘定をしてもらい外に出ると、まだまだ明るいのである。

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20210711最近読んだ本

2021-07-11 15:17:52 | 読書
■「めしばな刑事タチバナ42」坂戸佐兵衛、旅井とり
トンカツ特集だが、まあ、トンカツっておおむね美味いよね。

■「忘却のサチコ16」阿部潤

■「滅びの園」恒川光太郎
独特の発想力を持つ作者である。

■「夏を取り戻す」岡崎琢磨
子どもたちの世界はそう簡単じゃないというミステリ。

■「重力の影」ジョン・クレイマー
別の宇宙との空間転移が可能になったという設定のワンアイディアハードSF。こういうのでいい(再読)。

■「重力の使命」ハル・クレメント
舞台設定と科学法則はハードだが、それ以外は冒険小説の作りかも(再読)。

■「緑の瞳のアマリリス」ジェイン・アン・クレンツ
ベタなストーリーだが、楽しめる(再読)。

■「ひとりぶらりごはん」柘植文
そう、1品の量が多くて多種類を注文できないという問題以外は、ひとりがベストなのである。
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贅沢な昼食(19)

2021-07-11 13:17:06 | 食べ歩き
今日は珍しく早起きしたので、昼前に腹が減ってきた。少し早めに和風ファミレスの「T」へ。昨日はがっちり肉を食べたので、何となく魚貝系かなということで、すんなり北海海鮮丼に決まった。すぐに注文の品がやってくる。



海鮮丼の上にはホタテ、マグロ、鯛、海老2匹、イカ、サーモン、いわしだったかな。後は味噌汁(ワカメ、絹さや、麩)、大根の漬物である。いわしは腹骨が少し残っていたが、脂の乗りは上々。マグロは中トロのような感じ。ホタテが一番良かったように思う。

ここのソフトクリームが美味しいので、デザート注文。あまり他の店で食べたことが無いので、世の中の標準が分からないが、これは牛乳の味が強いように思う。



食べ終わることに12時を迎えたが、今日はなんだか客が少ないね。

この後、少し歩いて酒屋さんに向かい、ジン2本(大量消費するのだ)と普段より高いウイスキーを購入。先日ボーナスがでたので、その一部を消費しようという魂胆なのである。タリスカー10年は店で飲むとまあ普通のウイスキーだが、ボトルで買うとなかなかの値段に感じる。



というところで、荷物が重くなり、汗をかきながら家に戻った。
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ちょっと旅気分(4)

2021-07-10 19:32:10 | 飲み歩き・札幌市内
JRの高架下を歩く。以前から気になっていた、立ち飲みの「H」に行っておこう。



店内の自動販売機で酒用の500円券を購入。日本酒が主流のようだが、見たことのない瓶が多く、敷嶋というのをお勧めしてもらう。



おお、これは美味いね。と言いつつ、そろそろ酔っぱらっているのと、先客の大学生らしい二人組の話が最低で、一杯飲んでスッと店を出た。

後は地下鉄で30分かけて琴似へ。今日は疲れたので、これで家に帰ろう。ちょっとした旅気分だったような、そうでもないような…。
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ちょっと旅気分(3)

2021-07-10 18:35:19 | 飲み歩き・札幌市内
新さっぽろに戻り、この辺で一杯やっていこう。第1候補だった焼肉店はバスに乗る前に確認しておいたところ、7月11日まで休業。第2候補としていた、居酒屋「RK」へ。17時半営業開始のはずだが、このご時世、ちょっと早く開いたようだ。





まだ誰もいないと思われる店に入り、酎ハイと通しは大根と魚の煮物でスタート。煮物は7月ならば冷製で良かったはずだが、今日はちょっと涼しいため、今一つに感じる。



実に豊富なメニュー、何を頼むか十分な検討が必要だ。



まだ誰もいない店内。



考えた結果、鰺のたたきを注文。注文してから気がついたが、壁に「刺身3点盛り」の紙が貼ってあった。こっちだったかな~。



しかしボリュームたっぷりで出てきた鰺のたたき。薬味もたっぷりだが、それを乗り越えて、鰺の身の美味さを感じる。これはこれで正解だ。飲み物は秋田の爛漫を燗してもらおう。この店では一番安い日本酒なのだが、なかなかいい。

さて、問題は2品目だ。いくつか候補が上がる中、ポークチャップというのが目についた。居酒屋のポークチャップ、いいじゃない。

注文して待つことしばし。厨房から肉を焼く音がするのだが、なかなか出てこない。しばらくして、ポークチャップがやって来た。え、これは…。



いやー、値段が680円だったからこんなのが出てくるとは思わなかった。薄切り肉に洋風のソースを絡めたものだと思い込んでいたよ。これにて、この先の食べ物注文はあきらめ、代わりに、宮城の一ノ蔵を燗でもらう。

肉はとにかく食べ応えあり。ソースも美味い。野菜の付け合わせも多めに盛ってあって、バランスもいい。実はこの前にやはり一人客の年配氏が来ており、私がもう一つ気になっていた中華ヤッコ(480円)を頼んでいたのだ。それが運ばれるのを見ると、たっぷり豆腐にたっぷりひき肉炒めが載っている。あっちもなかなかの大物だったか。一人で注文するには、なかなか難しい店だね、これは。

ということで、ここで勘定をしてもらう。ずっと喋らなかった私だが、このタイミングで「もう1品くらい注文しようと思ったんですが、何しろボリュームが…」というと、店の人と年配氏に苦笑された。今日の客は2名で終わりになりそうだが、メニューの品揃えが豊富で、苦労されているんだろうなあ。



さて、そろそろ19時になるが、どうするかな。
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ちょっと旅気分(2)

2021-07-10 16:35:20 | 美術・アート
新さっぽろからバスに乗り、野幌方面へと向かう。最初はそこそこ人が乗っていたが、最終的には2名。終点に向かう1名を残し、私は江別市セラミックアートセンターで下車。今年の目玉展示を見に行く。



■江別市セラミックアートセンター「花光コレクション」。北海道の文化財流出を防ぐために尽力した花光氏が、市立函館博物館に寄贈したコレクションである。陶器製の香合が多く含まれているため、ここでの展覧会となったのだろう。

蠣崎波響「春雨桜雉図」;雉の描きこみ密度が高く、なかなかの作品。函館市指定有形文化財。
松浦武四郎「蕗下コロポックル人の図」:松浦といえば、実際の地名を正確に記録して残した人だが、この図はどういうつもりで描いたのか。見たわけでもなかろうし、言い伝えが面白くて画にしてみたということか。
「蝦夷嶋奇観(写本)」:原本は東京国立博物館にあるらしい。上巻は女神さまに関する言い伝え、中巻は蝦夷地居家之部ということで、実際に見てスケッチしたであろう家の様子が描かれている。下巻は膃肭臍之部ということで、オットセイの生態が描かれている。

「雨龍文菓子器(蝦夷試製)」:一生懸命色絵付けをしている感じがある。
「青磁小判蟹香合」:愛嬌のある、蟹を象った香合。
「色絵摺扇香合」:扇に草花の絵付けがいい。
「青磁横唄香合」:「のんびり貝」のような形がいい。



■江別市セラミックアートセンター「小森忍新収蔵品展」。こちらも合わせて開催。
「白磁達磨立像」:足下に波の文様があるのだが、そこに水の泡まで細かく浮かべている作品。
「金襴手鳥文長手皿」:11枚そろうと、なかなか使ってみたくなる迫力がある。でも本当は12枚組じゃなかろうか?



時間があるので、裏庭に出てみた。誰もいないので、マスクを取って歩いてみる。



ふーん、こんな建物があったのか。



展示室そのものも、帰り際にちらりと他の観覧者を見たが、誰ともすれ違わなかったので、まさに安心安全(←イヤミ)である。「花光コレクション」の図録が千円だったので購入し、バスの時間には間があるが外へ。

バスで1停留所前にちょっとした建物が出来ているので、そこに行ってみよう。



途中にあるかなりカッコいいデザインの建物。



その前に本を模したと思われる彫刻があるのだが、「私有地につき関係者以外立入禁止」の看板を尊重し、遠くから撮影する。気になるなあ。



こちらの塔も実用品なのか、彫刻なのか、良く分からない。



そして、バスから見かけた、割と最近できたらしい建物。



中に入ると、野菜直売所、パン屋さん、ベーグルショップ、カフェがあるようだった。実は野菜直売所を見たかったのだが、この建物に入ると同時に閉店(16時)。やむなく、カフェでコーヒーを買い、休憩。





バス時間に合わせて再び外に出て、ちょっと歩く。



「殖民社」というバス停からバスに乗り、新さっぽろへと戻る。

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ちょっと旅気分(1)

2021-07-10 14:15:28 | 食べ歩き
札幌市民ギャラリーを出て、バスセンター前から新さっぽろへと向かう。



大通の紀伊国屋さんで見つからない新刊があったので、新さっぽろの紀伊国屋さんに行き、本を無事購入。少々、早めに移動しすぎてしまい、時間が余る。ということで、カフェ「UCM」へ。今風過ぎず、かといって常連ばかりの喫茶店でもなく、気軽で入りやすい。

本日のおすすめコーヒー(土曜日はガテマラ サンルィス マラカタン)を注文。



上品な味という説明があったような気がするが、確かにソフトな味わい。コーヒーは濃厚好きの私だが、たまには悪くない。

程よく時間が経過したところで、そろそろ移動するか。

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20210710ギャラリー巡り

2021-07-10 13:00:25 | 美術・アート
本日はコンチネンタル→富士フイルム→大通→らいらっく→三越→さいとう→市民→江別市セラミックアートセンターの8か所。

■コンチネンタルギャラリー「第61回北海道版画協会展」。
澁谷美求「家」:澁谷ブルーとでもいうべき青い円が縦に二つ。片方には家、片方には何かシンボルめいたものが表現されている。
古林玲美「空の心底」:これも特徴のあるスタンプ状の版画を集めた作品。久しぶりに見るけどいいね。
宮井保郎「NEBULA」:タイトル通り星雲にも、そしてまたサンゴを集めたかのようにも見える作品。



大通公園を歩いて街中へ。何度か見たことはあるはずだが、藤川叢三「有島武郎文学碑」を撮影。揮毫は半澤洵。



こちらは9年前に撮影している、藤川叢三「奉仕の道」。エゾフクロウの言葉に、エゾシカ、ハシブトカラス、エゾウサギが耳を傾けている様子なのだそうだ。



■大通美術館「木村良博写真展 安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄」。彫刻の一部分をクローズアップしている写真はどうも感心しなかったが、ふらっと美唄に行きたくなるような写真展であった。星空の元、彫刻が2点写っている写真では、流れ星が6つ写りこんでいて、ため息が出そう。他に、掛軸仕立てになっている写真もあった。



■三越ギャラリー「蒼野甘夏日本画展」。
「ヒーロー」:相変わらず美しい人物を描く作家だが、これはガッチャマン風の男性。大鷲の健モチーフかな。

■三越ギャラリー「鹿追窯 三上慶耀作陶展」。青磁で貫入のある器は私好みである。

■市民ギャラリー「七月展」。
鈴木彰悟「若年ヘルニア入院記」:あまり普段は見ない、映像作品が目に飛び込んできた。ヘルニアで入院した作家のセルフポートレートと病院食を映したもの。語りも本人で、病気・手術の辛さや回復期の話が興味深い。教訓としては、運動不足も運動過多も、ともにヘルニアになる可能性があるということであった。

■市民ギャラリー「第22回明日への具象画展」。私も過去何度か見たことのある展覧会だが、メンバーが5人で体の調子から描けなくなってきた人もおり、今回限りで終了とのこと。受付の方に「今回で終了なんですね」と何気なく声を掛けたら、耳が若干よろしくない方なのか、マスクを外して物凄い大声で話をされたので閉口…。後ずさりしてしまう。



江別市セラミックアートセンターは別項にて。
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安定の定食

2021-07-10 12:00:19 | 食べ歩き
混雑を避けて、昼ちょっと前に昼食をとる。中華料理の「CP」に行き、日替りランチを注文。今日は豚肉とピーマンの細切り炒め、バンバンジーで、おそらく以前に食べたことがある内容だ。



豚肉とピーマン、さらに歯触りの良い竹の子が入っている炒め物。ちょっと油っぽいように思うが、ご飯がバリバリと進む。バンバンジーは箸休め的に食べる。

隣のテーブルに客が来たところで、慌てて退散。

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