散歩日記XX

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開拓の難しさ

2023-06-10 17:53:56 | 飲み歩き・琴似界隈
最近、琴似界隈で酒を飲むことが多くなっている。そして今日、街中では○○○○○○○○祭りをやっており、おそらく人出は多いであろう(得てして、飲食店は空いていることもあったりするのだが)。そこで今日は二十四軒方面へ行くことにしていた。気になっていた店を外から覗くと、まだ17時前とあって先客はなさそうだ。よし、予定通りに入ってみよう。



店頭にメニュー看板があり通りがかるたびに目に入ってはいたのだが、見るからに普通の居酒屋メニューという気がしていた。しかし、しばらく前に雑誌で紹介されており、それが気になっての入店である(紹介から1年は過ぎていると思うが、見てすぐ行くということはしない)。

まずは様子見でウーロンハイでスタート。店主が「すぐ通しを出すね」というのでそれを待つ。



そして何かやっているなと思ったら、串かつがでてきた。食べてみると非常に柔らかい肉(豚ヒレらしい)と程よく揚がった玉ねぎの串かつである。見ての通りソースが市販のものではないようだが、これがまた洋食風で美味いのだ。



おお、これはやるなと思いつつ、刺身盛り合わせを注文。メニューには「1500円~」となっていたが、店主が「1500円でいいかい?」というので素直にうなずく。待っていたら出てきたのがこちらだ。



手前から反時計回りに(おそらく)平目、ニシン、ツブ、ホタテ、マグロ漬けの5点盛りである。平目は身が厚くてもっちりしている。ツブは貝一個分かな? これも歯ごたえが良くて味わいがある。ホタテもなかなか。マグロ漬けは少々漬かり過ぎてしまった感があるかも。ニシンは最初アジかと思っていたのだが、しっかりした歯ごたえで気が付いた。これには日本酒を頼むべきだろうな。



ということで、これはなかなかの名店と思っていたら、次に入って来た客に困ってしまった。

席についてから多少声がデカいというのはままあることだが、店に入り私の頭越しに店主と会話するのに、信じられないようなデカい声を出すのはやめてほしいものである。あまりの騒がしさについ耳栓をしてしまったが、最後に勘定をする時に耳栓を外したら、やっぱりビックリするほど声がデカかったもんなあ。公共スペースで私が怒りを感じるのは「ここはお前の家じゃねえんだ」という振舞いに対することが多いのである。

注文していた地鶏網焼きが到着。値段から薄々気が付いていたのだが、少食の私には量がいささか多い。



しかしながら、皮をパリッと焼き上げ、塩加減もよい地鶏が旨い。そして「これも合うよ」と添えられた、少しピリ辛甘めの味噌も美味い。腹いっぱいになりつつ、全部食べ切った。これで勘定をしてもらおう。



久々の新規開拓店、料理はボリュームが多めだが実にちゃんとしている。客層も大声バカの後は、ひっそりした常連1人客が2名と決して悪くは無いのかもしれないが、今回のバカに出くわすことを考えると、再訪にはためらいを感じるね。

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