散歩日記XX

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20220318ギャラリー巡り

2022-03-18 14:51:39 | 美術・アート
とりあえず昼食を取ったので、ここからギャラリーを見て回ることにしよう。ドニチカキップが無い日なので街中を中心に、グランビスタ→大通→アートスペース→富士フイルム→オマージュ→らいらっく→道銀本店→三越→スカイホール→さいとう→アートスペース201→道新→大丸の13か所。

■グランビスタギャラリー「浅井憲一展 鉄の彫刻「春かける」」:力強い馬、牛などの鉄骨彫刻。

■アートスペース「小林龍一個展 穏やかな静寂」。
「Bears」:分身の術を繰り出す熊(ではなかろうが)。



「Sheep」:これを見て、私はEXILEを何となく思い浮かべた。そこはかとなく、面白さが漂う展覧会である。



大通界隈はほとんど雪が無くなった。4プラも工事の真っ最中である。



■ギャラリーオマージュ「辻悠斗・小石川彩菜2人展 NORD」。確かSTV北2条ビルで作品を見て、小石川彩菜の絵画が気になっていた。今回も何か不気味な事件を思わせるような人物像が相変わらず気になる。

■北海道銀行本店「現在を見つめる眼~Vol.16 全国にはばたく北海道の高校生たち」。
小田侑季「Bab-ili」:巨大木とバベルの塔が合体したようなものを描いたペン画。細かいの好きなんだよね。

■スカイホール「第112回北海高等学校美術部どんぐり会展/第9回北海高等学校書道部樸星展」。特に昔はハチャメチャな画題で巨大な作品を描いて、私を面白がらせていた美術部だが、今回はどうだろう。お断りを入れて、写真を撮らせてもらった。

春木海翔「拉麺」:独自の拉麺を極めるため、仏から鬼になったらしい。設定が妙に面白い。



光島美香「「可愛い」を身に纏う」:奇妙な味わいはあるが、きちんと現代風に描かれている。



菊谷菜織「本当の私」:表面よりも骨の方が自分の本質に近いということか。



片岡佳恋「ぬくもり」:ぬいぐるみか? 良く分からないがモフモフ感は伝わってくる。



瀬賀天「大☆天☆才」:タイトルを含めて、若気の至りが素敵。



横山萌「おおわた」:モチーフは「大腸」なんだって。こういうのがイイね。



山田夏香「死線」:死線をくぐり抜けてきた人なのだろうか。何があったのか。



割と自由な「どんぐり会」テイストの展覧会だったような気がする。作品の一部はサイズが小さ目(といっても50号はあるか)だったので、より巨大な作品に取り組んでくれると、この会らしさが出ると思う。

■アートスペース201「久藤エリコ 切り絵インスタレーション 流線形エナジー」。「グッバイ アートスペース201展」でも展示をしていた作家だが、今回は堂々たる個展である。

6階B室に入り、左手側の展示。



正面の展示。



B室の展示はどことなく、花や草を思わせる細長い形が目立つ。そして切り絵そのものに加え、それがうつる影も重要なポイントである。



ロビー側の展示では、小さな石や細胞を思わせる丸っこい形が見て取れる(写真撮り忘れた)。今回の個展を見て、自由自在に久藤ワールドを作り出す領域に入ったように私には思えた。見ている間は無言であったが、見終わってからいつも楽しみに見ている旨を作者に告げた。

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