散歩日記XX

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20240429ギャラリー巡り

2024-04-29 15:26:26 | 美術・アート
本日は500m→法邑→三越の3か所。いろいろあって、思ったほど回れなかった。

天気は良いが風が冷たい中をスタート。でも、4月からあまり暖かいと地球の気象そのものに不安を感じるから、いいんじゃないか、寒くて。



■500m美術館「渡辺行夫個展 資源カメラ」。何だか形に記憶があると思ったが、芸術の森美術館、北海道銀行本店ロビーで作品を見たことがある人だった。
「3人のリーダーA」:とぼけた味わいのある造形だ。首がなくて頭が宙に浮いているところも面白い。



以下3点は作品タイトルを記録しそびれた。







「優しいバリケードBNo.2」:たけのこの山みたいだから、バリケードを食べちゃえって感じか。



次もタイトル不明。木の小さな端材を集めて、切口を見せる作品が何点かあった。この人の特徴的な形である。



「無言の言葉」:ボウリングのピンみたいだなと思ったら、本当に廃棄されたボウリングのピンだった。プラスチックの表層を取り去ると、こういう木質が出てくるのだそうだ。今回の展覧会名「資源カメラ」から分かるように、人類が地球資源を食いつぶしているのではという危機感があり、この廃物利用もそこから生まれた発想なのだそうだ。



■茶廊法邑「塚崎聖子展」。宗教画やイコンというキーワードが思い浮かぶような作品と展示室である。私はかなり宗教画には興味が持てないのだが、それを上回るしっかりした作品の骨格があり、目が離せない。
「バレッタ」:石造りの建物を中心に置いた、がっしりした風景画(マルタ共和国の首都なんだね)。
「黒い雨音」:作品の下の方に建物が崩壊するところが小さく描かれており、佐藤武の作品を思い出させるのがちょっと意外だ。

■三越催事場「大黄金展」。8階に催事コーナーを設けて開催された展覧会である。
遠藤兆映「昇竜」:K24のレリーフで参考価格が16億5千万円。円がすっかり弱くなったから、資産にするために買っておくか(←買える訳なし)。



「黄金の龍」:金箔3000枚使用で参考価格が3850万円。これなら買えるなあ(←マジか)。


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