散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

オプショナル3軒目

2024-08-17 21:14:44 | 飲み歩き・琴似界隈
琴似の居酒屋「F」琴似支店は閉店してしまったみたい。まあ、札幌駅の北口に新しい店を出したからかな。



私の酒の飲み方だと2軒で十分定量になるのだが、精神的にはもう1軒行きたい。外から覗いたら客が3人だけで空いていた「F」へ。いつもの酎ハイを注文すると、通しはスパサラ。しかも最初からソースがかかっている。このダメなつまみがステキなのである。



なんとなく焼鳥をちょいとつまむかと思っていたら、新サンマ生があるみたい。1軒目の店で市場にサンマの初荷があったが、メチャクチャ小さいし高いので仕入れなかったというのを聞いたが、ここでの値段は300円台である。話のタネに頼んでみよう。



ドーン(登場する音も小さい)。何とも細くて頼りないサンマである。しかし内臓の形が残っていたことからすると、生サンマなんだろうな。食べて見ると脂が感じられず、悪い意味の干物みたいである。これ、もちろんこの店の責任ではない。サンマ資源全体の話であるから、人類の責任である(急に話が大きくなった)。

先客3名はすぐに勘定をして帰ってしまっていたので、私もこれで勘定をしてもらおう。今年のサンマはこれで終わりかもしれないな。

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初めてのフローズン

2024-08-17 20:39:30 | 飲み歩き・琴似界隈
まだ少し明るい琴似本通りを歩く。

「ちなみに、地元で海水浴はほぼ誰もしてません。」というのは居酒屋の店頭にある今日の一言だが、この地元とはどこだろう。海水浴がイメージされるのだから、海沿いの街なのだろう。だが、意外と涼しくて海水浴などしないということだろうか。となると釧路・根室か留萌あたりか。



2軒目は琴似のバー「M」へ。今日は終始誰もおらず、バカ話をしまくる。1杯目は夏に相応しいフローズンダイキリ。甘みのない繊細なかき氷というよりはシャーベットである。シャーベット状になっているカクテルは初めてで、これは喉元が冷えていい(頭がキーンとしかけた)。



2杯目はオーバン14年。仕事ストレスマックスだった私は「『北斗の拳』に名勝負なし」と持論を熱く語る。結局、南斗は北斗に勝てないし、トキは病でラオウに勝てないし、ジュウザもラオウの前には善戦レベルだし。そういえば、山のフドウはラオウに勝ったともいえるな。



3杯目はボウモア12年。「北斗の拳クイズ。黒王号が背中を許した男は何人いて、誰でしょう」。



いやー「4人いて、ラオウ、ジュウザ、ケンシロウ、バット」と言ってしまったのだが、ラオウの子供リュウもそうか。あれは乗っているというよりは乗せてもらってる感があったけれども、訂正が必要かもしれないな。

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食べる魚も変化してくるね

2024-08-17 18:12:43 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は17時開店とともに、琴似の居酒屋「D」へ。1番目の客となったが、今日は宴会が2組入っているようだ。昼にビールを飲んだので、夜はハイボールでスタート。ウイスキーはローダーズというそんなに高くないものらしいが、オロロソシェリーカスクとあって、しっかりした味わいだ。



通しは鱈と昆布の煮たもの。



さて、いつもの刺身だが、手前から平目、びんちょう、いわし、しめ鯖、タコ頭という品揃えである。平目は冷凍だそうだが、今日はいわしの脂がのっているらしい。サンマはバカ高値だし、これからいわしが北海道標準になっていくのだろうか。



作・和悦の冷たいのを頂き、ニシン切込みを注文。数の子もついてきて、ボリュームたっぷりである。





これは燗酒の方が合うかもしれないと少しの残しておいて、ニシン照り焼きを注文。ニシンは一時期全く取れなくなったという印象があるが、最近は漁獲量が復活してきたのかも。北海道でブリを食べるのも当たり前になってきたし、日常食べる魚種も変化していくのだろう。もっとも、何か食べることができるうちがありがたいともいえる。



生のニシンを焼いているから、身がふんわりして実に美味いのだよね。そして、さっきのニシン切込みもあるし、一白大成をぬる燗にしてもらおう。



大体これで落ち着いて、最後に興味が湧いたゆばコンニャクを注文。湯葉とコンニャクときしめんを足して3で割ったようなものに、天かす、海苔、わさび、麺汁をあえて食べるのである。



面白いが腹が一杯になってきた。団体客から店に差し入れたチョコアイコのおすそ分けを頂き、次に行くとするか。



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20240817ギャラリー巡り

2024-08-17 16:05:52 | 美術・アート
本日は近美→資料館→市民ギャラリー→大丸→富士フイルム→大通→三越→スカイホール→さいとうの9か所。

雨の降りそうな曇りの天気の中スタート。



■北海道立近代美術館「浮世絵のヒロインたち展」。
歌川国貞「江戸名所百人美女 薬げんぼり」:おそらく百人美女シリーズの全作品が展示されていたのではなかろうか(出品目録がダウンロード形式になっていたため、詳細不明)。地名の風景が小さな小窓に描かれ、対比するように女性像が描かれている型式を踏んでいる。ものによっては地名と女性のしぐさなどが関連しており、もっと教養があると楽しめるのだと思う。





■北海道立近代美術館「ウィズ・キッズ '24 なぜこのかたちなの?」。
アラン・ライス「カップと空飛ぶ円盤の対決」:これまであまり見たことのない作品も展示されており、収穫あり。



リチャード・ノットキン「窮地におしこめられたカップ」:カップが今にも落ちそうなバランスで木の上にのせられている。



蝦夷窯(江戸武焼)「魚形北海道地図深皿」:皿の形は魚形であり、中には北海道と熊の顔だろうか…、が描かれている。



マリウス=エルネスト・サビノ「うにに昆布文皿」:海外でもウニに昆布はつきもの(昆布を食べている)というのは知られているのか。



■北海道立近代美術館「アートギャラリー北海道 港の今昔 苫小牧市美術博物館コレクションから」。最近、苫小牧市美術博物館にもなかなか行けていないので、ちょっと楽しみにしていた。



坂東史樹「小さくて深い空」「苫小牧埠頭西No.1倉庫」「苫小牧西港」「苫小牧遠景」:苫小牧の姿を光ファイバーで照らしている作品。



志方孝之「砂浜と原野にいどんで」:整地される前の勇払原野を撮影したもので、これはなかなか住むのが大変であっただろうと思わせる。



吉田初三郎「苫小牧市鳥観図」(2枚とも):割と平坦な海岸線のはずが、円形に飛び出したような形になっている。



菅原勇「工場地帯への道」:苫小牧市民の心の中には、あの煙突がいつもあるのだろうな。



新井康須雄「樽前山展望」:こちらも煙突と樽前山が中心にある。



■札幌市資料館「教育大同期展SAIKAI」。なかなか見どころのある展覧会。
■同「水戸麻記子絵画展ー何処かの景色ー」は作者得意のノスタルジックな、それでいて異形の絵画展。
■同「特別展示 ワルシャワ。灰の中から蘇える不死鳥」はその重さに怯むほどの歴史展示。戦争や民族浄化など金輪際あってはならない。

資料館の前庭ではカラスがスプリンクラーの側で水を浴びていた。



「一石を投じる」の穴では植物が小さな花を咲かせているように見える。



市民ギャラリーへ移動。筋向いにある製粉所はなんと「きな粉牛乳発祥の地」なのだそうだ。



■大通美術館「千展」。基本的な絵画ポテンシャルが高い展覧会。

■三越ギャラリー「北海道作家による次代を担うアーティスト展」。良い展覧会なのだが、またもやギャラリートークで展示の半分しか見ることができなかった。

■さいとうギャラリー「(展覧会名がネット上で見当たらず)」。
中原宣孝「ドクトカゲモドキドクナシナカハラトカゲ」:これはトゲアリトゲナシトゲトゲのようなものだろうか。
同「末永く新鮮なスイカ」:こういうちょっとしたものを作っても上手い人だなあ。

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知らない店

2024-08-17 12:12:26 | 食べ歩き
西18丁目方面から移動中、腹が減ってきて昼食を取りたくなった。札幌市資料館にも行きたいので、あまり西11丁目寄りには行きたくないなと南3条方向に迷走していたところ、初めて見る蕎麦屋さん「N」を発見。ここにしてみるか。



店内は先客2名。4人掛けテーブル席に座り、ちょいとビールでも頂きますか。



飲み方面はビール、酒2種類、つまみはそばみそ、だし巻き玉子(14時~)、かしわぬき、天ぷら盛り合わせというところ。



今日はまあビールだけで良いかな。食べるものとしては店頭の幟で紹介されていた、冷やしたぬきにしてみよう。



割と平べったい容器に蕎麦、天かす、海苔、キュウリと紅ショウガが乗っている。それにしても紅ショウガは日本蕎麦の具としてはどうだろう。冷やし中華からの発想なのだろうか。これに汁をかけて食べると、実に標準的な味だ。

ちょっとサービスで、極めて小さい型抜きしたようなご飯と漬物がついている。



食べ終えて蕎麦湯を飲んでいるとオッサン5人組が入店してきたので、さっさと次に行くことにするか。
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