散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

昼から飲み放題で

2022-03-05 14:09:54 | 飲み歩き・すすきの周辺
今日は6日ぶりの外出。しかしながら、夜飲みに行く動機が薄れているため、昼にしっかり飲みつつ食べようと思う。狸小路の1軒目候補は、13時頃に行ったのだが、まだ客が多くて断念。そういえば、すすきのの「KP」が今は12時開店だったなと思い移動する。

さて、店に入り店内に案内されたのは外が見えるなかなか良い席である(昼に見るとそう良い風景でもないが)。



店内はというと、こんな感じ。



見渡す限り人っ子一人いない。実は声が聞こえていて、私の位置から見えない席に3人グループがいるらしい(人数は後で分かった)。13時を過ぎているとはいえ、大丈夫なんですか? と心配になってくる。



さて、注文はこの辺から行くとするかな。実はすべてのメニューが注文できるようなのだが、そこまで踏み切る気もせず、ランチメニュー+ランチタイム限定60分飲み放題にしよう。まずは角ハイボールからスタート。



角ハイにはスライスレモンが入っており、たまにある「これ薄すぎるだろ」という感じが一切しない。これだけで良い飲み放題であることが分かる。ハイボールを飲み干し、次の注文に備えて燗酒(千歳鶴からくち)。きわめて普通、悪くない。



そして注文したのは、海鮮丼(10種)である。よく出汁の出た蜆の味噌汁が付いている。



丼の中身はというと、イクラ、縁側、カニ、サーモン、しめ鯖、マグロ、玉子焼き、ホタテ、ホッキ、海老、穴子の11種(玉子焼きは海鮮のカウント外なのかな?)。早速、上に乗っているものからつまみ的に食べていこう。



縁側(小さ目で良い)、しめ鯖(身が大きい、たっぷり)、ホッキ(貝類は嬉しいね)、穴子(なかなか海鮮丼に乗ってない)、マグロ(まあまあレベル)、カニ(ちょっとあれば良いのだ)あたりを食べ進む。海老は相当新鮮で、頭の中身を取り出したところ、身や内臓が完全に形を保っていた。

蜆味噌汁もつまみになり、つい酒がはかどり燗酒をもう1本。ご飯の最後は残しておいたイクラとともにかき込んだ。もう十分だ。そして、本を読みながら飲み放題の元を取るべく生搾りグレープフルーツサワーを注文。やや腹が一杯で飲むのに手こずる。



そして、いつしか外は雪が(もしかして霙なのだろうか)が降ってきているのであった。



次回来るときは、ここお勧めのエスカロップを食べてみるか、それともつまみ路線で、昼だけ注文可能と思われる刺身5点盛りが良いのか。はたまた飲み放題って頼むべきなのか(好きな酒を少量というのもあるよね)、いろいろと構想が頭の中を駆け巡るのであった。



この後、地下鉄で琴似に移動し、炭酸を購入して帰宅。最後の最後で霙に振られ、コートがびしょぬれになった。傘も持っていたけど、差すほどでもないと思ったんだよなあ。
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20220305ギャラリー巡り

2022-03-05 12:38:57 | 美術・アート
本日は富士フイルム→三越→スカイホール→さいとう→アートスペース201→道新→ニューオータニ→JR ART-BOX→大丸の9か所。

西区は風が強めで嵐の前という雰囲気もあったが、大通に出てみると少し日も差しており、意外と穏やかな天気である。





■スカイホール「久末眞紀子展ー「宙へ」」。
「宙へ-The Stars in Shara」:なかなか直球で星を描く人も少ないような気がする。違和感なく上手い。

■スカイホール「石垣渉展 水彩画の世界-兆し-」。風景画の空の部分にいくつもの線を引いて、パッチワーク状に塗り分けるという新しい手法を使っていた。決して人工的な作り物めいた感じはせず、作品として成立している。面白いかも。

■アートスペース201「阿部雄個展「こぼれ種」」。道で拾った知らない人のメモを写真に写した作品展。これはコレクションに手間がかかりそう。メモは玉石混交だが、札幌観光に来た人が書いたと思われるもので、空港から小樽までと札幌の地下鉄をミックスした簡易な地図っぽいものがあった。こういうのを見ると、自分にはない発想だなと思って、ちょっと新鮮である。私も旅のメモは作るのだが、全て時系列順に文字だけなので、まったく違うのである。

■アートスペース201「グッバイアートスペース201展」。
岸本裕躬「(いずれも無題)」。10点弱の作品が展示されていたかな。なかなか魅力ある絵画だ。







Kit_A「「殺さないための葬送曲」、または「核を捨てよ、地球を見よう」 No Nuclear!! No To War!!!」。現生人類が滅んだ後の文明が作った博物館に展示されている展示物のイメージを構成したもの。そこには、旧人類の遺跡(おそらく暴走した原子力発電所)が発掘途中である旨が書かれている。







まさに、ロシアが原子力発電所を攻撃した今だからこそ、いやそれだけではなく、これから数十万年にわたって人類が突き当たる、普遍的な問題の提起をしている作品だと思う。

YASUSHI ITO「EACH TIME」:過去にアートスペースで開催された展覧会から写真4点づつ選んだ展示。やはりこの人の被写体が私の興味にピッタリ合うんだよなあ。

■ニューオータニイン札幌「山本恒二展-静かな風景-」。
「午後の風景(1)」:穏やかな心落ち着く風景画。



やたらと時間をかけて写真を撮影しているおじさんがいて、「周りって見えないのかな?」と思う。早々に観覧をやめた。



■JRタワーARTBOX「大橋鉄郎モデルルーム」。室内に見立てたBOXの中、家具や電化製品が乱舞しているように見えるが…。なかなか興味深い作品であるが、8月末まで6か月も展示が変わらないのか。運営にちょっと疑問が湧く。



天候よりも足元の悪さに足が伸びず、札幌中心部だけの観覧となってしまった。
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