頂いた明治初期の家具や、購入した古い家具を大事に使う為にこの柿渋を使ってみることにしました。以前、ベニシアさんの番組を来た時、日本の古い家具を大切に手入れをしていました。一つ一つ職人さんが手塩に掛けて作った家具を、それはそれは大事に手入れをして居たのです。その時に、「柿渋」が良い事を知りました。
説明書には、家具の手入れ方法の取り扱い方は記載されていませんでした。とりあえず、4~5倍に薄めて使って見ました。漆の飾り箪笥に試してみると、光を取り戻したように輝きました。3年物の柿渋と書いて有りましたが、青柿の渋みが強い内に収穫し、1年から3年かけて寝かし熟成させたそうです。大変な時間と労力が掛かって居たのです。「柿渋」は、抗菌、防腐効果や収斂生(しゅうれんせい:引き締め性質)が発揮されるとの事です。
自然素材なので、安心して使えるのが良いですね。他の家具を磨くのが楽しみです。