フラワーライフ

癒しの 花たち

2014-12-23 19:32:38 | 日記
今月初めホームに行った時にお腹の調子が悪く、微熱がありました。
帰宅後、熱も下がり少し落ち着いて居たのですが、先週入院になってしまいました。今回は、状態が余り良くありません。お腹の調子も悪く、肺炎も起こしてしまいました。91歳の父には肺炎は危険な状態です。姉が毎日病院に行って来れていますが、年越出来るか?との話を病院の方から告げられたとの事です。
今回ばかりは、私にも覚悟をする様にと姉から言われました。
入院した事を主人や子供達に話すと、三人とも一緒に行く事になりました。嬉しい事に、娘のお婿さんや孫達も行く事になり、総勢9人で今日行って来ました。孫、10歳、6歳、10ヶ月は始めて曾祖父さんに合います。10年間会えなかった事は、実家で犬を家の中で飼って居たのですが、余りにも酷くとても合わせる環境では無かったのです。
父がひ孫に会うのは始めてでした。痴呆が無い父は、点滴で栄養を取っている為、随分痩せてしまいました。
かぼそくなった手で、ひ孫たちを一人づつ触れては、嬉しそうに笑みを浮かべ喜んでいました。
さすがに、孫達の事は分かって居て、孫娘には涙を流して手を離そうとしませんでした。娘も、お婿さんと子供を合わす事が出来歓喜あまり、父の手を握って泣いてしまいました。皆で押しかけ驚かしてしまったのですが、父が「早く点滴を取って、車椅子になるからね。又会いに来てな」と、力をもらった様に何度も口にしました。
親孝行らしき事をしてあげられなかった私ですが、せめてもひ孫の顔を見せたいと思っていたので、長男、そして娘婿も休みを取ってくれて、本当に感謝です。
昨夜は、冬至でした。父が育てた柚子を、今月初めに行った時に収穫して置いたので、主人と父の柚子でお風呂を頂きました。その事を、主人が話してあげると大喜びです。柚子は、福島の実家にも送ってあげました。
父に自然の大切さと、素晴らしさを教えてもらいました。私の心の中にしっかりと、大事な財産として残っています。親不孝な娘で………。
年越を願うばかりです。