フラワーライフ

癒しの 花たち

久しぶりの共感出来る人

2013-11-21 19:34:42 | 日記
もう10数年前に知り合いました、「DOGA」……(どが)と言う小さな陶器店の彼女。
お店の方も転居を三回程しましたがその度お店は大きくなっています。
二店舗よりランチを始めました。器の使い方もおしゃれですが、メニューも女性が喜びます。
今日、友達と久しぶりに行ってきました。
色々と話をしていると、若い時に「白洲正子」さんの銀座のお店で働いていた事を聞きました。
彼女は学生時代に刺繍の勉強をしたそうです。その時に白洲正子さんのお店で取り扱っていた生地でクッションを作り刺繍を施してありました。30年経っていると見せてもらいましたが、一般的な刺繍と少し違っていました。お店の出窓のカーテンの裾にもしてありますが鍵編みの様な感じです。
其の彼女はがこれからしたい事を話してくれました。
今の若い人に、刺繍が少しずつ出来上がって行く喜びを教えて行きたいそうです。何でもネットで済ますので無く、自分の手で作った物の喜びを感じて欲しい事と、伝統的な刺繍を若い世代に継ないで行きたいと話をして下さいました。そして日本の文化、伝統工芸を教える事を国でやって欲しいとも。聞いた時に私は同じ考えを持っている彼女に共感しました。
随分前に私のブログに「都うちわ」の伝統工芸を引継ぐ人が無く廃業するしか無いと書いた事があります。その中で、日本の伝統工芸を引き継げる様に学校を造って欲しいと書きました。
私達の年代には、同じ様に感じている方が多いのではと思う様になりました。
何方か立ち上がってくれる事を願うばかりです。