案内状

今年5月より毎月案内状が届くようになりました。それ迄は、三ヶ月に一度でした。何度かブログに書きましたが、福島県大熊町に将来住むために購入してありました家に入るには、届出をしませんと自宅に入れないのです。入る人の名前、車か、バスか申請が必要になります。最初の頃は2時間程でしたが、今は5時間になりました。一番最初に入った時は、全員バスと決められ東電の方の謝罪から始まり、帰宅時も色々な大学の学生さんが応援に来て居て、持ち出し荷物を一つずつ放射能検査を受けるのでともかく時間が掛かりました。今5時間と言いましても家までの往復も入りますので、正味3時間半が精一杯です。昨年10月に入ってからは行く気に中々なれません。自宅が駄目になって行くのを見る事が悲しのです。3・11までそこで住んで居た知合いの人達の事が想い出されて心が痛いばかりです。でも、家も見てあげないと心残りです。今年の暮迄には家をこの目で見て来なければと思います。
昨年10月に入った時に初めて渡されました線量計です。庭に置くと放射能の数字が上がるばかりです。怖くて辞めました。この器械は日本製では在りませんでした。
人の手が入らないと言う事は……。

左手の花見処は主人の手作りです。

荒れ果てた庭。薔薇の70本が何処に有るのでしょう？