星田オステオパシー

今回の地震と原発事故で思ったこと(個人的意見です)

地震から5日経つわけですが、おおよそ考えられる最悪のコースを辿ってるらしいですね(ネットの情報なども併せてみると)。

土曜の夜に、原発での爆発で容器には損傷は無いと言う会見を見て、安堵していたのですがまさかここまで深刻な事態になろうとは・・

仙台の友達には地震の翌日にメールが通じたので無事は分かったんですけど、その後の経過がひどすぎる・・・ご両親も仙台だし、悲しいほどに平和な関西からはメールや電話をすることすらはばかられるような気がして、その後は連絡できずにいます(ケータイのバッテリー充電なども難しいでしょうし)。

小学生の時にチェルノブイリの事故をリアルタイムで経験している世代の僕らは、その後、広瀬隆さんの「危ない話」「東京に原発を」などの書籍を読む機会があり、ネットでは原発労働者の実態や中性子線によるプラントの老朽化が想定をはるかに超える速度で進む事を暴いたレポート、ナトリウム漏れ事故が本当にメルトダウンの一歩手前で奇跡的にたまたま助かっていたと言う話、事故が起これば誰も中に入って作業など出来ないことなどなど・・・(ついでに言えば原発ビジネスにより潤う連中の事なども)、十分に知る機会と時間があったはず。

いつでも何でも同じだけど、振り返ってみれば何度も見直してみるべき分岐点はあったなぁ・・・人によっては天からのヒントと思えるような、出来事は数多くあったはずなのに。

可能性がゼロでない出来事はいずれ必ず起こる・・・マーフィーの法則だったっけ? 今回、それを思い知らされることになったんだなぁ、日本は。

首相の対応がどうだとか、東電がどうだとか・・・まあ、今のところ地震・津波・放射能の恐怖には直接さらされてない立場の者が何を言っても空々しいけど、結局、原発を本気で止めなかったり推進派の欲望パワーに押し負けた、その後も本気で危機感を感じてなかった(人が多数派を占めてしまった)、日本全体の問題だった・・・人間自体を自然現象の一部としてみれば、必然だった・・・と思うしか無いんだろうか。

今回は悪いことが重なった・・・って思いたいところだけど、だいたい、悪い事ってのは重なるものだし、そういう連鎖が起きない場合は記憶に残るほどひどいことにはならないもんだからな・・・今までの原発事故がたまたまメルトダウンまで行かなかったというのは、逆に言うと本当にラッキーだったって事なんでしょうね。

今行われてる原発関連のオペレーション、成功することを祈ってます。
被災地の方々が、一刻も早く安心して生活できるようになりますように。
放射性物質の不安がすべて杞憂で終わりますように。


・・・

最後に・・・

あくどい政治家なんかは今回の震災を口実として、今までの国の借金やらをご破算にしてしまうつもりでしょうね、あと増税。もちろん清廉な政治家の方も多くいらっしゃると思いますけど(フォロー)。

あと、今回のことで地震予知(科学的)、占い師、霊能者、超能力者などなど・・・どれも全然アテにならないことが分かりましたね。誰か一人でも具体的に警告してた人いるんかいな・・・(まあ、いたずらに警告を発して人心を惑わせる事をおもんばかって控えていた人はいるかも知れない・・けど、そんな程度の遠慮をしないといけないような予知とか占いとかには値打ちは無いね)。

こんな事書いてますけど、明日は我が身かも知れません。地震も南下してますし。

僕の日記の性質上、深刻ぶった内容は遠慮しようと思ったのですが・・・気に障る表現とかあったら申し訳ありません。
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