仮にAさんとしましょう(←それっぽい雰囲気ですね)。その方の義理の母親が非常な頭痛もちだったそうです・・・
ギャーッ!!
ああ、まだ悲鳴を上げるところではなかったですね。すいません。
で、その方の鎮痛剤の飲み方というのが異常でして・・Bを飲んで効かなかったらTを飲み、それでも効かないとZを飲み・・とチャンポンをやるわけです。で、それを朝昼晩とかって繰り返す・・と言う・・・
ギャーッ!!
まあ、普通に考えて体に良くないのは分かりますよね。睡眠薬にしても鎮痛薬にしても脳とか神経に働きかけるものですから、普通に考えて副作用は風邪薬などの比ではないでしょう。
さて、その結果その方は65歳にして認知症と診断され(脳は萎縮してしまっていてアルツハイマーとの診断)てその後十年間本人ではなくなってしまった・・というお話。
ところが・・
本当の恐怖はこの後のお話でした。75歳でお亡くなりになりなったその方のご遺体は火葬されたのですがお骨を納めるときにAさんは謎の物体を発見しました。頭蓋骨の中にあったのですが何か繊維の塊のようなものなんですが、火葬場の火炎でも焼けずに残っていたということになります。
不思議に思って火葬場の方に尋ねると
「認知症だった方にはよくあるもので、脳の組織が固まったんです・・何か体の外から入っていた物質が脳に集まっていた部分なんですよ」
との事。まあ、その火葬場の方にどれほどの医学的な知識があるかは分からないですが「認知症の人に多い状態」ということは経験的な事実として信用してよろしいと思います。
当然、鎮痛剤との関連性などは検証できないわけですが、看護婦さんからの話で鎮痛剤を常用してる人に認知症(アルツハイマー?)が多いというのも経験的な話として信用してもよろしいかな、と。
アルツハイマーはそのきっかけとして脳内の組織にβアミロイドと呼ばれるたんぱく質が溜まることが原因とされてますので、ひょっとすると鎮痛剤の成分が、このたんぱく質を分解する(と、されている)中性エンドペプチターゼと言う酵素の働きを妨害するか酵素そのものを分解してしまっているのかも知れませんね。
というわけで、痛みがあったら痛み止めを使うのではなくてその原因をつきとめましょう。
波がある頭痛などは首や頭の筋肉を緩めたり脳を包む膜の緊張を緩めたりすることで治まります(だってそれが原因だから)。オステオパシーの治療を受けましょう。
波がなくて次第に悪化するような頭痛やとんでもなく頭が痛くなったりした場合は脳血管系の問題の可能性が高いので信頼できる大きな病院で検査しましょう。吐き気がする頭痛なんてのは即救急車で。
あと、普段から痛み止めとかお酒とか飲んでるといざと言うときに麻酔が効かないので気をつけましょう(酒屋の息子に生まれた僕が言うのもなんですが)。
最近の「健康探偵日誌」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事