ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

無駄撃ちは、いつか無駄撃ちでなくなる。

2021-01-26 21:39:40 | 思うこと
コンプライアンス上、私は仕事の事は書かない事にしているが、ほんの少しだけ。

私は、営業の仕事をしている。
もうすぐ3.11、あの東日本大震災からちょうど10年になる日にあるイベントをやろうと動いている。
この不景気にコロナも加わったご時世、カネ出してくれる人なんているのか?と連日電話、FAX、メールで攻勢をかけていたのだが…

今日、思わぬ方から「協賛させていただきます」と、信じられないメールが届いた。
そのスポンサー担当者は、たまたま10年前の3/11、関東の本社を離れ仙台に出張していてあの震度7、マグニチュード9.0を体験したのだそうな。
当然関東の自宅には戻れず、避難所に収容され不自由な生活を強いられながらも自社の商品が無事か見て回ったのだろうな。

私はそのメールを見て、嬉しさを飛び越えて鳥肌が立った。
この人は私の想像もつかない大変な思いをされたのだろうが、だからこそ私の思いが届いたのだろう、と。

私は今週末、53歳になる。
53にもなって、こんな新人イジメのような泥臭い電話営業なんかしたくないと思っていたのだが、無駄撃ちはいつか無駄撃ちでなくなる。
なぜなら、そこには「ご縁」があるから。
ご縁は、それまでの全てを正当化してくれる。
無駄撃ちではなかったのた、と教えてくれる。
このトシになって、がむしゃらにやるのも悪くない、と教えられたのだった…