ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「夏の18きっぷ・高山への旅」その2。

2022-07-31 17:10:00 | 旅行・レジャー
「スパホテルアルピナ飛騨高山」の朝食バイキング。

品数はそれほど多くはないが、さすがにコメと味噌はウマい。

チェックアウト後は、宮川朝市を冷やかす。

なんとウマそうな桃ではないか。

クルマならしこたま買って帰るのだが、テツ旅は土産物が両手を塞いでしまうので、買う物は厳選せねばならぬ。

朝市散策を終え、駅まで向かう途中にこんな地元で愛されているお弁当屋さんを発見。

「こびしや」と云う。
なんと、飛騨牛天むすなどという悩ましいものがあるではないか。

夕食はお土産の駅弁、と決めていたためここで地元民が食べるようなお弁当を買ってお昼にすれば駅弁の連続を回避出来る。

1714C 高山10:24→美濃太田13:07 キハ25

またしても、痛恨のロングシートであった(泣)。

飲まなやってられないので、朝から飲む(笑)。
往路ではあまりの暑さにカーテンを降ろしていたため愛でられなかった車窓も、ゆっくり愛でられた。

美濃太田到着後、駅の空調の効いた休憩所で先ほど買った寿司・にぎりの昼食。
まず、朴葉寿司250円。
中は鱒・飛騨牛しぐれ・蕗とシンプルだが全て飛騨の必然のある具材で素晴らしい。
そして飛騨牛天むす、@190円。

かじると、天ぷらにされた飛騨牛が覗く。

いい牛を使っているだけに口に含んだ時の香りが良い。

3728C 美濃太田13:30→岐阜14:02 キハ75系
多治見から合流する列車で、皮肉にもクロスシート。
この車両で、高山まで運んでほしかったのだが…

2323F 岐阜14:05→大垣14:16
233F 大垣14:41→米原15:16
ともに、おなじみJR東海の313系クロスシートで空いており快適。

799T 米原15:28→近江八幡16:05(本来15:54) 223系
なんと彦根駅で線路内に人が立ち入ったため、安全確認のため10分少々遅れる。
そして車内アナウンス。
「近江八幡駅で、後から来る新快速を先に行かせるためお急ぎの方は向かい側ホームから新快速にお乗り下さい」。

3491M 近江八幡16:06→京都16:42 225系新快速
649M 京都16:49〜(最寄り)

高山へは数年に一度、直近では4年前のGWにクルマで立ち寄っているのだがやはり何度訪れてもいい、味わい深い街だ。
そして18きっぷの旅としては実に手頃な事も今回再確認した。
手頃とは、朝普通の時間に家を出て夕方前くらいには着くちょうどいい距離で、駅から街中も近く全て徒歩圏内。
それなりに安く泊まれる宿もあり、地酒・飛騨牛・朴葉味噌・漬物・明宝ハムなど食べたくなるもの・買いたくなるものもそれなりにある。
この「18きっぷの旅」は1泊2日で食費を除いた純粋な交通費と宿代が1万円で済むというのが大きな魅力だが、一方で今回のように車両を地元民の利便性に特化させたためロングシート化が進んだり、赤字路線の経営変更や新幹線延伸などによる第3セクター化で乗車対象が減るなど逆風も吹き続けている。
特急の旅とは違って地元民の暮らしの中に入っていくのが18きっぷの醍醐味であり、我々ファンも地元の皆さんの邪魔はしないのでどうか今後も細々と旅をさせてほしい、と願う次第である…

「夏の18きっぷ・高山への旅」その1。

2022-07-30 20:38:00 | 鉄分の多い話
そんなわけで、にわかに鉄分補給がしたくなり18きっぷを握りしめての旅に出た。

奈良線221系 3604M 8:17京都着
琵琶湖線223系 712T 京都8:22発→野洲8:55着

いつもの車両なので、快適だが全く萌えない(笑)。
3414M 野洲9:00発→米原9:26着
ようやく田園風景で、旅らしくなってくる。

3204F 米原10:00発→大垣10:32着
ここからがJR東海管内で、車両もオレンジの帯の313系になる。
ところが、この時期のこの時間帯の列車 には何度も乗っているのだがいつになく混んでいるのだ。

2324F 大垣10:41発→岐阜10:52着
この列車で、理由がわかった。
バンテリンドームでジャニーズWESTのコンサートがあるらしく、手に手に応援うちわなどを持った若い女子で沸いているのだ。
早めに名古屋入りしてウマい名古屋めしでも食って、早めに会場入りしてせっせとグッズを買うのだろう。

岐阜に着いてすぐ、昼食を確保。

3717C 岐阜11:15発→美濃太田11:53着
昼食の場を確保するため、1本早いのを区間利用した。
高山本線はクロスシートとロングシートが混在しており、岐阜〜高山がずっとロングシートなら車内での飲食ははばからられる。
しかし目の前にクロスシートのキハ75の美濃太田経由・多治見行きが停まっておりガラガラなので、この車内で涼しくゆっくり昼食と相成った。
私の選択は、天むす。実に美味。

1717C 美濃太田12:39発→高山15:30着
やはり私が懸念した、キハ25ロングシートであった。
先にクロスシートのキハ75で昼食を済ませておいて、正解だった。

美しい川を観ながら、ロングシートのキハ25は進む。

しかしあまりの暑さにほとんどのカーテンは降ろされており、車窓を楽しもうと思うとこのように運転席にかぶりつかないといけない。

久々野(くぐの)駅で上下3本、約30分の停車の頃には疲れてきて(笑)、定刻で高山着。

高山は数年に一度来るのだが、鉄道で来るのは13年ぶりのため駅舎の印象がない。
こんなに綺麗で立派な駅舎だったのか。

まずはお約束の散策。
宮川を渡り、

鯉と遊び、

工芸品店で「さるぼぼ」を見て、

クルマでないのをいい事に地酒を試飲し倒す(笑)。
夜は地元の居酒屋で、一度たべてみたかった「飛騨牛の朴葉味噌焼き」と、

これまた初体験の「漬物ステーキ」を愉しんだのであった…


「ひもの野郎」は、昼定食もハイレベルだった。

2022-07-29 18:00:00 | うまいもん
もう5年ほど前になるが、大阪駅前第4ビルB2の干物専門居酒屋「ひもの野郎」で土曜に昼飲みした事がある。
「灰干し」という、酸性の干物を中和させる先人の知恵によって作られた干物はそれそれはウマく、酒がウマいのはもちろんだが「この干物でコメ食いたい!」と強く思ったものだ。

思ったまま時が過ぎてしまい、いつしかcovid-19にもなって久しいが、そんな中第1ビルB2をほっつき歩いているとその「ひもの野郎」の支店が出来ていた。

あれだけウマい干物を食わせる店だ、当然流行っているし支店も出る。
思わず吸い寄せられるように入ると、リーズナブルな昼定食が。

日替り干物定食は、サンマだった。
最高ではないか。

サンマ定食、到着。

焼き魚定食というのは地味に映るが、こんなものだ。
何より、このツヤツヤのサンマを見てほしい。

サンマはこのところ不漁続きで型も小さく、昔は貧乏人の味方だったがもうそうでもなくなった。
しかしそんな中でもこの「ひもの野郎」のサンマは素晴らしくジュウシィで臭みも全くなく、おかわり自由のごはんも当然ながらおかわりしてしまった。

かくして、サンマの干物は…

綺麗に食べ尽くされ、骨だけになってしまったのだった(笑)…

シークワーサー100%果汁に、ちむどんどんする。

2022-07-28 18:00:00 | うまいもん
私も以前に書いたが、とにかく朝ドラ「ちむどんどん」の評判が悪い。出演者はクズばっかり、時代考証もシャレにならないくらい甘い、ヒロインが料理人を目指す話なのに食べるものを粗末にする…
「ちむどんどん」とは「ワクワクする」という意味だそうだが、ワクワクどころか毎朝「わじわじー(イライラ)」してしまうのだ。

そんな中、朝ドラとは関係なくこんなものをいただいた。

「シークワーサー100%果汁」だ。
シークワーサーは「ちむどんどん」にも出て来る、沖縄名産の柑橘である。

ラベルをチェック。

生産しているのは農業法人で、販売者は沖縄ハムのようだ。

もちろん、このままでは酸っぱくて飲めたものではない。
「ポッカレモン」と同じように使う、と思って良さそうだ。

早速焼酎を炭酸水で割り、この果汁を少し垂らしてみる。

甘みのないシークワーサーハイの完成だ。

飲んでみると、想像通りの激烈な酸味、そして想像を超えた爽やかさ。
酸味だけではなく、しっかりとフルーティーさを感じる。
あとは唐揚げにかけるぐらいしか思い浮かばないが、我々やまとんちゅーにはいろいろ試したくなる新鮮な味わいであった…

JR西日本の「サイコロきっぷ」は、白浜だった。

2022-07-26 18:00:00 | 鉄分の多い話
JR西日本がこの夏売り出した「サイコロきっぷ」が、話題を呼んでいる。
コレは先に5,000円をカード決済し、どこに行くかをスマホ上でサイコロを振って抽選するのだ。
抽選によって当たる行き先は、以下の通り。

新幹線・在来線特急普通車指定席に乗れるので、例え近い東舞鶴などだったとしてもモトは取れるのだ。
場所によって確率が変わり、最もトクする博多は1/36なのだそうな。
そりゃ博多に往復5,000円で行けるなんて、夢みたいな話だ。

私も早速購入し、スマホ上で抽選をしてみたのだが、


…白浜だった(笑)。
白浜はさんざん行ってさんざん泊まって、パンダでおなじみアドベンチャーワールドも何度も行ったし、ある意味一番当たりたくない街だった。
まして白浜の見どころは駅から遠く、バスはあるのだが行動が著しく制限されるのでどっちみちレンタカーのお世話になる。
現地でクルマを借りたらそのぶんコストがかかり、サイコロきっぷの恩恵が薄まってしまうのだ。

 そこで私は機転を利かせ、白浜でクルマを借りて串本〜勝浦あたりまで足を伸ばす作戦に出て、既にクルマと宿も押さえた(笑)。
仮に白浜行きが当たったからと行って、無理に白浜で観光や宿泊をせねばならないやけではない。   
白浜までの往復特急券・乗車券が5,000円で手に入っただけで、そこからどう行動するかは自由なのだ。

皆さんも是非コレを買ってサイコロで楽しんでいただきたいのだが、注意点がひとつ。
私はこのきっぷを使えるギリギリの10月最終週でプランニングしたのだが、考える事はみな同じなのかもうその頃の週末の宿もレンタカーも空きが少なく、特にレンタカーは「あと5台」と云われ、焦った。 
買われるなら、お早めに!