ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

何だかんだで、お土産に「551蓬莱」はテッパンだ。

2015-07-31 21:46:14 | うまいもん
明日あさっての週末は、2年ぶりに妻の実家・今治の夏祭り「おんまく」に合わせて私も帰省出来る。
さてそのお土産だが、やはり何だかんだで言って「551蓬莱」の豚まんが最も喜ばれるのである。
実家は菓子店を営んでいるため人数が多く、10個入りが2箱は要る。

今夜はコレらを冷蔵庫にしまい、明日の朝早く起きてクルマに積み、山陽道を一路西へ走るのである…

「まれ」は、どこまでダメになるのか?

2015-07-30 22:09:46 | 思うこと

あまり酷評すると、熱心なファンの方から
「そんなに言うなら、観なきゃいい」
と言われるのは百も承知である。何だかんだ言って、面白いと思いながらついつい毎朝付き合っているのである(苦笑)。

私の中で「歴代最悪ダメダメな朝ドラ」と言えば、「純と愛」で揺ぎ無かった。アレはとにかくオーサキプラザホテルは外資に買われ、「里や」は火事になり、「ホテルサザンアイランド」は台風にやられ、父は溺死、母はアルツハイマー、夫の愛(いとし)は再起不能ととにかく半年付き合わされて全く救われなかった。それだけに、次の「あまちゃん」が面白くて仕方なかった。

ところが、その「純と愛」を上回る勢いで「まれ」の展開がひどくなっているのだ。
「まれ」のひどさは、とにかく取っちらけ過ぎでご都合主義なストーリーに尽きる。堅実な人生を歩むと言っていた主人公・希(まれ)が輪島市役所に就職したかと思いきやいきなり登場した祖母・ロベール幸枝(草笛光子)に触発され突如「パティシエになる」と言い出して輪島の家を出て、何のツテもないのに横浜に単身で向かう。
普通なら、そこで何の身寄りもない横浜になど行かず、そのまま祖母に師事するはずである。

当初修行したかったケーキ屋にはたどり着けなかったが、偶然入った中華料理店「天中殺」でデザートに出されたケーキに心を奪われ、それが「マシェリ・シュシュ」のものだと分かりそのシェフの大悟(小日向文世)に頼み込んで修行させてもらう。
それだけならいいのだが、その「天中殺」は大悟の妻・輪子(りょう)の店であり住み込みでまかないまで付いている。普通、何の身寄りもないまま単身で大都市に出て来たらまず家と食事の心配をせねばならないのだが、何というご都合主義か。

当然、希は大悟にシゴかれるわけだが希は輪島時代に幸枝から菓子作りの入り口を習っている。そしてまたご都合主義的に、後になって幸枝と大悟はフランス時代の師弟関係だった事になるのだが、となれば同じ師匠から習った希の菓子作りに大悟がダメ出ししまくるのは、ちゃんちゃらおかしい。
ご都合主義の破綻である。

希は故郷・輪島に残した圭太と結婚を約束するが、圭太は輪島塗の修行中のため
「年季明けになるまで、あと2年半結婚を待ってほしい」
と言う。普通ならそこに一子のより戻し攻撃などがあってしかるべきなのだが、なんとドラマでは次の瞬間
「…そして2年半後!」
とワープ。希も修行中だったのに、スーシェフになってしまう。こんないい加減な展開は、他に考えられない。

さらに、おかしさは先週からエスカレートする。
大悟にフランス武者修行を命じられた希だが、なんと圭太がテンパッているのを知り渡仏を諦め圭太の元へ帰る事に。
頼み込んで修行させてもらいながら、いざ渡仏の機会を与えられたら辞めて旦那の元へ行きますとは、どういう神経か。
大悟は希のはなむけにナイフを贈るのだが、本心はあのナイフで希を刺したかったのではなかろうか?

さらに今週。
今まで全く出て来なかった、圭太の母・直美(藤吉久美子)が突如表れ、希をイビリまくるのだ。
おそらく「ごちそうさん」の和枝姐さんのように
「嫁イビリのない、朝ドラなんて」
という声に呼応したかのような、これ以上ない取って付けた登場の仕方である。
「希さん、今まで別居婚なんかしてて、どう思ってたん?これからは、塗師の嫁としてキッチリ仕込むで!」
と凄んでいるが、今までアナタは何をしていたのか。存在するならするで、圭太がちゃんと挨拶の機会を設けるべきではなかったのか。

しかも紺谷弥太郎を圭太が襲名すると反発が大きかったので、「漆にかぶれる」という理由で今まで輪島塗には一切首を突っ込まなかった圭太の父・博之(板尾創路)が弥太郎を襲名すると言い出した。市役所部長である博之は、市長の座を狙って腰掛け的に名を継ごうとしているのだが、職人として全くスキルのない博之に名が継げるのか?そんな出世欲ミエミエの世襲を、職人衆が許すのか?
本当に名を継ぐのであれば、圭太のさらに下として弟子入りし、雑巾がけから始めるべきではないのか?

…とにかく、先週から今週にかけて支離滅裂ぶりが加速している「まれ」なのだが、毎朝楽しんで観ているのである(苦笑)…

「鹿deカレー」なるものを、いただいてみる。

2015-07-29 21:22:19 | うまいもん
ある方から、このようなものをいただいた。

「鹿deカレー」といい、要するに鹿肉を使ったカレーである。
しかも驚いたのは、このカレーは我が地元・京都の放送局「KBS京都」が作っているのだ。
KBS京都は、食育番組「おうちごはん物語」をやっている。その一環として、農作物を荒らす鹿を我々人間が食べる事で農作物と森を守る事が出来るとし、鹿をおいしく食べるメニュウとしてこの「鹿deカレー」を発売したのだそうな。

早速、書いている通りに温め、ごはんにかけてみる。

おいしそうな、ごくごく普通のカレーである。
次に、鹿肉をすくってみる。

いただいてみる。
ジビエらしく繊維ばっているが、あっさりしてウマい肉だ。スーパーでよく買う「カレー・シチュー用」の角切り肉より脂が少ない以外は、遜色がない。
ただこの商品が、食育をテーマにしており子どもが食べる事を想定しているのか、カレー自体が食べやすすぎて物足りない。辛さは極限まで抑えられており、私は途中から自分用のクローブなど辛味を足すスパイスをドバドバ加えた。

とはいえ、異常気象もあって食物連鎖が崩れているのは私も理解しており、鹿を食べる事が世のため人のためになるのであれば私は協力する。
この「鹿deカレー」のようなメニュウが他にあれば、せいぜい食べてみたいと思うのである…

Amazonの箱は、なぜこんなにデカいのか?

2015-07-28 23:06:26 | 思うこと
自家製麻婆豆腐をより辛くするために、なかなか店頭では売っていないユウキ食品の「花椒辣醬」を、Amazonでボチッた。

ところがその梱包された箱が、不必要にというかとんでもなくデカいのである。

箱は、こんなんである。

開けてみる。

瓶だけに厳重に緩衝材でくるんであるが、それでもグスグスだ。

緩衝材を剥いでみる。

一体、なぜここまで箱を大きくする必要があるのだろうか?
大きくしないとまずいような事情でもあるのだろうか?
Amazonと言えば、国内では楽天と並ぶ二大通販サイトであり、グローバルカンパニーなのだからよりエコにも配慮してしかるべきなのに、この箱の大きさは理解に苦しむ。

ただ、この大きな箱を心待ちにしていたヤツがいる。

愛猫・ろろこ(牝5歳)である(笑)…

谷九にも、あの爆安食堂「もとや」があった!

2015-07-27 21:49:51 | うまいもん
大阪のB級グルメの間ではつとに有名な、京橋の爆安食堂「もとや」。私も前のブログで、何度かネタにした事がある。
その「もとや」が、今日偶然歩いていた谷町九丁目にもあったので、驚いた。

その爆安ぶりは、日替り定食にまず表れている。

唐揚げ・サバ煮付け・サラダ・小鉢・ごはんに、麺類が選べてたったの450円なのだ。しかも税込み。
もちろんレギュラーメニュウも、この調子である。

うどん150円、カレー280円。まさに学食・社食並みである。
店内に入ると、様々な定食が貼り出されているのだがやはりどれも爆安だ。

なんだか、申し訳ないくらいである。

ほどなくして、日替り定食450円が到着。

「かけラーメン」の具は天かす・刻みネギ、それになぜかおぼろ昆布。文句は言わない。
「唐揚げ」は、たった4切れ。文句は言わない。
「サバ煮付け」は、よく煮込まれているものの小さい。文句は言わない。
「サラダ」と書かれていたものは、ほんのひとつまみのスパゲッティと刻みキャベツ。文句は言わない。
「小鉢」と書かれていたものは、単なる味付け海苔。文句は言わない。
なにせ、450円なのだから。

かけラーメンのスープをすする。
何の味か、さっぱり分からない。
断じて、うどんのダシではない。
かと云って、ラーメンのスープでもない。
ただ、醬油辛いだけの液体だ。文句は言わない。
唐揚げもサバ煮付けも、充分に許容範囲だ。

ランチに対してウマいマズいを云々出来るのは、ここ大阪でもせいぜい800円以上のメニュウについてではなかろうか。
明確なラインというものはないのだが、少なくとも500円以下で食べさせてもらっているモノに対して、文句を言ってはいけない。
特に学食や社食は、学生や社員に対する福利厚生が第一義なのであり、味は二の次なのだ。

その意味で、ここ「もとや」は谷九界隈の福利厚生施設として、立派に社会的貢献を果たしているのである…