goo blog サービス終了のお知らせ 

星空は楽しいBLOG2

天体写真を中心に、普段の中での紹介したいものをアップしたいと思います

丸亀市内で観望会 2024

2024-08-11 08:52:56 | 日記
8/10 丸亀市生涯学習センターで観望会に参加してきました。本日の観客数は182名とのことでした。

ここには、15cmの屈折望遠鏡がドームに収まっています。もう50年、半世紀前からある施設です。私も高校生の時見せてもらっていました。この施設も今年度いっぱいで解体される予定です。今後の星空観察の拠点が心配です。

19時前にはぞろぞろ集まりはじめ、他の望遠鏡で月を見て頂いていました。
19時10分頃の様子。

私の電視観望は20時頃にならないと可動できない(月は全く意識していなかった)ので、しばらくお預け状態です。

しかし、19時30分頃になると私の周りにも集まり始めたので、月に向けようとしましたが、ファインダーの無い、極軸のあっていない1000mmのGOTO機はお手上げ状態です。仕方なく、夏の大三角などの質問があったのでポインターで解説して時間稼ぎです。

19時30分頃の風景です。スマホが自動で長時間露光で明るい感じです。
丸亀城とさぬき富士を眺められる5階建ての屋上です。
真南がこのお城の右手になります。さそり座もいて座も位置的には見えますが肉眼では2等級の明るいのが分かる程度の街明かりです。

今回は、M57 , M27, M8, M20, M16, M17, M3, M51とアルビレオを導入しました。観望会にはやはり、3歳児くらいの子供もやってきます。電視観望のありがたさを感じます。最近は画像をスマホで撮ってもらっています。「帰って調べてね。」の一言を付けて。

C8(1000mm)だと街明かりに負けず、良く見えます。眼視では北斗七星は柄の部分の3個だけ確認できる程度でした。あとは、今後新聞にも登場するかもとして、「かんむり座T星」を説明。ただし、見えたのは2等級α星のみ。しかし、覚えてもらうためにステラナビゲータ登場で7つの星の形と星図絵、場所はベガとアルクトールスの中間よりややアルクトールス寄りと説明。・・・大丈夫かなあ?

直線でここ会場から8km離れた自宅に戻ると、天の川も良く見えていました。本当はこの程度の暗さの場所で天の川背景に観望会が出来ればといつも思います。




AZ-GTi(経緯台)で撮影

2024-08-09 09:18:09 | 日記
AZ-GTiを久振りに稼働させました。これを経緯台のままどの程度まで撮影できるのか再確認するためです。

昨夜は夜10時過ぎは水蒸気が多くて透明感のない空でしたが、時間が進むにつれて透明度も良くなり深夜0時頃には、我が家で白鳥座からカシオペヤにかけての天の川のはっきり認識できる状態でした。

当初の撮影はカメラレンズ50mmにCeres-Cを付けて入門者用のシステムで撮影していました。しかし、改造5cmファインダー鏡筒でも撮影したくなって、急遽筒の入れ替えです。最初は5秒*36でさつえいして撮影していましたが、周辺部が浮き上がって来ないので10秒*18、最後は20秒*9で撮影していました。

写野の回転は分かっていたのですが、どの程度写るかも知りたくて、totalで1時間近くの撮影になりました。
そのままコンポジットがこれです。


重なりのあった部分を切り取って調整したものです。
darkはsharpcap4.1の簡易ダークを使用。

追記)
50mmレンズでの撮影です。QBPをつけ忘れています。フィルターを付けて再度撮影したい組み合わせです。結果はceres-cでも天の川の暗黒帯まで写っていたので満足な結果でした。
AZ-GTiを使用して、カメラレンズで手軽に楽しめそうです。ちょっと電視観望をしてみたい方にも薦めてもよさそうなシステムですね。もう少し、しっかりとした写真を準備しなくては。

街中電視観望(天の川)

2024-08-08 00:28:27 | 日記
電視観望をしている時、天の川を見たことないという声を良く聞きます。街中での観望会がほとんどですから、その場所での肉眼での確認はできません。「ちょっと山に行けばすぐわかりますよ」とは説明しますが、街中で天の川を見せられないかといつも思っていました。フィルター利用で何とかできないかと思い、とりあえず自宅でテストしました。

天の川ですから広角が必要になります。私の持っているCMOSカメラの一番大きいのはASI533MC。これにつけらけれレンズでは8mmの魚眼があります。F4.0と暗いのですが、とりあえずテストしてみました。それに街中を想定ですので、光害カットはQBPを使用します。

結果はフィルターの光量カットが大きいので、ビニングを2にしても10秒ほど露出時間が必要です。リアルタイムで表現するにはすこし厳しいです。
フィルターを使用しないのであれば、cctvレンズの使用も可能ですので、今後の課題とします。

 


ファインダーで電視観望⑥(ピント合わせ)

2024-08-06 10:59:35 | 日記
先日来より5cm鏡筒のピント位置の合わせどころを探していましたが、画面の中央より端で合わせる方が、全体的にはシャープなようです。

ピント合わせをした位置は写真のところです。Aは中央で,Bは端でピント合わせをしたのち、ピントを触らずに画面をAとほぼ同じ位置に移動しました。どちらもバーティノフ使用での撮影はgain450 ,10秒露光です。マスクを外した時の露出5秒です。

星像比較の為、画面を①上・②中・③下の3箇所に区分して、比較します。


画像を隣接させて見比べやすくしました。
Aは中央で合わせた物, Bは端で合わせたものです。

よく見ると星像にわずかな違いが分かります。

5cmファインダーは対物レンズ側でピントを合わせます。
1回転で1mm前後しますので、手で回すのですが感覚的には0.1mmの前後の移動も可能ですので、シビアな調整が出来ます。

画像をよく見るとAは色収差がすこし出ているようにも見えます。Aの位置でのピント合わせが甘いとも考えられますが、しっかりバーティノフマスクを使用しているのですが・・・。どちらもQBPは使用しています。

観望会で電視観望として画像を見せるときはほとんど差は感じられないだろうというのが今回の感想です。

追記) 中央でピント合わせをしたときの画像





津島駅の入場券

2024-08-05 20:54:48 | 日記
毎年8月4日と5日は地元(香川県中西部?と愛媛県東部?)では子供の神様をお参り行く日です。この『津嶋神社』を私たちは親しみを込めて「津島さん」と呼んでいます。この2日間は海岸から250m離れた島に板が敷かれて、歩いて島に渡ることができます。もう20年も前にはわたしも子供を連れてお参りに行きました。

ここにはJRの臨時列車が2日間だけ停車します。入場券も発売されるのですが、昨年から子供用の入場券のデザインがかわいいものになっているらしく、一気に人気が出ているそうです。4日は1000枚、5日には500枚の入場券が用意されるとのこと。駅名は『津島ノ宮』駅です。先日、TVで紹介されていたらしく、昨日の日曜日にはかなり早く入場券の販売が終了したと聞きました。

私も子供から購入を依頼されて、朝8時頃に仮駅舎にいきました。8時30分発売ですが、すでに30名程が並んでいました。昨日は朝11時頃にはすでに売り切れたので、今日は改めて早めに来た人もいました。並んでいる人のほとんどが年配か鉄ちゃんの様子。まあ、平日ですからね

この看板も2日間のみの設置らしいです。

到着電車から降りた客も一目散に入場券購入列に並んでいきます。

子供用の入場券が人気あるのは理解できますね。