数学のヒント

初等数学の復習と脳の活性化

トイレットペーパーと数学

2014-05-08 10:28:34 | 日記

日ごろから、生活に密着した数学とは何かを考えている。何のために数学を学ぶのかという問いにしっかりとした回答ができるようになりたいのだが、答えられる人は何人いるだろうか。
小学生はともかく、自我が芽生える中学生にとってその動機付けは大切だと思う。
教科書もそのへんは気を遣っている。だから中学生の数学の教科書は中学生が気の毒になるくらい分厚くなった。
東京書籍の教科書で確か中学数学2年だったと思うが、トイレットペーパーの直径や長さから断面積を求めてみようという副読本的なページを見つけた。断面を台形に変形させたり芯まで紙が詰まっていたらどんな形になるかを問いかけながら興味を引き出そうとしている。
確かに身近な問題であり、大人にとっても「あの巻き方で本当に長さが65mもあるのか」と疑問に思う向きも多いのではないだろうか。
何気ない話題であるが、こんなことでも数学を楽しむことができそうだなと感じた。


蛇にピアス、という本

2014-05-08 00:31:10 | 日記

 この金原ひとみ氏(1983-)の芥川賞受賞作、ひょんなことから蜷川幸雄監督の同名映画を見てしまい、吉高由里子氏(1988-)が妙に頑張っていて好感が持てたので、原作がどんなものか気になって読んでみた。
 結局10分足らずで読み終えてしまった。エログロ小説そのもので表現が稚拙、文学的香りの微塵もない小説だった。本屋さんで日陰においてある文学とはかけ離れたエロ小説の性描写のほうがよほど美しい。確か作品を描いたのが未成年のときであったから、世のおじ様審査員達が、未成年の女子がエログロバイオレンス小説を書いたというのでもてはやしたということか。
 なんだかゴーストライターがいたのではないのという感じ。3丁目の夕日を思い出してしまった。草葉の陰で龍之介が悲しんでないか。まさに出版界とつるんでできた作品のようだった。
 当時、今回は芥川賞は無しにしようと言った審査員がいたそうだが、少なくとも集英社は利益が出た。市原市の図書館は16冊も買い込んでしまった。出版界が仕組んだ罠は大成功といったところか。
 無駄話はさておき、参考になったのはピアスにはゲージサイズというのがあるということだった。
G(ゲージ)とはピアスのポスト(シャフト)部分の太さ(外径)を表す。以下業者の一覧表から転記すると、20G(0.8mm)、18G(1.0mm)、16G(1.2mm)、14G(1.6mm)、12G(2.0mm)、10G(2.5mm)、8G(3.2mm)、6G(4.0mm)、4G(5.0mm)、2G(6.0mm)、1G(7.0mm)、0G(8.0mm)、00G(10.0mm)、11/32”(9.0mm)、7/16”(11mm)、5/32”(12mm)、1/2”(13mm)、9/16”(14mm)、19/32”(15mm)、5/8”(16mm)、23/32”(18mm)、3/4”(19mm)、25/32”(20mm)、7/8”(22mm)、31/32”(24mm)
 24mmなんてどこかの部族専用かもしれない。それにしてもピアスの専門業者が12mmを15/32”と表示していなかったのには恐れ入った。