ほんひらだより

この世界はすべて感謝です…なぜならば、それをできれば毎月ここで書き綴っていこうと思います。よろしかったらご覧ください。

物語の終わりに

2017年10月31日 | 日記
木枯らしが吹いたと、今年はどのようになってくるのでしょう。

はじめはじめの物語は、飛び飛びになってのブログで、解りづらくて申し訳なく思います。今日で、物語の終わりに、と題して終了になります。

この世のはじめは混沌とした泥海でした。
神さまはそれをあじけなく思いました。
そこで神さまは、人間をつくりその人間が楽しく陽気にくらすのを見て、ともに楽しもうと思いつかれました。  
神さまとともに楽しくくらすこと――「神人和楽」の世界こそ創造の目的でありました。



人間のイメージや原形のことを、「泥海」の「どじょう」や「うお」や「み」など
当時の人々に少しでも分かるようにと、せいいっぱい、たとえてお教え下さいました。
また、「いまがこの世のはじまりと言うていれども何のことやら」分かるまい、とも教えられています。
神さまの目から見たこの世界の創造のお話であると同時に、人の精神や魂の世界のお話でもあるようです。


神さまは人間つくりにさまざまな道具=機能と、ひながた=サンプルを準備しました。
人間をつくることは、また、世界をつくることでもありました。
神さまの〈火・水・風〉のめぐみによって
人と世はいまも生かされているのです。


―――というわけで、この絵本は未完のまま終わることになります。


立教157年(平成6年)4月18日    本多正昭
この「はじめはじめの物語」は「天理教教典」「第三章 元の理」をベースに
作者の悟りとイマジネーションで絵本にしたものです。

と絵に滲む詩情はシャガールの世界に近いと、推薦の言葉にのせられ求めましたが、なかなかの絵本でした。
このお話、分かっていただけるかなと思いながら、ブログにのせさせて頂いたのですが、お分かりいただけましたでしょうか。
親神様が紋型ないところから、この世界と人間をお創り下さいました、この時のお働きは、いまも変わることなく、
この世界や身体の中で続いています。そのおかげで、私たちは毎日生かされているのです。
ありがとうございました。


台風21号と22号の間の1日、さわやかな秋晴れのお恵みをいただき、賑やかに秋季大祭が執り行われました。

天保9年(1838)に、「我は元の神、実の神である、この屋敷にいんねんあり、このたび、世界一れつをたすけるために天降った、
みきを神のやしろに貰い受けたい」との親神様の神々しいお言葉が伝えられた。
中山みき様に、天啓が降り、中山家御一族と種々と問答がなされましたが、親神様は、がんと退かぬと、
夫善兵衛様は、みき様のお身体のことを心配され、親神様の思し召しをお受けするより他に方法はないと決心され、
10月26日朝五ッ刻(午前8時)、かたい決意のもとに、「みきを差し上げます」とお受けしました。
今から180年前に、親神様が初めてこの世にお現われになり「最後(だめ)の教え」として、開かれた元一日が10月26日です。

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