テンダーボートでエスカルゴⅢに向かう I 師匠
7月31日(土)と8月1日(日)の2日間、運良く都合がついたので「女川ヨットクラブ」の活動に参加しました。
初日は、私が勝手に師匠と仰いでいる矢本在住の I さんの手元で、石浜漁港に係留していたエスカルゴⅢをマリンパル前まで移動しました。当然に超がつくドシロートの私は何もできず、いわれるままにロープを引っ張ったり放したりするのみでありました、が、何事も本番の前の裏仕事が大切なのだということを、確認することができました。
そして翌日の1日正午過ぎ、天気も良く風も良くて絶好のセイリング日和、町立病院長・事務長を含む7人のクルーでいざ出港。
実は「女川ヨットクラブ」設立総会の日(6月27日)にも、ヨットに乗ることは乗ったのですが、風がなかったためにマリンパル前から原子力発電所沖まで往復エンジンでのクルージング(?)となったのです。
ということで、今回がセイリング初体験です。
赤白灯台を超えてエンジンを止め帆を張った瞬間、機械的な音と振動から解放され、風と波とのささやきに包まれました。
帆に風をいっぱい受けて最高速度は5ノット以上(約10km/h)…帆から流れ来る風が頬を撫でます…爽快という言葉はこういう時に使うものだと実感しました。
おそらくこれから当分先まで、私自身は何もできなく支持待ち状態が続くでしょうが、何だかハマッていきそうな気がします。「ヨットが最も似合わない男」といわれた私がヨットを操れるようになることを、今から夢見ています。