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GPS de 同窓会

2016-11-27 | フィギュアスケート
『2016NHK杯フィギュア』(グランプリシリーズ第六戦)

シニアになって初めて同じ土俵に立てた同級生トリオを2008年の全中から見てきた私は滑走順抽選会で3人が並んでいるだけで胸熱

座るたび椅子の座面クッションが幼児のサンダルのようにピュウとなるのを面白がってフェイの顔を覗き込んで笑う目尻が下がりきって嘴を尖らせた表情は子どもの頃よく見せていた顔。

3月にくるぶしを疲労骨折した山本草太くんが回復の遅れを理由に出場を取りやめたため11月上旬急きょグランプリデビューが決まったフェイ。
遠慮があるのか6分間練習中リンクの端をフォアでゆっくり周回しているだけのフェイをバックで滑ってきたゆづが追い越し、顔を見合わせて頷き、笑顔で声をかけていた。(『キリトルTV』さん読唇術よろ)

フェイはショートノーミスでパーソナルベスト更新。
締めのポーズ直後胸に手を当て、感極まった様子で一瞬顔を覆い、泣きそうになってツンとしたのか、ちょっと鼻をつまむ。
いつも演技後必要以上にネガティブな表情をするので、こんな表情を見られて嬉しい。
ショート直後のインタビューに「夢みたいな舞台に立たせてもらって、6分間練習の時は現実という実感がなくて、大きくとらえすぎているのかなって。これも単なる試合だと思って滑ったら、いつも通り滑れた」と答えていた。
ゆづがリンクでかけた言葉が気持ちを切り替えるきっかけになったんだったりして・・・?

デカは、フリーでゆづと同じグループになり、ほぼノーミスでガッツポーズの出る演技をして自己ベスト更新しGPS初の台乗り。
表彰式後、通路でランビが出迎え、デカとゆづを順番にハグ。
ランビ先生はリンクサイドでモデルか俳優かという洒落たコートを着て、コーチとなって初の教え子デニス君をニッコリ笑って送り出し、ノーミス演技に喜ぶ姿が点数待ちの大型ビジョンに映し出されるという、リアルヴィクトル・ニキフォロフ(@『ユーリ!!! on ICE』)だった。
世界一のスピンを直伝され、びっくりするような高速変形シットスピンをするデニス君17歳はGPSデビュー戦にして6位入賞の快挙。

オシャレなイケメンコーチといえば、見どころ紹介番組で控室のライブ中継が流れていて、岳斗先生が「あなた出場するんですか?」ってくらい数分間に渡って入念にストレッチしていた。


エキシビションのバックステージでオープニングの出番が来たとき、前に立つデカが振り向いて、横に気を取られているゆづを促し、デカの後ろをゆづが脱力ゆらゆら歩きでついていく図が、昨年大晦日に放送された『全日本フィギュアスケート選手権2015 Both Sides』での屋外に出てキョロキョロしているゆづの肩をデカがガシッと抱きよせた映像に通ずる保護者感。

フィナーレでは2位のチェン君を差し置いてペアスケーティングで円を描きながらトリプルアクセル。黒い衣装のデカと白い衣装のゆづで陰陽のマークを描いているような軌道だった。
その後の男子シングル入賞者6人横並びでも上手端ゆづ、下手端デカというシンメ位置。



【羽生結弦】

2016NHK杯フィギュア優勝
(SP 1位 103.89 FS 1位 197.58 TOTAL 301.47


ショートプログラム♪Let’s Go Crazy
上下白だった衣装を薄い紫に変更。

高さ幅とも最高で加点3のついたトリプルアクセルはアウトイーグルのフォワードの足でそのまま踏み切り。


フリー♪Hope & Legacy
2連続4回転ジャンプ後にベスティスクワットイーグルが追加され、「月の光にざわめく」前の手のひらを上に向けて差し伸べる振付が手のひらを下に向けて見えない何かに向かって片手を前に伸ばす石川さゆりに。トメと間に余韻があっていい。
トリプルフリップ直前の「月の光に」部分で手のひらを前に押し出すように左手を伸ばし、その横に同じように右手を添える新たに追加された振付が好きだ。

後半の4回転サルコウ+トリプルトゥループがサルコウで転倒してセカンドがつけられなかったのでトリプルアクセル+ダブルトゥループの予定だったコンビネーションのセカンドをトリプルトゥループに変更してリカバリー。
タノ好きな私としてはセカンドは予定通り両手上げダブルトゥループをやってほしかったけれど、ファイナル進出のかかった勝負だもんね。
トリプルアクセル+ハーフループ+トリプルサルコウがダブルサルコウになったので少しでも加点をと降りた直後カナダではやらなかったイーグルにしたのか、N杯からのブラッシュアップの一環なのか。
カナダでは浅かったランジがほとんど片膝つくような深さ、そしてハイドロ、レイバックイナバウアーもたっぷり見せてくれて、どちらもちゃんと音に嵌っているのにカナダよりも優雅。
締めのスピンの最後に右頬に右手を添えたのはショートの演技直後に「もう少し」という口の動きをしながら丸めた指で小さなCのような形をつくった流れで、ローラのように丸めた指を頬に当てたのかも?


エキシビション♪Notte Stellata (イル・ヴォーロ)
(サン=サーンス 組曲『動物の謝肉祭』より「白鳥」)
アクセル一本目がパンクして二本目リベンジで大成功・・・と思って見ていたら、一本目はもともとシングルアクセルの変形技だったらしい。
エキシフィナーレで氷から上がった時奈々美先生と
ゆづ「ディレイドアクセル若干抜けてましたよね?」
奈々美先生「パンクかと思った」
ゆづ「パンクっぽいよね、ディレイドって。最初やった時みんなパンクだと思ってた」
という会話をしていた。

アンコール♪Let’s Go Crazy
エビ反りエアギタースライドは片手を後ろにつき、挙げた片手は前にも出さず回しもせず、両手を後ろに羽のように広げたので、上白、下黒の羽毛つき白鳥衣装も相まってやっぱりジョニー。

鬼門スケカナ門番はPチャン

2016-10-31 | フィギュアスケート
【羽生結弦】グランプリシリーズ

スケートカナダ2016 
2位(SP 4位 79.65 FS 2位 183.41 TOTAL 263.06)


ショートプログラム♪Let’s Go Crazy
4回転ループダウングレードで前向きに降りてしまい、片膝をついたまま半回転したが、これが振付に見えるほどのカッコよさ。立ち上がってすぐにイーグル。
4回転サルコウも3回転になってしまい、セカンドがつけられなかった。
加点2.71がついたトリプルアクセルは「Oh, no lets go!」の音にピタリと嵌った着氷タイミングでカッコイイ。
シーズン初戦ではジョニー・ウィアーっぽかったエビ反り後ろ手つきスライドも挙げた方の手を後ろから前へ直線的にではなく、ぐるりと回して前に出すことで膝をついて仰け反るロックスターに。

フリー♪Hope & Legacy
シーズン初戦ではドーナツスピンどまりだったところをビールマンも。大人になって筋肉がつくとできなくなる選手が多いので、毎シーズン「まだできる」とホッとするが、怪我した左足を庇って腰を痛めたというので、今シーズンは別の意味でもホッとする。
『もののけ姫』の「月の光にざわめく」の部分に似たメロディの前に手を差し伸べる振付けが加わった。
溶けたリンクに体力を奪われたか終盤疲れが見え、フライングバタフライが瀕死の蝶、締めのスピンでピタッと止まれずよろける。



エキシビション♪Notte Stellata (イル・ヴォーロ)
(サン=サーンス 組曲『動物の謝肉祭』より「白鳥」)
振付:デビッド・ウィルソン

ハイドロブレーディングで円を描き、時計回りのスプレッドイーグルで半円、逆周りのスプレッドイーグルで半円、また時計回りのスプレッドイーグルで半円。
これ、オリンピックではプロジェクションマッピングで五色の円描いてもらって五輪マークできちゃうんじゃないの?



ゆづまおDisc2015.12 - 2016.10

2016-10-02 | フィギュアスケート
全日本フィギュアスケート選手権2015

ショートプログラム♪「ショパン バラード1番」(2015年12月25日)
フリー♪「SEIMEI」(2015年12月26日)

オールジャパンメダリスト・オンアイス2015(2015年12月28日)

『全日本フィギュアスケート選手権2015 Both Sides』(2015年12月31日放送)

NHK杯フィギュア「スペシャルエキシビション」(2016年1月9日)

『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV』(2016年2月7日放送)
・グランプリファイナルで実況が「羽生結弦が羽生結弦を超えました!!」と叫んでいた時のキスクラ「Why I'm crying? I don't know」等の実況消し音声
・開会式前にネクタイが上手く結べず崇ちゃんに助けてもらった時の映像
・フィナーレで樹くんがエキシで使っていたクイーンの曲が流れ、樹プロのスライディングエアギターを真似る別カメ映像
・表彰式で晶磨くんがカン違いして腕を組んできた場面の読唇術。

『浅田真央 未来への光~子供たちとともに~』(2016年2月11日放送)
♪「ジュピター~未来への光~」

『ニューイヤー・オン・アイス in 大阪』(2016年1月16、17日)
♪「The Final Time Traveler」
フィナーレ

『世界フィギュアスケート選手権2016 男子ショート』(2016年3月31日)
♪「ショパン バラード1番」

『世界フィギュアスケート選手権2016 男子フリー』(2016年4月2日)
♪「SEIMEI」

『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV』(2016年7月30日放送)
・GPFトップ3ソファルームに駆け込んできてゆづに抱き着き、胸に頭を乗せるハビ
・世選トップ3ソファで悔しがるゆづの膝をポンポンして励ますハビ、表彰式前にもハグして励ますハビの言葉を読唇
・エキシリハのまおゆづ

『24時間テレビ』(2016年8月27日放送)
くまモンと氷上コラボ♪「星に願いを」(VTR)
♪「ホワイト・レジェンド~白鳥の湖~」(LIVE)

『Going! Sports & News』(2016年10月1日放送)
クリケットクラブで4回転ループ

『羽生結弦シーズン初戦!カナダオータムクラシック』(2016年10月15日放送)
ショートプログラム♪Let’s Go Crazy(10月1日)
フリー♪Hope & Legacy(10月2日)

ロッテガーナチョコレートCM(まお/ゆづ)







You're on your ownだけどさ

2016-10-02 | フィギュアスケート
【羽生結弦】

左足甲の痛みを抱えつつ乗り切った昨シーズン。
世界選手権の後検査を受け、左足リスフラン関節靭帯損傷で医師から1カ月半歩行すら禁じられ、4月から6月まで氷に乗れず、9月にやっとジャンプ練習を始めたが、右足で踏み切り右足で降りるループしかできなかったという。
左足をかばって腰を痛め、今大会直前に右足首も痛めた。


シーズン初戦 オータムクラシック 優勝
(SP 1位 88.30 FS 1位 172.27 TOTAL 260.57)


ショートプログラム♪Let’s Go Crazy(プリンス)
振り付け:ジェフリー・バトル
怪我の功名世界初4回転ループ(しかもイーグルサンド~イナバウアー)成功。
4回転サルコウパンクでセカンドのトリプルトゥループ転倒。

バックアウトカウンターからのトリプルアクセル、着氷後フリーレッグを着かずにそのまま頭より高く振り上げ~ヘの字ランジ。
レベル3だったけれどスピードのあるスピン、レベル4をとったよく動くステップ、ジョニー・ウィアーのようなエビ反り後ろ手つきスライドで会場を盛り上げた。


フリー ♪Hope & Legacy
(「ヴュー・オブ・サインレンス」~「Asian Dream Song」久石譲)
振り付け:シェイ=リーン・ボーン
高さがあり、すばらしく美しい4回転ループだったのになぜか加点0.40。
幅のある4回転サルコウも0.80。
4回転トゥループで派手に転倒。左足のつま先をつくトゥループジャンプはまだ足の甲が痛いのに無理しているのではないかと勘繰ってしまう。
トリプルアクセル+ダブルトゥループのセカンドは両手挙げタノ。
続くトリプルアクセルからの3連続ジャンプはハーフループの後1回転になり、最後のトリプルルッツは踏ん張りがきかない感じで崩れるように転倒したが、スピン、ステップは全てレベル4で、オペラ座の怪人と陰陽師に続いてシェイリーン先生の振付でエキシビションかと思うような情感のこもった演技。

演技直後のインタビューで「次の試合でノーミスします。やります。絶対。そのくらい、そのくらい練習していきます。そうじゃないと・・・そうじゃないと羽生結弦じゃないです」と答えたのがスポーツニュースでは「次の試合でノーミスします。そうじゃないと羽生結弦じゃない」と間の言葉を編集でカットされ、スポーツ紙の見出しでは「ノーミスしないと羽生結弦じゃない」という傲慢な印象に歪曲されてしまった。
「そうじゃないと」にかかる言葉は「ノーミス」じゃなくて「練習」なのに。

オーサーコーチは今シーズンの復帰に反対したが、本人が「左足が壊れても勝つ」と、2014グランプリシリーズ血染めのファントムの「死んでもやる」ふたたび、みたいなことをいったらしい…
これも活字になるまでに意図的に歪曲された言葉かもしれないけれど、練習のしすぎでグランプリシリーズよりも大事な全日本とプレオリンピックシーズンで枠取りがかかる世界選手権の前に足が壊れてしまうんじゃないかと恐ろしくなる。

狂気の沙汰としか思えなかったあの中国大会の感想で「オリンピックシーズンでもない、グランプリファイナルでも全日本でもない試合になぜここまで・・・と思ったが、あの震災を経験して、必ずしもスケートが滑れる明日がくるとは限らないということを知ってしまったからなのかもしれない。」と書いた時と同じ気持ちになった。

ショートプログラム「Let’s Go Crazy」の歌詞がそんな羽生結弦イズムにリンクする。
Instead of asking him how much of your time is left
Ask him how much of your mind
(医者に)あとどのくらい生きられるかと聞くかわりに
いつまで正気でいられるか聞けよ
Baby ‘cuz
In this life things r much harder than in the afterworld
In this life you're on your own
ベイビー、この世はあの世よりハードで
自分の力で生き抜かなけりゃいけないんだから
(訳詞:はにわん)
You're on your ownには、(君は君の物だから)好きなようにすればいいという意味もある。

道産子しゅうくんの2015-2016シーズン

2015-12-27 | フィギュアスケート
中村優 2015-2016シーズン

ショート「リベルタンゴ」(ピアソラ)
フリー「ピアノ協奏曲第2番」(ラフマニノフ)

9月 ISUジュニアグランプリ オーストリア大会
10位(159.54 SP 7位 FS 10位)

10月 第9回西日本学生フィギュアスケート選手権大会(兼 第88回日本学生氷上競技選手権大会選考競技会)3位

11月 第84回全日本ジュニア選手権
5位(172.83 SP 2位 FS 8位)

12月 第84回全日本選手権大会
9位(194.84 SP 8位 FS 11位)



『オールジャパン メダリスト・オン・アイス 2015』(2015年12月28日)
エキシビション「リベルタンゴ」(2016年1月11日BSフジ放送)

1月 第88回 日本学生氷上選手権大会
団体2位 関西大学(吉野晃平、湯浅諒一、中村優)
個人5位(177.90 SP 2位 FS 7位)

3月 2016年世界ジュニアフィギュアスケート選手権
12位(186.22 SP 12位 FS 13位)


「羽生結弦が羽生結弦を超えました!」

2015-12-13 | フィギュアスケート
(タイトルはテレビ朝日アナウンサーの名実況)


フィギュアスケートグランプリファイナル2015(スペイン バルセロナ)


ショートプログラム♪「ショパン バラード1番」(2015年12月10日)
フリー♪「SEIMEI」(2015年12月12日)
エキシビション♪「天と地のレクイエム」(2015年12月13日)

自身がNHK杯で出した世界歴代最高点322.40(SP 106.33 FS 216.07)を塗り替え、330.43(SP 110.95 FS 219.48)をマークし、史上初GPF三連覇を達成。

今回GPF初参戦の昌磨くんがノーミスでパーソナルベスト(FS 190.32)を出し、ハビもノーミスでパーソナルベスト(FS 201.43)を出して大歓声を浴びた直後の滑走で、プレッシャーに打ち勝ちノーミスで滑りきった。

NHK杯からの一週間、通し練習を重点的にやってきた成果か、スタミナの心配を感じさせなかったが、NHK杯は最後までもつのかが心配な分、終盤の力を振り絞ったステップが感動的だった。
神がかり的な演技はファイナルも同様だが、私はNHK杯のSEIMEIばかりリピートしている。
音響の良さ、観客の静寂と歓声、ビールマンスピンはNHK杯の方が回転速度があって美しい。
惜しむらくは鬼門のルッツを成功させた後、両手でガッツポーズをしているところ。ここは体を傾けて片腕をまわしたファイナルの方が優美で好きだ。

伝説になった少年は更なる高みへ

2015-11-29 | フィギュアスケート
グランプリシリーズ第6戦 NHK杯(長野ビッグハット)

ショートプログラム♪「ショパン バラード1番」(2015年11月27日)
フリー♪「SEIMEI」(2015年11月28日)
エキシビション♪「天と地のレクイエム」(2015年11月29日)


グランプリファイナル三連覇を狙う羽生結弦選手がショート・フリーともにノーミスで演じきり、世界初の300点超え、歴代最高得点322.40(SP 106.33 FS 216.07)を叩き出し優勝した。


ショートプログラムは二種類の4回転ジャンプ、4回転-3回転のコンビネーション、トリプルアクセルを決め、スピン・ステップともにレベル4。

フリーは二種類の4回転ジャンプ、演技後半に4回転-3回転のコンビネーション、二本のトリプルアクセル(いずれも単発ではなく二連続と3回転を含む三連続のコンビネーション)と苦手のルッツもエッジエラーなく決め、スピン・ステップともにレベル4。


エキシビションではグランプリシリーズ初参戦のデカとの仲良しツーショットも見られ、7年前、まさにこの会場ビッグハットで開催された全国中学校スケート大会でフェイも含めた同学年トリオを初めて生で見た私は「やっとまた同じ土俵に立てたね・・・」と胸熱

止むなくザヤったけど、うっかりオダったんじゃないからねっ

2015-11-02 | フィギュアスケート
フィギュアグランプリシリーズ2015 第2戦 カナダ大会


ショートプログラム♪「ショパン バラード1番」(2015年10月31日)
フリー♪「SEIMEI」(2015年11月1日)
エキシビション♪「天と地のレクイエム」(2015年11月2日)

羽生結弦選手が今シーズン初戦カナダ・オータムクラシック(2015年10月15日 - 10月16日 SP )から更にプログラムをブラッシュアップさせて挑んだグランプリシリーズ。
ショートはまさかのミスにより73.25で6位発進だったが、フリーは186.29で1位、トータル259.54で、二日連続ノーミス演技をした村上大介選手をおさえ逆転優勝した。


ショートでは後半に組み込んだ4回転ジャンプがダブルトゥループになってしまい、続く3回転-3回転の連続ジャンプのセカンドが2回転になってしまったので、隣接するジャンプの中に同じ種類のジャンプがあった場合連続ジャンプであっても丸ごと0点という非情なルール改正により、せっかく成功したトリプルルッツまでなかったことにされてしまい、スピン・ステップともにレベル4であったにもかかわらず6位にとどまった。

フリーでは冒頭の4回転サルコウ、4回転トゥループともに見事に決め、後半の4回転は片手をついたものの流れを止めずにセカンドをつけ、続くトリプルアクセルの着氷も万全ではなかったためセカンドが本来トリプルトゥループであったところを無理して回転不足になると前日の二の舞になってしまうとの賢明な判断で止む無くシングルにしたという感じ。
ゆづならどんな体勢からでもダブルくらい簡単につけられるのに、ルール改正のせいでわざとシングルにしなければならないなんて・・・
アナウンサーは「ふたつめが3回転の予定が1回転になりました」といい、解説の織田殿は自分が現役時代計算ができなくてよくザヤる選手だったので昨日のショートも生解説の時点では気付いていなかったようだし、今日も無言。
これでは一般視聴者は「3回転が2回転になっただけならまだしも1回転だなんて羽生選手ダメダメじゃん」と誤解してしまう。
選手が全力を出せないルールはおかしい。
昨日もスケヲタが集う場所ではない雑談掲示板で「羽生は改正されたルールを知らずにオダった」といわれていた。私は後日ログを読むだけのロム専なので説明できず悔しかったが、そこでだけ反論しても世間のあちこちで羽生は頭の悪い失敗をしたと思われているのだろう。

トリプルアクセルとトリプルサルコウを含む3連続ジャンプとトリプルループを決めたが、トリプルルッツで横倒しに転倒、スタミナが切れたような立ち上がり方だったが、すぐにフライングバタフライからのシットスピン。
力を振り絞ってステップ~ハイドロ~レイバックイナバウアー。
ニースの荒ぶるロミオを彷彿させる、闘う陰陽師に鳥肌が立った。

オータムクラシック後に野村萬斎氏と対談して教えを受け、片手挙げスタンバイを狩衣の袖と烏帽子ありきの後ろ位置で左手を握り、印を結んだ右手を唇に当てる映画のシーンと同じポーズから天地人を統べる掌上向きポーズへと変更し、能舞台で足を大きく打ち鳴らすように片足を上げてから氷を踏みつける締めに変更した。

演技後ブンと顔を横に振り、湧き上がる歓声に不敵な笑みを浮かべる。

ゆづDisc2015.10 - 12

2015-10-31 | フィギュアスケート
フィギュアグランプリシリーズ2015 第2戦 カナダ大会

ショートプログラム♪「ショパン バラード1番」(2015年10月31日)
フリー♪「SEIMEI」(2015年11月1日)
エキシビション♪「天と地のレクイエム」(2015年11月2日)


フィギュアグランプリシリーズ2015 第6戦 NHK杯フィギュア

ショートプログラム♪「ショパン バラード1番」(2015年11月27日)
フリー♪「SEIMEI」(2015年11月28日)
エキシビション♪「天と地のレクイエム」(2015年11月29日)


フィギュアスケートグランプリファイナル2015

ショートプログラム♪「ショパン バラード1番」(2015年12月10日)
フリー♪「SEIMEI」(2015年12月12日)
エキシビション♪「天と地のレクイエム」(2015年12月13日)


12/14『めざましテレビ』
スポーツニュース


ゆづDisc2015.4 - 2015.10

2015-10-18 | フィギュアスケート
『世界フィギュアスケート国別対抗戦2015 男子フリー』(2015年4月17日)
♪「オペラ座の怪人」より 

『世界フィギュアスケート国別対抗戦2015 エキシビション』(2015年4月19日)
♪「パリの散歩道」

『フィギュアスケートTV!』(2015年5月10日放送)
2009年全日本選手権フリー(2009年12月26日)
♪「パガニーニの主題による狂詩曲」

『ファンタジー・オン・アイス2015 in 幕張』(2015年5月30日)
3時間生放送
♪「Vertigo」
♪「Believe」

『中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!』(2015年5月31日放送)
国別対抗戦エキシビション フィナーレでの4回転ループホップトリプルアクセル
国別対抗戦練習中の4回転ループ

『ファンタジー・オン・アイス2015 in 静岡』(2015年6月6日)
♪「Hello, I Love You」
♪「Believe」

『ファンタジー・オン・アイス2015 in 神戸』(2015年7月11日)
♪「SEIMEI」
♪「天と地のレクイエム」

『ドリーム・オン・アイス 2015』6月13日公演(2015年7月18日放送)
♪「SEIMEI」

『フィギュアスケートTV!』(2015年7月12日放送)
6/14 ドリーム・オン・アイスフィナーレでのクワドアクセル映像

『プリンスアイスワールド』(2015年7月19日放送)
プリンスアイスワールド2014八戸公演での♪「花になれ」

『24時間テレビ38 愛は地球を救う』(2015年8月22日放送)
♪「天と地のレクイエム」
♪「花になれ」

ロッテガーナチョコレートCM(2015年9月~放送)
「二人の浅田真央」篇15秒+「二人の羽生結弦」篇15秒

『フィギュアスケート シーズン開幕!フィンランディア杯&グランプリシリーズ直前SP』(2015年10月17日放送)
カナダ・オータムクラシック(2015年10月15日 - 10月16日)

ショートプログラム♪「ショパン バラード1番」
フリー♪「SEIMEI」




シーズン初戦はクリケットのお膝元で足慣らし

2015-10-16 | フィギュアスケート
カナダ・オータムクラシック(2015年10月15日 - 10月16日 SP 93.14 FS 184.05 TOTAL 277.19)
(ジャッジスコアの+REPマークは繰り返しの意)

ショートプログラム「ショパン バラード1番」
昨シーズン怪我のため完成形を見せられなかったプログラムを後半に4回転を跳ぶ本来の構成にして挑み、冒頭のトリプルアクセル、スピン、ステップともに最高レベルながら、後半に4回転を跳ぶということに慣れず、アンダーローテーション。


フリー♪「SEIMEI」
冒頭に二種類の4回転。サルコウはもう自分のものにした感じ。
後半の4回転が単独になってしまった。
以前は同じ種類のトリプル以上のジャンプを跳ぶ場合連続ジャンプの予定が単独になってしまってもコンビーネションジャンプとしてカウントされたが、昨シーズンからのルール改正により繰り返しのジャンプとして+REPマークがつくようになった。
単独になってしまってもリカバリーで単独予定のジャンプにセカンドをつけることができるようになったが、隣合うジャンプの中に同じ種類のジャンプがあった場合コンビネーションであっても丸ごと0点になるというナンセンスなルールもできたので、よほど頭の回転が早く冷静な選手でなければ急遽構成を変更することは難しいだろう。

スピン、ステップともにレベル4。
両手を広げ足を交差させてゆっくり歩を進めるステップのとき解説の佐野氏が「もっと動いてほしいですね」とコメントしたが、ここは緩急つけるための静の部分なので、あれでよいのだ。



道産子しゅうくんの2014-2015シーズン

2015-06-13 | フィギュアスケート
中村優 2014-2015シーズン

ショート「リベルタンゴ」
フリー「四季」
エキシビション「Un Glorno Per Noi」
※映画「ロミオとジュリエット」より ニーノ・ロータ作曲「愛のテーマ」イタリア語版

2014年8月 JGPリュブリャナ杯(スロベニア)
10位(150.13 SP 8位 FS 12位)

10月19日深夜、BS朝日にて放送

2014年11月 JOCジュニアオリンピックカップ大会第83回全日本ジュニア選手権大会(大晦日昼3時からBSフジにて放送)
3位(184.08 SP 3位 FS 3位)



2014年12月 第83回全日本フィギュアスケート選手権大会(フジテレビにて生中継)
12位(170.01 SP 11位 FS 13位)
ジャッジスコアの!マーク は踏み切りが曖昧であったとの注意。エッジエラーの場合はeマークがつく。

『メダリスト・オンアイス2014』(2014年12月29日フジテレビにて放送)
バックステージ、フィナーレ

『メダリスト・オンアイス2014』(2015年1月11日BSフジにて放送)
「Un Glorno Per Noi」

『ドリーム・オン・アイス 2015』6月13日公演(2015年7月18日BSフジにて放送)
「ロミオとジュリエット」

ドラマティックシーズン終幕

2015-04-19 | フィギュアスケート
世界フィギュアスケート国別対抗戦2015 


羽生結弦選手がショート・フリー共に1位でチーム日本を銅メダルに導いた。

ショート♪ショパン バラード1番
後半3回転-3回転のコンビネーションがルッツで乱れ、セカンドのトゥループがアンダーローテーションで転倒したが、他のジャンプは完璧でスピン・ステップはすべてレベル4。
今シーズン何度も染め直した衣装が純白から淡い水色、濃い青へと変化していったように、儚げな印象から力強く自信に満ち溢れた演技に変った。

フリー♪「オペラ座の怪人」より 
お手本のような4回転サルコウ、二本目は4回転の予定が3回転になってしまったが、トリプルトゥループとして加点のつく乱れのないジャンプで、後半のトリプルアクセル+トリプルトゥループを3回転ジャンプの重複ルールでノーカウントにならないようセカンドを2回転に変更するという冷静さも持ちながら情熱的にファントムを演じきり、スピン・ステップはすべてレベル4、他のジャンプもきれいに決めて、もともと4回転を一回しか入れないプログラムだったならノーミスといえる、完全保存版のオペラ座を今シーズン最後に残してくれた。

エキシビション♪「パリの散歩道」
毎日何時間も練習している使用シーズンではないのに、全く手を抜かない試合ばりの演技で完璧ノーミス。
しかもフィナーレでは前人未到の4回転ループ+トリプルアクセルという離れ業を決め、お腹の手術の糸が飛び出して炎症を起こしている病み上がりとは思えない超人ぶり

ゆづDisc2014.12 - 2015.4

2015-04-16 | フィギュアスケート
【羽生結弦】

『羽生結弦 世界へ届ける「花は咲く」』(12月13日放送)

『フィギュアスケートグランプリファイナル2014 男子フリー』(2014年12月13日)
♪「オペラ座の怪人」より 

『フィギュアスケートグランプリファイナル2014 エキシビション』(2014年12月14日)
♪ザ・ファイナルタイムトラベラー

『羽生結弦 世界へ届ける「花は咲く」』(12月27日放送)
メイキング

『全日本フィギュアスケート選手権2014 男子ショートプログラム』(2014年12月26日)
♪ショパン バラード1番

『全日本フィギュアスケート選手権2014男子フリー』(2014年12月27日)
♪「オペラ座の怪人」より 

『フィギュアスケートTV』(2015年1月9日放送)
2008年全国中学生スケート大会表彰式写真(ゆづ・フェイ・潤くん)

『世界フィギュアスケート選手権2015 男子ショートプログラム』(2015年3月27日)
♪ショパン バラード1番

『世界フィギュアスケート選手権2015 男子フリー』(2015年3月28日)
♪「オペラ座の怪人」より 
表彰式

『世界フィギュアスケート選手権2015 エキシビション』(2015年3月29日)
ザ・ファイナルタイムトラベラー
前日順位決定直後の映像(泣いているゆづを慰めるハビ)

『世界フィギュアスケート国別対抗戦2015 男子ショート』(2015年4月16日)
♪ショパン バラード1番

黄色い雨(プー)が降りそそぐ

2015-03-29 | フィギュアスケート
世界フィギュアスケート選手権2015 


会場はシーズン初戦で悪夢の衝突事故が起きた因縁のリンク。6分間練習で4回転トゥループをきれいに決めた後、もう一度4回転トゥループを跳んで転倒したところへ至近距離でテンくんがジャンプ着氷し、びっくりして肩をすくめる場面も。

ショート♪ショパン バラード1番
冒頭の4回転トゥループ着氷で手をついた以外はミスなく、スピン・ステップともにレベル4。
直前練習できれいに決めた一回目の4回転トゥループで補完してノーミス演技を脳内編集

フリー♪「オペラ座の怪人」より 
冒頭の4回転ジャンプがパンクしてダブルサルコウに、つづく4回転トゥループは回りきってから転倒。フリップにアテンションがついたが、他のジャンプはきれいに決め、スピン・ステップともにレベル4。
狂気を孕んだ中国杯のファントム、スタミナがなかったミドルティーンの頃のようなNHK杯のふぁんとむ、滑れる喜びに溢れてPhantomではなく幸せそうなFunトムになってしまったグランプリファイナル、神がかっていた全日本、そして今回は力が抜けて(力が入らない?)やわらかい印象の、ある意味ゆづらしいファントムだった。

エキシビション♪ザ・ファイナルタイムトラベラー

昨日の舞台裏映像で、ハビゆづの頭を抱き寄せ、涙を拭きながら首を振るゆづの頭を両手で掴んでおでこをこっつんこ、ハグの流れが本人解説(首を振っているとき「泣いてないよ、泣いてないよ」と言っていた等)の元放送された。