フィギュア界の既成概念を打ち崩すプロ転向

2022-07-21 | フィギュアスケート
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羽生結弦「引退」でなく「プロアスリート宣言」
期待感が止まらない、フィギュア界の既成概念を打ち崩す羽生の「プロ転向」


 レジェンドが「次のステージ」に向かう。

 フィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇を達成し、国民栄誉賞も受賞した羽生結弦が19日の記者会見でプロ転向を表明。今後は競技会に出場しない考えを示したが、その一方で「引退という言葉は好きじゃないので使いたくない」とも口にした。

フィギュアではなぜか強い「プロ転向=リタイア」のイメージ
「やっぱり新たなスタートとして次のステージに向かいたいっていう……。ネガティブに引退とか。不思議ですよね、フィギュアスケートって」

 会見の中ではこう疑問を投げかけ、その後も、

「現役がアマチュアしかないっていう感じで不思議ですけど。甲子園の選手が野球を頑張っていて、甲子園優勝しました、プロになりましたって、それって引退じゃないじゃないですか。それと同じだと思っていて。むしろそこからがスタート。そこからどうやって自分を見せていくのかとか、どれだけ頑張っていけるかが大事だと思っているので、そういう意味では新たなスタートを切ったなと今、思っています」

 と清々しい表情で前向きに話した。

 ここまで競技人生最大の目標として挑戦し続けてきた前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)については「皆さんの前で成功させられることを強く考えながら、これからも頑張っていく。より一層取り組んでいく」と述べ、今後も諦めることなく成功へ向けての強い意志を示した。

 そして「理想のフィギュアスケートを追い求めるのは競技会じゃなくてもできる。むしろ、競技会じゃない方が皆さんに見ていただけるんじゃないか」ともコメントするなど、プロ転向をポジティブにとらえ、どちらかというとアマチュアの立ち位置よりも幅が広がることを心から楽しみにしている様子だった。

 おそらく世の多くの人たちも、ずっと「?」を抱いていたであろう“案件”に関し、羽生は「ネガティブに引退とか。不思議ですよね、フィギュアスケートって」というストレートな言葉で胸の内を明かした。確かにフィギュアスケートの世界ではプロに転向しても、他のスポーツと違って「リタイア」のムードが強調されがちだ。

 実際、アマチュアの選手登録から外れる場合には日本スケート連盟(JSF)に「引退届」を提出するのが慣例とされている。それによってJSFが加盟する国際スケート連盟(ISU)のレギュレーションに則り、五輪や世界選手権などといった大半の競技会への出場資格を消失することになる。

 プロ転向の場合にはプロアマ混成の国際大会「フィギュアスケート・ジャパン・オープン」など一部競技会への参加が認められるとはいえ極めて限定的だ。そういう背景にこじつけて多くの報道でも「引退」や「第一線から退く」という、やや哀愁ムードの漂う表現が好んで用いられるのだろう。だが、それは筆者も含めて報じる側の身勝手な「エゴ」と言えるのかもしれない。

(2022.7.21 臼北 信行)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71065

羽生結弦 決意表明

2022-07-19 | フィギュアスケート
記者会見発言抜粋 
「競技者として他のスケーターと比べられ続けることはなくなりました。ただこれからは自分の事を認めつつ、また自分と闘い続けながらこれからも滑っていきたいと思っています。そして4回転半ジャンプにもよりいっそう取り組んで皆さんの前で成功させられることを強く考えながらこれからも頑張っていきます。どうか戦い続ける姿をこれからも応援していただけたら嬉しいです」

「4回転半ジャンプも含めて挑戦を続けて、これからもさらに高いステージに行けるように頑張っていきます。これからはプロのアスリートとして、そしてスポーツであるフィギュアスケートを大切にしながら、加えて羽生結弦の理想を追い求めながら頑張っていきます」


質疑応答
もう競技会には出ないという決断に至った経緯を聞かれ
「もう競技会に対して結果っていう事に対してもう獲るべきものは獲れたなっていう風に思ってますし、そこに対する評価をもう求めなくなってしまったのかなっていう気持ちもあります」

いつプロに転向しようと思ったかという質問に対する答えの中で
「これ努力してる方向間違ってるのかなとか、本当に頑張れてないのかなとか、いろんなことを考えながら競技をしてきました」

「もう別にここのステージにいつまでもいる必要はないかなと思って」

「より高いステージに立ちたいなと。よりいっそう努力したことがちゃんと皆さんに伝わるステージに行きたいなっていう風に思いました」


4回転がかなり過熱してっいった中で戦ってきた時代とこれからの時代について感想を求められ
「僕がフィギュアスケートを始めてすごく憧れを持った、トップの選手たちに憧れを持った時代って4回転ジャンプがプログラムの中に2本入ってたらすごい事だったんですよね。で、今の時代みたいにそんな4回転ジャンプが何種類も何種類も跳ばれるわけではないですし、まぁ1種類で2本だったりとかトリプルアクセルがあったりとか、そういった時代でした。まぁそれから4回転がなくなったりとか4回転を跳ばなくても勝てるような時代が来たりとか、いろいろあって今現在に至ってます。でも僕が好きだった、好きだったっていうか今もそうなんですけど、僕が好きなフィギュアスケートって、やっぱり僕自身が憧れた時代のスケートなんですね。なのであの時代4回転ジャンプ3本跳んだら優勝なのかっていわれたらそんなこともなくて、トリプルアクセルいっぱい跳んだから勝てるのかっていったらそんなこともなくて、なんかもっともっと心から何かを感じられるような演技、あぁこの人の演技見たいなって思ってもらえるような演技をこれからもし続けたいなっていう風に思っています。僕自身がそういう演技をこれまでもやってこれたかどうかはちょっと自分だけでは評価しきれないんですけれども、でもこれから僕自身がそういう演技をもっとしたいなって思ってますし、これからの競技フィギュアスケート界っていうのがまたルールが変わったりとかして毎年ルールがちょっとづつ変更あるんですけども、これからルールが変わったり、またいろんなことがあるかもしれないですけど、僕は僕の、僕が大好きだった時代の、僕が追い求めている理想の形のフィギュアスケートを更に追い求めたいなって思ってます」

※今シーズンのルール改正では表現力を評価する演技構成点から「要素のつなぎ」と「曲の解釈」の項目が無くなり「演技力」の項目は曲の解釈などを含めた「プレゼンテーション」に変更になる。

「スポーツとしてのフィギュアスケートの競技というところからは抜けて違う新たなステージに、一歩高い所に上がっていくっていう風に自分の中では位置づけている」

ニュース番組生出演
『news23』
羽生結弦の”理想”とは?
「やっぱりジャンプももちろんなんですけど『すごいジャンプ跳んだなー』とか『すごい上手いジャンプ跳んだなー』とか、それだけじゃなくて、僕はフィギュアスケートっていうものとしてやっぱり『あ、なんかひとつの作品として素晴らしいな』って思ってもらえるようなプログラムたちを滑っていきたいですね。それはもう、なかなか一般の人たちにも伝わるようにっていうのは難しいと思うんですね。やっぱり4回転半跳んだら『4回転半だ。わーっ!』って絶対なると思いますし。でもそれもそれでまた嬉しくて。やっぱりそれはそれでちゃんとやっていきたいし、自分が目指すフィギュアスケートの、その一体感みたいなものも更に追求していきたい」

選手として見せたかったものとプロとして見せたいものの違いは?
「なにもないです、正直、それがジャッジの方たちに見せるのか、それとも皆さんに見ていただくのかの違いだと思います」

『news zero』
勝ち負けの世界から離れる気持ちは?
「これは正直な話をしてしまうと、僕はたとえば表現とかスケートの技術だったりとか、そういった面でほぼ満点といわれる点数をもう2015年くらいには取ってしまってるんですよ。で、それから常に常に努力をし続けていろんなスケートの技術だったり表現面だったり音の解釈だったり色んなことを勉強して頑張ってきたんですけど、やっぱりもう満点くらいを取ってしまってるので上がったり、むしろ下がる事の方が多いんですよね。それが特に自分が努力してきた点とかとやっぱり乖離してきてしまうところもあったりとか、でもそれを『あぁ上手くなったな』とか『やっぱ羽生結弦のスケート違うよね』って思ってくださる方々がたくさんいらっしゃることもわかって、あ、僕はちゃんと皆さんに見てもらった方が幸せだなっていう風に思って、なんか別にそこに勝ち負けをつける必要はないかなって思ってしまいました」

「北京オリンピック出る前からもう北京が最後だって思いながら挑みました。でもこれが最後だって思いながら挑んだ試合はたくさんあります。正直その前の全日本選手権もそうでしたし、そういった中でやっとここまでこれたなって、やっと自分の事を赦すことができたなって思ってます。もうやっと自分のこと認めていいよって思いました。競技という枠だけじゃなくて、そこの勝敗だけじゃなくて、例えば過去の自分とか今の自分とか、もしかしたら明日の自分かもしれないですし、そういったものとの戦い、そして皆さんが期待してくださる自分の演技だったりとか、そういったものにどうやって応えていくのか、それよりももっと上に行けるかどうか、そういうものの戦いだと僕は思っているので、そこの勝敗を大事にしたいなと。なんかやっと自分は次の、上のステージに行ってもいいよって認められるような気がしています」

2022年7月

2022-07-03 | タカラヅカ
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2022-07-01 | 堂本光一
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7/16放送 ゲスト 25周年特別企画 KinKi Kidsにお願い!スタッフの願いを叶えてSP
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各局WS(25周年16社CM)
『ミュージックステーション』
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「硝子の少年」
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「Amazing Love」

7/27 各局WS
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